ミクソサウルス
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背側から見た様子 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 地質時代 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 中期三畳紀アニシアン - ラディニアン | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 分類 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 種 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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ミクソサウルス(学名:Mixosaurus)は、約2億5000万年前から2億4000万年前にあたる中期三畳紀アニシアンからラディニアンにかけて生息していた絶滅した魚竜の属。化石はイタリア・スイス国境および中国南部から発見されている[1]。
ミクソサウルスは1887年にジョージ・H・バウアーが命名した。名前は「混合されたトカゲ」を意味し、これはミクソサウルスがキンボスポンディルスのようなウナギ型の魚竜とイクチオサウルスのようなイルカ型の魚竜とのミッシングリンクであることに由来する。前肢の構造がイクチオサウルスのものと異なるため、バウアーはミクソサウルスを新属として命名した[2]。
ミクソサウルスには3つの種が存在する[3][1]。かつてはさらに多くの種がミクソサウルスに属しており、三畳紀の魚竜の中で最も繁栄した属と考えられていたほどであった[2]。当時、ミクソサウルスとして同定されていた化石は中華人民共和国・ティモール・インドネシア・イタリア・ノルウェーのスピッツベルゲン島・カナダ・アメリカ合衆国のアラスカ州およびネバダ州を含めて世界中から発見されている。

ミクソサウルスは小型から中型の魚竜であり、全長2メートルより大きく成長することはなかった。小型種に至っては全長1メートル以下であった。下にヒレが備わった長い尾を持つためミクソサウルスの遊泳速度は遅かった可能性があるが、一方で水中での安定性を高めるための背ビレが存在した。ヒレ状の四肢は4本の足指からなり、後の時代の魚竜が3本の指からヒレを構成しているのと異なっている。しかし、特筆すべきことに、通常の爬虫類よりも指の骨は数多くに独立しており、前肢は後肢よりも長大であった。これらは後の時代の魚竜に典型的な適応である。
細い顎には複数の鋭い歯が備わっており、魚類を捕食するのに理想的な形状であった[4]。体と比較して頭部が大きいため基盤的な魚竜には似ていないが、後に出現する進化した魚竜とは類似している。腰帯の前方には約50個の椎骨が存在し、これは陸上で生活する双弓類の約2倍の数である[5]。
長い骨の中に含有される海綿骨質が他の魚竜と比較して小規模なため、ミクソサウルスは浜辺や浅瀬を生息地にしていた可能性があるという研究結果がある[6]。

