ロウバイ属
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| ロウバイ属 | |||||||||||||||||||||
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1. ロウバイの花 | |||||||||||||||||||||
| 分類 | |||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||
| Chimonanthus Lindley (1819)[1] | |||||||||||||||||||||
| タイプ種 | |||||||||||||||||||||
| Chimonanthus fragrans (Loisel.) Lindl. (1819) = Chimonanthus praecox (L.) Link (1822)[2] | |||||||||||||||||||||
| シノニム | |||||||||||||||||||||
ロウバイ属(ロウバイぞく、学名: Chimonanthus)は、クスノキ目ロウバイ科に分類される1属である。落葉性または常緑性の低木から小高木であり、葉は対生する。花期は秋から冬、花柄は短く、花には芳香があり、多数の黄色い花被片がらせん状についている(図1)。雄しべは5–8個、雌しべは5–15個。果実は痩果であるが、同じ花に由来する多数の果実が花托で包まれて集合果を形成する。6種ほどが知られ、すべて中国に分布する。学名の Chimonanthus は、「冬 (cheimon)」と「花 (anthos)」を意味するギリシャ語に由来する[3]。
落葉性または常緑性の低木から小高木[4](図2a)。小枝は二叉状に分枝し、四角柱から亜円柱状[4]。冬芽は瓦重ね状の芽鱗で覆われる[4]。葉は対生し、葉身は紙質から革質、表面(向軸面)は平滑またはざらつく[4](図2b)。
花期は秋から冬[4]。芳香がある花が腋生し、花柄は無いかごく短い[4](図1, 3a)。花被片は多数、膜質、外側から内側に大きさや形が変化するが、明確な二形性(萼片と花弁)は示さず、黄色から黄白色、ときに紫色の斑紋がある[4](図1, 3a)。雄しべは5–8個、杯状の花托内に配置し、花糸は糸状だが基部は幅広く、合生し、ふつう軟毛がある[4]。仮雄しべは雄しべの内側にあり、数個から多数、軟毛がある[4]。心皮は5–15個、離生心皮[4]。胚珠は1心皮に2個であるが、1個はふつう不稔[4]。
果実は痩果であり、長楕円形から楕円状卵形、または腎形[4](図3b)。1つの花に由来する多数の果実が花托に包まれて集合果となる[4](図3b)。集合果は卵形楕円形から鐘形、有毛[4]。少なくともロウバイと Chimonanthus nitens では染色体数は 2n = 22[5][6]。