ラジャ・フマボン (フリゲート)

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アサートン
はつひ
ラジャ・フマボン
基本情報
運用者  アメリカ海軍
 海上自衛隊
 フィリピン海軍
艦種 フリゲート艦護衛駆逐艦
級名 キャノン級
艦歴
発注 1942年
起工 1943年1月14日
進水 1943年5月27日
就役 1943年8月29日
退役 2018年3月15日
要目
基準排水量 1,390 t
満載排水量 1,620 t
全長 93 m
最大幅 11.17 m
吃水 3.5 m
機関 GM式16-278A型ディーゼル機関4基 電動機4基 5,800馬力 2軸推進
最大速力 21ノット (39 km/h)
航続距離 10,800海里 (20,000 km)・12ノット時
乗員 士官15名、下士官兵165名
兵装
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ラジャ・フマボン (BRP Rajah Humabon, FF-11) は、フィリピン海軍フリゲートである。2011年まで、長年にわたりフィリピン海軍の旗艦を務め、フィリピンにとって最大の戦闘艦艇だった[注釈 1]。艦名はセブ島でフェルディナンド・マゼランにより最初にキリスト教の洗礼を受けた族長ラジャ・フマボン英語版因む。この時イスラム教徒として反抗しマゼランを討ち取ったのがラプ=ラプであり、ラジャサンスクリット語で「王」という意味である。

アメリカ海軍

USS アサートン(1945年)

1943年にキャノン級護衛駆逐艦アサートン英語版(USS Atherton, DE-169)」として竣工。

1945年5月6日、ドイツのUボートをアメリカ東海岸沖で僚艦と共同で撃沈。

戦後の冷戦時代に入るとキャノン級は艦齢が若い艦から順に、西側同盟国への援助に用いられ、世界中で活躍する事となる。

海上自衛隊

護衛艦「はつひ」1967年)

1955年(昭和30年)、海上自衛隊に貸与され、あさひ型護衛艦「はつひ (DE-263)」となる。同じく貸与された同型艦「あさひ (DE-262)」(元「アミック」)と2隻で活動し、旧帝国海軍の駆逐艦「梨」こと護衛艦「わかば」と共に、黎明期の護衛艦隊を支えた。

1975年(昭和50年)に退役し、アメリカ海軍に返還された。

フィリピン海軍

BRP ラジャ・フマボン(2010年)

アメリカ海軍に返還後1978年にフィリピンに売却され、1980年よりフィリピン海軍に就役。一時大韓民国で既に韓国海軍に貸与されていた同型艦「京幾 (ROCKS Kyong Ki, DE-71)」(元「ミュアー英語版」)と「江原 (ROCKS Gangwon, DE-72)」(元「サットン英語版」)の装備品を使いオーバーホールされた後、「はつひ」は「ラジャ・フマボン (BRP Rajah Humabon ,PF-6)」, 「あさひ」は「ダトゥ・シカツナ英語版(BRP Datu Sikatuna, PF-5)」と改名され、同型艦「ダトゥ・カランチャウ英語版(BRP Datu Kalantiaw, PS-76)」(元「ブース英語版」)と3隻で活動する。

  • 1993年、他の2艦が台風の被害を受けたり予備部品化するなどして退役する中で「ラジャ・フマボン」も一旦退役する
  • 1996年、復帰して艦首番号を (PF-11) に変更、この頃ヘッジホッグ等の維持出来なくなった対潜兵器類を撤去
  • 2000年
    • 1月下旬 - 3月6日、アメリカ海軍との合同演習「バリカタン2000」に参加
    • 2月、中国漁船へ警告射撃
  • 2002年6月22日。掃海艇「リサール英語版(BRP Rizal, PS-74)」と上海を親善訪問
  • 2009年4月、合同演習「バリカタン2009」に哨戒艦「アルテミオ・リカルテ英語版(BRP Artemio Ricarte, PS-37)」や米国の強襲揚陸艦「エセックス」と参加
  • 2016年4月、艦首番号を (FF-11) に変更。
  • 2017年5月23日、海上自衛隊の護衛艦「きりさめ」と親善訓練を実施[1]
  • 2022年10月30日、カビテ海軍造船所の桟橋に係留されていたが台風「ナルガエ」により水没しているのが確認された[2]

軍艦の耐用年数が通常25年と言われる中、「ラジャ・フマボン」の艦齢70年を超えていた。2011年3月にアメリカより譲渡されたハミルトン級カッターハミルトン英語版(USCGC Hamilton, WHEC-715)」が代わってフィリピン海軍に就役(デル・ピラール級哨戒艦)し、近い将来にはマエストラーレ級フリゲートの導入が図られる中、2018年3月15日についに退役[3]。アメリカ海軍での就役から実に75年、アメリカ・日本・フィリピンの三カ国で計60年間に及ぶ現役生活だった。

画像

登場作品

俺は、君のためにこそ死ににいく
2007年公開の映画。海戦シーンの撮影に協力。

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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