マシュー・ボイド (野球)
アメリカ合衆国の野球選手
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マシュー・ロバート・ボイド(Matthew Robert Boyd, 1991年2月2日 - )は、アメリカ合衆国ワシントン州ベルビュー出身のプロ野球選手(投手)。左投左打。MLBのシカゴ・カブス所属。愛称はマティー・B[2]。
| シカゴ・カブス #16 | |
|---|---|
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シカゴ・カブス時代 (2025年6月4日) | |
| 基本情報 | |
| 国籍 |
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| 出身地 | ワシントン州ベルビュー |
| 生年月日 | 1991年2月2日(35歳) |
| 身長 体重 |
6' 3" =約190.5 cm 215 lb =約97.5 kg |
| 選手情報 | |
| 投球・打席 | 左投左打 |
| ポジション | 投手 |
| プロ入り | 2013 MLBドラフト6巡目 |
| 初出場 | 2015年6月27日 |
| 年俸 | $10,000,000(2025年)[1] |
| 経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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| 国際大会 | |
| 代表チーム |
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| WBC | 2026年 |
この表について
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| 獲得メダル | ||
|---|---|---|
| 男子 野球 | ||
| ワールド・ベースボール・クラシック | ||
| 銀 | 2026 | |
経歴
プロ入り前
2012年のMLBドラフト13巡目(全体412位)でシンシナティ・レッズから指名されたが、この時は入団しなかった。
プロ入りとブルージェイズ時代
2013年のMLBドラフト6巡目(全体175位)でトロント・ブルージェイズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のA級ランシング・ラグナッツでプロデビュー。A+級ダニーデン・ブルージェイズでもプレーし、2球団合計で8試合(先発5試合)に登板して0勝3敗、防御率2.62、23奪三振を記録した。
2014年はA+級ダニーデンとAA級ニューハンプシャー・フィッシャーキャッツでプレーし、2球団合計で26試合に先発登板して6勝7敗、防御率3.17、147奪三振を記録した。
2015年はAA級ニューハンプシャーで開幕を迎え、6月14日にAAA級バッファロー・バイソンズへ昇格。さらに6月27日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし、同日のテキサス・レンジャーズ戦で先発登板してデビューしたが、6.2イニングを投げて3被弾、4失点で敗戦投手となった[3]。この年ブルージェイズでは2試合に先発登板して0勝1敗、防御率14.85、7奪三振を記録した。
タイガース時代

(2019年1月25日)
2015年7月30日にデビッド・プライスとのトレードで、ダニエル・ノリス、ハイロ・レイバートと共にデトロイト・タイガースへ移籍した[4][5]。移籍後初登板となった8月5日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦で先発登板してメジャー初勝利を挙げた[6]。この年タイガースでは11試合(先発10試合)に登板して1勝4敗、防御率6.57、36奪三振を記録した。2球団合計では13試合(先発10試合)に登板して1勝6敗、防御率7.53、43奪三振を記録した。
2016年はメジャーで20試合(先発18試合)に登板して6勝5敗、防御率4.53、82奪三振を記録した。
2017年4月22日のミネソタ・ツインズ戦でミゲル・サノに対して故意死球を狙った背中を通過する投球を行なった結果、サノに指を差されながら激昂され、これを止めにかかったジェームズ・マッキャンをサノが殴打し、両チームから選手が出てきて乱闘が起き、サノと同じく退場となった[7]。9月17日のシカゴ・ホワイトソックス戦では9回二死までホワイトソックス打線を無安打に抑えていたが、ティム・アンダーソンに二塁打を打たれノーヒットノーランを逃した[8]。
2021年4月1日のインディアンスとの開幕戦で2年連続2度目の開幕投手を務めた[9]。9月に左手指の屈筋の手術を受け、シーズン終了となった[10]。オフの11月30日にノンテンダーFAとなった[11]。
マリナーズ時代
2022年3月20日にサンフランシスコ・ジャイアンツと520万ドルの1年契約を結んだ[12]。オプションとして最大230万ドルの出来高が含まれる[12]。この年は開幕から前年受けた手術のリハビリに努めた。ジャイアンツでの登板がないまま、8月2日にマイケル・ストライフェラー、アンディ・トーマスとのトレードで、カート・カサリと共にシアトル・マリナーズへ移籍した[13]。オフの11月6日にFAとなった[14]。
タイガース復帰
2022年12月15日に古巣のタイガースと1000万ドルの1年契約を結んだ。[15]。オプションとして最大100万ドルの出来高が含まれる。
2023年6月26日のレンジャーズ戦で左肘の痛みを訴えて途中降板し、翌27日にシーズン終了となるトミー・ジョン手術を受けることが発表された[16][17]。オフの11月3日にFAとなった[18]。
ガーディアンズ時代
2024年6月29日にクリーブランド・ガーディアンズとメジャー契約を結んだ[19]。8月13日のシカゴ・カブス戦で414日ぶりに登板し、前年に受けたトミー・ジョン手術からの復帰を果たした[20]。この年はわずか8試合の登板に留まったが、いずれも先発投手として起用され、2勝2敗、防御率2.72を記録した。古巣タイガースとのディビジョンシリーズでは第2戦と第5戦にそれぞれ先発登板し、この2試合で5奪三振ずつ、計10奪三振を記録した[21]。続くニューヨーク・ヤンキースとのリーグチャンピオンシップシリーズでも第3戦に先発登板。この試合では5イニングを投げて4奪三振、無失点と好投したが、チームは1勝4敗で敗退した。オフの10月31日にFAとなった。
カブス時代
2024年12月7日にシカゴ・カブスと2年総額2900万ドルの契約を結んだ[22]。オプションとして最大100万ドルの出来高が含まれる。
