フランクス・ワイルド・イヤーズ
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トムは、アルバム『ソードフィッシュトロンボーン』(1983年)収録曲「ワイルドなフランクの話」から派生したミュージカル作品『フランクス・ワイルド・イヤーズ』の脚本と音楽を、妻キャスリーン・ブレナンと共作。トム自身が主演、後に映画監督として活動するゲイリー・シニーズが演出を担当して[9]、1986年6月22日にシカゴで初演。本作は、同ミュージカルの楽曲を改めてレコーディングしたもの。伝記本『トム・ウェイツ 素面の酔いどれ天使』の著者パトリック・ハンフリーズによれば、本作は舞台版の完全再現ではないが、「シカゴ公演を想像して楽しむには十分な内容」とのこと[10]。
アルバム前半(1.-9.)が「ACT I」、後半(10.-17.)が「ACT II」と銘打たれ、「ストレイト・トゥ・ザ・トップ」と「夢見る頃はいつも」はIとIIの両方に登場。トムとグレッグ・コーエンが共作した「ストレイト・トゥ・ザ・トップ」は、コンガ等のパーカッションを多用した「ルンバ篇」と、ジャズ的なアレンジの「ヴェガス篇」の2種類が収録されている。主人公のフランクはアコーディオンを弾くという設定で、アルバム・ジャケットにもアコーディオンが登場し、「コールド・コールド・グラウンド」「トレイン・ソング」では、ロス・ロボスのデイヴィッド・イダルゴがアコーディオンを演奏。
収録曲
特記なき楽曲はトム・ウェイツ作。
- セント・クリストファー - "Hang on St. Christopher" - 2:46
- ストレイト・トゥ・ザ・トップ〜ルンバ篇 - "Straight to the Top (Rhumba)" (Tom Waits, Greg Cohen) - 2:30
- ブロウ・ウィンド・ブロウ - "Blow Wind Blow" - 3:35
- テンプテイション - "Temptation" - 3:53
- 夢見る頃はいつも - "Innocent When You Dream (Barroom)" - 4:15
- アイル・ビー・ゴーン - "I'll Be Gone" (T. Waits, Kathleen Brennan) - 3:12
- 昨日が戻るまで - "Yesterday Is Here" (T. Waits, K. Brennan) - 2:29
- ウェイク・ミー・アップ - "Please Wake Me Up" (T. Waits, K. Brennan) - 3:36
- フランクの詩 - "Franks Theme" - 1:49
- モア・ザン・レイン - "More Than Rain" - 3:52
- ダウン・イン・ザ・ホール - "Way Down in the Hole" - 3:30
- ストレイト・トゥ・ザ・トップ〜ヴェガス篇 - "Straight to the Top (Vegas)" (T. Waits, G. Cohen) - 3:26
- ニューヨーク - "I'll Take New York" - 3:58
- イスタンブールからの電話 - "Telephone Call From Istanbul" - 3:12
- コールド・コールド・グラウンド - "Cold Cold Ground" - 4:07
- トレイン・ソング - "Train Song" - 3:20
- 夢見る頃はいつも - "Innocent When You Dream (78)" - 3:08