ヘッドフォン・ララバイ

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原作 窪田僚「ヘッドホン・ララバイ ―公園通りの青春―」
ヘッドフォン・ララバイ
Headphone Lullaby
監督 山根成之
脚本 小平裕
筒井ともみ
原作 窪田僚「ヘッドホン・ララバイ ―公園通りの青春―」
製作 幸田清
ジャニー喜多川
出演者 本木雅弘
薬丸裕英
布川敏和
音楽 田辺信一
主題歌 シブがき隊
「ヘッドフォン・ララバイ」
撮影 奥村正祐
編集 西東清明
配給 東映
公開 日本の旗 1983年7月10日
上映時間 100分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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ヘッドフォン・ララバイ』は、1983年に公開された、東映製作(提携:ジャニーズ事務所)の映画である[1][2]。監督は山根成之シブがき隊主演第2弾[1][3]高校駅伝をテーマとしている。原作は窪田僚のデビュー小説『ヘッドフォン・ララバイ~公園通りの青春』(1981年集英社コバルト文庫)。

キャスト

※エンドクレジット順

スタッフ

主題歌

挿入曲

  • シブがき隊 3rdアルバム「夏・Zokkon -Memories For You-」収録
    • 「あいつと俺とおまえ」
    • 「ミッドナイト・ストーム」
    • 「Memories For You」

製作

1983年1月12日に東京プリンスホテルで東映の新年会が開催され、1983年度の東映ラインアップの発表もあり、夏興業では『日本海大海戦 海ゆかば』を6月4日から7月15日まで、『陽暉楼』を8月6日に公開し、この間に夏のまんがまつりを7月16日から8月5日まで公開するとしていた[4][5][6]。数年9月興行が東映は上手くいっていなかったことから、鈴木常承東映取締役営業部長が高岩淡東映常務取締役企画製作部長に「9月を立て直したい」と頼み[6]、『陽暉楼』を後ろにずらして『伊賀野カバ丸』と『天中拳』の二本立てを夏興業に組み入れ[6]、1983年2月21日の東映本社会議室であった月例懇談会で、確定番組の製作現況などの説明があり、夏のまんがまつりは中止し、1983年7月16日から8月5日までの三週間興行で「シブがき隊のもの」とTVアニメの二本立てを予定、TVアニメに内容は来月発表すると告知された[7]。1983年4月に夏は前半がシブがき隊『ヘッドフォンララバイ』と『パタリロ』、後半を『伊賀野カバ丸』と『天中拳』の二本立てと発表された[8]。また『ヘッドフォンララバイ』は4月下旬にクランクインした、6月初旬クランクアップ予定と合わせて発表があった[8]。東映の夏興業はかなり強いと見られていた[8]。1983年7月16日にあった製作会見ではキャストは本木雅弘薬丸裕英布川敏和高部知子の4人だけが出席した[8]。『ヘッドフォンララバイ』は「いつも危険な誘惑にさらされながらも、それに逆らって生きる17才の少年たちとそんな彼らを見守る少女たちを通して、ヘッドフォンから流れるBGMをバックに青春まっただ中の年頃をさわやかに描く青春"メモリー"映画」と東映サイドから内容発表もあった[9]

1970年代青春映画の名手とも謳われた山根成之監督は、青春映画は久しぶりの演出[9][10]。当時は相米慎二森田芳光根岸吉太郎ら、若手監督がアイドル映画の監督に抜擢される傾向にあった[11]

キャスティング&撮影

ロケも多いが、室内シーンは全て東映東京撮影所(以下、東映東京)で行われた[8][10]。当時の東映東京は道を隔てた元の敷地にプラッツ大泉が開業し、規模が縮小されていた[10]。シブがき隊と早坂有紗役の高部知子が大人気で、同撮影所に連日大勢のファンが詰めかけた[10]。高部は当時は映画初出演と報じられた[10]。ストレートな青春映画をやるのは初めてで、山根監督が俳優に特別な演出を行わないことに驚いたという[10]

風間黎(本木雅弘)の住居は高校3年生ながらビルの屋上ペントハウス「MANSHON OF REI」に住む。場所は神宮前五丁目設定。ランニングコースは代々木競技場付近。吉井誠一郎(布川敏和)は「ばってん」を連発する熊本県出身であだ名はボクトツ。スナックで熊本の民謡田原坂」を歌う。山根監督が『愛と誠』でもやった人物が同じ所を3回通るカットをしつこく使い、画面をひっくり返したり、変な分割画面を使う[12]。誠一郎(布川)と黎(本木)は同じ有紗(高部)を好きになるが、黎と有紗が恋仲になり、二人のデートシーンでは赤坂明治神宮外苑絵画館渋谷などでロケが行われている[8][10]。他に映像作品でよく使われる神宮橋からコープオリンピアを含む表参道を捉えたカット、西新宿などのロケシーンがある[8]。有紗が誠一郎に呼び出された待ち合わせ場所は人気のない地下駐車場。案の定、ジョーこと西条徹(貞永敏)率いる不良グループにレイプされかけたが、黎と豊(薬丸)が乗り込む。しかし不良グループはガタイがよく、黎と豊は叩きのめされるが、運よくパトカーのサイレン音を聞き、慌てて逃げる。地下に上がると誠一郎がいて、仲間を助けなかったのかと驚かせる。豊が内緒でバイトするスナックは店名が「流氷」で、ママ未樹(中野良子)は、北海道の北の出身と言うが、誠一郎が憧れる流氷を見るため、二人で夏の北海道へ行く。

作品の評価

『映画年鑑』1985年版には「アイドル映画『ヘッドフォン・ララバイ』は凡調」と書かれている[13]

同時上映

脚注

外部リンク

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