ベルディ・ベク
From Wikipedia, the free encyclopedia
生涯
親族殺しのキョテン・ハン
ヒヴァ・ハン国史料ウテミシュ・ハージー『チンギズ・ナーマ Chingīz-nāma』(16世紀半ば成立)に「ベルディ・ハンは kökin yuyghan kötän khānと呼ばれている」という記述があり、この異名は「[一族を]根絶やしにしたキョテン・ハン kökin qırghankötän khān」の意とされる[4]。この異名はベルディ・ベクがハン位を奪う恐れのある親族や息子たちを殺害したという逸話からきており[5]、同様の話がティムール朝史料『ムイーン史選 Muntakhab al-Tawārīkh-i Muʿīnī』(1414年成立)にも見られる[6]。また、『ダフタリ・チンギズ・ナーマ』ベルリン写本[注釈 1]に見られる話ではないが、『ムイーン史選』はベルディ・ベク死後にある人物がベルディ・ベクの息子ケルディ・ベクとして推戴されたと伝え[6]、ウテミシュ・ハージー『チンギズ・ナーマ』はその人物が「偽 yalghan ケルディ・ベク」と呼ばれたことを伝える[5]。そして興味深いことに、『ムイーン史選』パリ写本の「王朝表 jadwal」において、ベルディ・ベクのラカブの欄に「kötän khān」、ケルディ・ベクのラカブの欄に「yalghan」と記載されているのである[7]。[3]
系図
ジョチから大オルダまでの系図
登場作品
- 映画
- 『オルド 黄金の国の魔術師』(2012年、ロシア、演:モゲ・ウルジャク)
