マーシャル・ロー (映画)
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| マーシャル・ロー | |
|---|---|
| The Siege | |
| 監督 | エドワード・ズウィック |
| 脚本 |
ローレンス・ライト メノ・メイエス エドワード・ズウィック |
| 原案 | ローレンス・ライト |
| 製作 |
リンダ・オブスト エドワード・ズウィック |
| 製作総指揮 | ピーター・シンドラー |
| 出演者 |
デンゼル・ワシントン アネット・ベニング ブルース・ウィリス |
| 音楽 | グレーム・レヴェル |
| 撮影 | ロジャー・ディーキンス |
| 編集 | スティーヴン・ローゼンブラム |
| 配給 | 20世紀フォックス |
| 公開 |
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| 上映時間 | 116分 |
| 製作国 |
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| 言語 | 英語 |
| 製作費 | $70,000,000[1](概算) |
| 興行収入 |
|
『マーシャル・ロー』(原題:The Siege)は、1998年に製作・公開されたアメリカ映画。テロ題材としたフィクション映画である。
原題の"siege"は「包囲」を意味し、戒厳の前提状態の一つである「合囲状態」を意味するフランス語の「État de siège」に通じる。
邦題の「マーシャル・ロー (martial law)」 は「戒厳」の意味。原題のまま「シージ」では日本語として語感が今一つで、「戒厳令」では語感が重すぎるとの判断から採用された[2]。なお「マーシャル・ロー」は原題決定前の仮題でもあった[2]。
ニューヨークで大規模なテロが多発した時、警察やFBI、軍隊はそれにどう対処するべきか、自由の意味、法の価値などを説いている。
本来アメリカ国外でしか活動しないCIAと連邦軍がアメリカ国内でのテロに対処するためアメリカ国内で活動し、「アメリカ国外でCIAと連邦軍が行っていること」がアメリカ国内で行われることになる。アメリカ国内での違法行為を取り締まるFBIは、CIAと連邦軍の違法行為に直面する。
デンゼル・ワシントンとエドワード・ズウィックとの、3度目のコラボレーション作品であり、DVDの特典映像であるメイキング・オブ・マーシャル・ローでは、彼ら2人のお互いに対する思いや作品に傾ける熱意について詳しく語られている。
あらすじ
FBI捜査官のアンソニー・ハバートと相棒のレバノン系アメリカ人のフランク・ハダッドは満員のバスへの爆発物を使ったバスジャック事件に対応していた。爆発物は染料を撒き散らすだけの装置と判明し、犯人は逃亡した。FBIは、以前の爆破事件の容疑者であるシェイク・アハメッド・ビン・タリルの釈放要求を受ける。ハバートは別の容疑者を拘束する際、CIA工作員のエリーズ・クラフトの妨害を受け、彼女を逮捕する。その後、別のテロリストの脅迫があり、ニューヨーク市交通局のバスが自爆テロに遭い、25人が死亡する。FBIはサミール・ナズデを逮捕する。彼は講師の仕事の中で多数の生徒のビザ申請に署名をしていて、その中の一人が自爆事件の犯人の一人だった。サミールと性的関係があるクラフトは、彼がテロリストではなく、彼の身の自由が捜査に不可欠だと主張する。ハバートと彼のチームはテロリストグループを見つけ、殺害し、脅威は無くなったと思われた。
