ミヤコテングハギ

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ミヤコテングハギ
保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 LC.svg
Status iucn3.1 LC.svg
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: ニザダイ目 Acanthuriformes
: ニザダイ科 Acanthuridae
: テングハギ属 Naso
: ミヤコテングハギ N. lituratus
学名
Naso lituratus
(J. R. Forster, 1801)
シノニム[2]
  • Acanthurus lituratus Forster, 1801
  • Callicanthus lituratus (Forster, 1801)
  • Aspisurus carolinarum Quoy & Gaimard, 1825
  • Prionurus eoume Lesson, 1831
  • Monoceros garretti Seale, 1901
英名
Orangespine unicornfish

ミヤコテングハギ (学名:Naso lituratus)は、ニザダイ科に属するの一種。太平洋インド洋の一部に分布し、サンゴ礁に生息する。黄色と黒色の頭部、オレンジ色の尾柄が特徴で、雄は尾鰭の条が長く伸びる。主に藻類を食べる。

1801年にドイツ博物学者であるヨハン・フォースターによって Acanthurus lituratus として記載され、タイプ産地は南太平洋であった[3]

種小名はラテン語で「消えた」を意味し、薄い横縞模様を示している[4]。clown unicornfish、orangespined unicornfish、black-finned unicornfish、Pacific orangespined unicornfish、blackfinned unicornfish、stripefaced unicornfishなどの英名がある。

分布と生息地

インド洋東部のココス諸島からフランス領ポリネシアピトケアン諸島、北は日本、南はニンガルー・リーフグレートバリアリーフ南部、オーストラリアニューカレドニアラパ島まで、インド洋と西太平洋に広く分布する。東太平洋ではクリッパートン島から偶発的な記録がある。ココス諸島以西のインド洋では、よく似た Naso elegans が分布している[1]日本では南日本太平洋岸、南西諸島に分布する[5]。水深5-30m、最大で90mのラグーンや浅いサンゴ礁の斜面、岩礁や岩場などに生息する[2]

形態

体長は45cm、体重4.6kgに達する。背鰭は6棘と26-29軟条から、臀鰭は2棘と27-30軟条から、胸鰭は17条から成る。前頭部に角のような突起は無く、吻の背縁がくぼむ。背側の体色は茶褐色から青灰色、腹側は黄灰色から黄色である。口唇及び尾柄部の骨質板は橙色で、背鰭軟状部の外縁は白色である。尾鰭は截形で、雄の尾鰭の両端は糸状に成長する[2]

生態

成魚は小さな群れを作り、幼魚は他の種と混ざって群れを作る。ハイオウギ属などの葉状藻類を食べる[2]Epulonipiscium 属の細菌が体内に存在しており、藻類の消化を助けるために利用している[6][7][8]

利用

沖縄県では追い込み漁などで漁獲され、非常に美味しい魚として利用される。刺身みそ汁煮物などにして食べられる[9]

脚注

参考文献

関連項目

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