2025年は故障者が出た先発投手陣を支える活躍をみせ、7月6日に自身初となるオールスターゲームに選出された[23]。この年は31試合に先発登板して179.2イニングを投げ、14勝8敗、防御率3.21、154奪三振、WHIP1.09を記録し、充実のシーズンを過ごした[24][25]。
2026年はシーズン開幕前の3月に開催された第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のアメリカ合衆国代表に選出された。3月17日の決勝のベネズエラ戦に敗退し、2大会連続の準優勝となった[26]。
選手としての特徴
左投げスリークォーター気味のオーバースローから最速150km/h前後のフォーシームを投げ込む。投球の最大の特徴はチェンジアップであり、速球との球速差とリリースの一致により打者のタイミングをずらす球種として機能している。特に右打者に対して有効で、空振りや弱いコンタクトを誘発する重要な武器となっている。加えてスライダーやカーブも併用し、変化球主体で投球を組み立てる傾向がある。近年は横方向の変化を強めたスイーパー系のスライダーも取り入れており、チェンジアップとのコンビネーションで打者の対応を難しくしている[27]。
人物
出身がシアトル近郊ということもあり、幼少期からシアトル・マリナーズのファンであった[29]。
詳細情報
年度別投手成績
| 年 度 | 球 団 | 登 板 | 先 発 | 完 投 | 完 封 | 無 四 球 | 勝 利 | 敗 戦 | セ 丨 ブ | ホ 丨 ル ド | 勝 率 | 打 者 | 投 球 回 | 被 安 打 | 被 本 塁 打 | 与 四 球 | 敬 遠 | 与 死 球 | 奪 三 振 | 暴 投 | ボ 丨 ク | 失 点 | 自 責 点 | 防 御 率 | W H I P |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2015 | TOR | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | .000 | 36 | 6.2 | 15 | 5 | 1 | 0 | 0 | 7 | 2 | 0 | 11 | 11 | 14.85 | 2.40 |
| DET | 11 | 10 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | 0 | 0 | .200 | 216 | 50.2 | 56 | 12 | 19 | 0 | 1 | 36 | 2 | 0 | 39 | 37 | 6.57 | 1.48 | |
| '15計 | 13 | 12 | 0 | 0 | 0 | 1 | 6 | 0 | 0 | .143 | 252 | 57.1 | 71 | 17 | 20 | 0 | 1 | 43 | 4 | 0 | 50 | 48 | 7.53 | 1.59 | |
| 2016 | 20 | 18 | 0 | 0 | 0 | 6 | 5 | 0 | 0 | .545 | 412 | 97.1 | 97 | 17 | 19 | 0 | 4 | 82 | 1 | 0 | 51 | 49 | 4.53 | 1.30 | |
| 2017 | 26 | 25 | 1 | 1 | 0 | 6 | 11 | 0 | 0 | .353 | 605 | 135.0 | 157 | 18 | 53 | 3 | 3 | 110 | 2 | 0 | 84 | 79 | 5.27 | 1.56 | |
| 2018 | 31 | 31 | 0 | 0 | 0 | 9 | 13 | 0 | 0 | .409 | 709 | 170.1 | 146 | 27 | 51 | 0 | 11 | 159 | 6 | 2 | 87 | 83 | 4.39 | 1.16 | |
| 2019 | 32 | 32 | 0 | 0 | 0 | 9 | 12 | 0 | 0 | .429 | 788 | 185.1 | 178 | 39 | 50 | 1 | 8 | 238 | 6 | 4 | 101 | 94 | 4.56 | 1.23 | |
| 2020 | 12 | 12 | 1 | 0 | 0 | 3 | 7 | 0 | 0 | .300 | 271 | 60.1 | 67 | 15 | 22 | 0 | 5 | 60 | 5 | 0 | 46 | 45 | 6.71 | 1.48 | |
| 2021 | 15 | 15 | 0 | 0 | 0 | 3 | 8 | 0 | 0 | .273 | 337 | 78.2 | 77 | 9 | 23 | 0 | 7 | 67 | 4 | 0 | 37 | 34 | 3.89 | 1.27 | |
| 2022 | SEA | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 1.000 | 53 | 13.1 | 5 | 0 | 8 | 3 | 1 | 13 | 0 | 0 | 2 | 2 | 1.35 | 0.98 |
| 2023 | DET | 15 | 15 | 0 | 0 | 0 | 5 | 5 | 0 | 0 | .500 | 303 | 71.0 | 69 | 11 | 25 | 0 | 2 | 73 | 2 | 0 | 46 | 43 | 5.45 | 1.32 |
| 2024 | CLE | 8 | 8 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | .500 | 166 | 39.2 | 32 | 4 | 13 | 0 | 2 | 46 | 0 | 1 | 16 | 12 | 2.72 | 1.13 |
| 2025 | CHC | 31 | 31 | 0 | 0 | 0 | 14 | 8 | 0 | 0 | .636 | 718 | 179.2 | 154 | 19 | 42 | 0 | 9 | 154 | 2 | 0 | 69 | 64 | 3.21 | 1.09 |
| MLB:11年 | 213 | 199 | 2 | 1 | 0 | 60 | 77 | 0 | 1 | .438 | 4614 | 1088.0 | 1053 | 176 | 336 | 7 | 53 | 1045 | 32 | 7 | 589 | 553 | 4.57 | 1.28 | |
- 2025年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
ポストシーズン投手成績
- 2025年度シーズン終了時
WBCでの投手成績
年度別守備成績
- 2025年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
記録
- MLBオールスターゲーム選出:1回(2025年)
背番号
- 46(2015年 - 同年途中)
- 48(2015年途中 - 2023年)
- 16(2024年 - )