メダカ科
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| メダカ科 | |||||||||||||||||||||
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| 分類 | |||||||||||||||||||||
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| 英名 | |||||||||||||||||||||
| Ricefish Adrianichthyidae | |||||||||||||||||||||
| 亜科・属 | |||||||||||||||||||||
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Adrianichthyinae亜科 Weber, 1913
メダカ亜科 Myers, 1938
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メダカ科(学名: Adrianichthyidae)とは、インドから日本、マレー諸島(特にスラウェシ島が著名であり、ポソ湖やロレ・リンドゥ産の種が buntingi として知られる)の淡水・汽水域に生息する小型の条鰭魚からなる科である[1]。 いくつかの種が水田に生息していることから、英語圏などで「米の魚」(英語: ricefish、ドイツ語: Reisfische)という意味の名前で呼ばれる[2]。この科は2属(第3の属として Xenopoecilus 属を認めることもある)37種からなる。いくつかの種は希少で絶滅の危機に瀕しており、2-4種はすでに絶滅している可能性がある[1][3]。
多くの種は小型であり、アクアリウムなどで利用される。Adrianichthys 属は種によって 8.5-17.1cm ほどの大きさになる[4]。一方のメダカ属(Oryzias)は最大でも 8cm ほどであり、多くの種はその半分以下の大きさにしかならず、最小の種にいたってはわずか 1.6cm ほどである[5]。変わった顎の構造や通常より多い尾骨など、多くの独特な特徴をもつ[2] 。ミナミメダカ(O. latipes)は発生生物学の研究に用いられるモデル生物として有名である。同種は宇宙にも持っていかれ、脊椎動物として初めて宇宙で交尾し、健康な子供を生んだ[6]。
遺伝学の研究から、メダカ科はもともとスラウェシ島で進化し、そこからアジア本土に広がったことが示唆されている。スラウェシ島に生息する Xenopoecilus 属はこの進化とは明らかに無関係であり、形態学的にメダカ属の種が分化したものと考えられる[7]。