ウルのお告げを聞いた彼は最初、自分が『次期ゴリム(=ウルゴランドの統治者)を導く者』だと勘違いし、プロルグの民に説教していた。現在のゴリムにはもちろん、『聖なるベルガラス』とうたわれる魔術師ベルガラス(Belgarath)にすら傲慢な態度をとる。しかし、突然現れたウルに、その傲慢な態度から破門され、
- 「ベルガラスの探索の旅を助け、彼が使命をまっとうできたその時に破門を解く」
ことを条件に、ガリオン一行の仲間になる。これ以降、ベルガラスには傲慢な態度をとらなくなる。
プロルグの洞窟を通る一行を先導し、アルガリアに導く。シルクが道中、クトル・マーゴスの王タウル・ウルガス(Taul Urgas)に囚われたとき、十八番の壁抜けでシルクが閉じ込められている地下牢から彼を救出した(しかし、シルクはこの一件が原因で持病の閉所恐怖症が悪化。彼が壁抜けの技を使うときは背を向けるようになる)。
そして、《アンガラクの竜神》トラク(Torak)の弟子のひとり・クトゥーチク(Ctuchik)の居城ラク・クトルで、彼は運命的な出逢いを果たす。『永遠の奴隷』となったマラゴー人の生き残り・タイバが、ラク・クトルの牢獄に閉じ込められていたのだ。火山の噴火でクトゥーチクの居城が崩壊する中、他者との肉体的接触を拒む彼は、瓦礫に閉じ込められた彼女の救出をあきらめようとするが、ベルガラスの命令で彼女を助け出した。それ以降、旅の道中で宗教や思想の問題でタイバと口論することが多くなるが、なぜか互いに離れられなくなってしまう。
彼は仲間とともにリヴァに向かう。そして、ラク・クトルで奪還した《アルダーの珠》が《リヴァ王の剣》の柄頭に戻され、ガリオンが真のリヴァ王ベルガリオン(Belgarion)となった瞬間を見届ける。
やがて、ガリオンがベルガラスやシルクをともなってトラクの眠るクトル・ミシュラクへ旅立つと、ガリオンの許婚である【世界の女王】セ・ネドラ(Ce'Nedra)が立ち上がる。将来の夫のために、アンガラク人を撹乱しようというのだ。やがてそれは、アローン諸国をはじめとする西方諸国とアンガラク国家との戦争に発展する。
彼は残された仲間とともにこの戦争に参戦し、アンガラク国家のひとつミシュラク・アク・タールのタール・マードゥで起きた戦いで、ウルゴ人を率いて陣頭に立ち、壁抜けと鉤形の刀身の短剣を駆使して敵を次々と片付ける。
トラクを倒したガリオンたちがクトル・ミシュラクから帰還してからしばらくして、破門を解かれた彼は、プロルグでタイバと結婚式を挙げる。ガリオンをはじめとする仲間たちと、マラゴー人の神マラ(Mara)の笑顔に祝福されながら。