しかし、テロ事件は拡大し、賑わう劇場での爆破事件と小学校での人質事件、ついにはFBIのニューヨーク支局が入るワン・フェデラル・プラザの爆破事件が起こり、600人以上が死傷する。一部の顧問の反対を押し切って、大統領は戒厳令を敷き、ウィリアム・デヴェロー率いる第101空挺師団が、ブルックリン地区を占領、封鎖し、残りのテロリストグループを探す。ハダッドの息子フランク・ジュニアを含む全てのアラブ系男性がダウニング・スタジアムに集められ、勾留される。ニューヨーク市民が軍の占領とアラブ系への差別に反対する過激なデモを行う中、ハダッドは憤り、辞任する。
ハバートと、CIA工作員シャロン・ブリジャーであることが明らかになったクラフトは捜査を続け、容疑者としてタリク・フセイニを逮捕する。デヴェローはハバートを監視し、尋問中にフセインを拷問し、殺害する。フセイニは情報を制限されていたため重要情報は持っていない。落胆したブリジャーは、自分がサダム・フセイン体制に抵抗する武装勢力を訓練し、支援し、サミールと共に、シェイクの支持者を採用し、訓練していたことを認める。資金が断たれた後、武装勢力は見つかったが、フセインの軍に殺害されなかった僅かな人々に同情した彼女は、アメリカに彼らが逃亡する手筈を整えたが、結果的に彼らの爆弾製造と秘密工作の技術が、彼らの指導者を捕らえた国に向けられるという現在の状況につながっていた。シェイクも政府の同意なくデヴェローによって逮捕される。ブリジャーとハバートは、サミールに最後のテロリストグループとの会合を強要する。ハバートはハダッドをFBIに復帰するよう説得する。
ブルックリンの占領に反対する多数の民族による平和な行進が行われた。更新が始まると、ハバートとハダッドは会合場所に到着するが、ブリジャーと差ミールは既に出発していた。サミールはブリジャーに実は彼が最後の爆弾犯であり、テロ攻撃は始まったに過ぎず、「最後のテロリストというものは存在しない」と予言する。彼は行進参加者の中で爆発させるために、爆弾を身に付ける。ハバートとハダッドがサミールが浴場から去るのを止めるのに間に合うが、ブリジャーがサミールを止めようとしたところ、サミールは彼女の腹を撃つ。ハバートとハダッドはサミールを殺害するが、ブリジャーが神の祈り後半を暗唱し、「インシャッラー」と締めくくった後、死ぬのを見守ることしかできなかった。
ハバートとハダッドとチームが、デヴェローをフセイニへの拷問と殺害と、シェイクの不当逮捕で逮捕するため、デヴェローの司令部に乗り込む。デヴェローは、戦争権限法下では、裁判所が発効する逮捕状より、大統領から自分に与えられた権限の方が優先されると主張する。そして自分の部下に銃をFBI捜査官達に向けるよう指示し、メキシカン・スタンドオフ状態になる。ハバートはデヴェローに、デヴェローがフセイニから奪った市民の自由と人権こそが、デヴェローの先人達がそれらの為に戦い、死んでいったものであることを思い起こさせる。デヴェローはついに折れ、逮捕される。戒厳令は終了し、ハダッドの息子を含む勾留されていた人々は解放される。
キャスト
※括弧内は日本語吹き替え
- アンソニー・ハバード - デンゼル・ワシントン(小山力也)
- FBI特別捜査官。テロリスト本部長。ニューヨーク市警からの要請で事件に関わる。
- CIAエージェント。現場でアンソニーと出会い、協力捜査をするようになる。
- 米陸軍の将軍。逃亡するダラムを拉致する。
- アンソニーの相棒。レバノン系アメリカ人。息子がいる。
- バスジャックの容疑者。職業は講師だが、それにより学生ビザの申請書に署名する過程で自爆テロ犯の一人のビザ申請書に署名してしまう。様々に明るみに出た真相からサミールが事件の黒幕であることが判明。
- ダニー・サスマン - デヴィッド・プローヴァル(水野龍司)
- ハバードの部下。
- ハバードの部下。
- ハバードの部下。
- アマハド・ビン・ダラム
- イスラム原理主義者のシーク。テロ事件の首謀者と見られ、デヴローに拉致される。
- カリーム - アーシフ・マンドヴィ(小室正幸)
- 空港で二重底のカバンを持ち歩いていた男。CIAと繋がっている。
- タリク・フセイン
- 事件の容疑者の一人。