ロンボク海峡
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ロンボク海峡(ロンボクかいきょう、バリ語: Selat Lombok、英語: Lombok Strait)は、インドネシア中部小スンダ列島のバリ島とロンボク島の間に位置する海峡であり、バリ海とインド洋を結んでいる。ロンボク島側にはギリ諸島が位置する。海峡の全長は約60kmで、南端ではヌサ・ペニダ島との間が約20km、北端では約40kmの幅がある[1]。
| ロンボク海峡 | |
|---|---|
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| 座標 | 南緯8度46分 東経115度44分 |
| 種類 | 海峡 |
| 国 |
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| 延長 | 60 km (37 mi) |
| 最大幅 | 40 km (25 mi) |
| 最大水深 | 250 m (820 ft) |
| 島 | ギリ諸島 |
最も浅い部分でも水深約250mとマラッカ海峡やスンダ海峡より深く[1]、マラッカ海峡を通航できない大型船(ポストマラッカマックス船やケープサイズ船)の航路として重要である。南の水域はインド洋、北の水域はフロレス海へ通じる。
日本のシーレーンのうち、オーストラリア、ブラジル、南アフリカなどから鉄鉱石をはじめとする鉱物資源や石炭などのエネルギー資源を輸送する商船が通行する重要なチョークポイントである。加えてマラッカマックスを超える大型船がインド洋と太平洋の間を移動する場合[2]や、地政学的リスク等の理由でマラッカ海峡および南シナ海が航行できない場合には、マカッサル海峡とともに太平洋とインド洋を結ぶ重要なシーレーンとして位置付けられている。
ロンボク海峡は、太平洋とインド洋の間で海水を交換するインドネシア通過流(英語: Indonesian Throughflow)の主要な通路の一つである[3]。海流は強い潮汐の影響を受けて変動するが、平均すると南向きである。
また、この海峡はインドマラヤ区とオーストラリア区の動物相を隔てる生物地理学上の境界線であるウォーレス線が通ることで知られる[4]。アルフレッド・ラッセル・ウォレスは海峡の両側で動物相が著しく異なることを指摘した。
生物学者らは、ロンボク海峡が深海峡であるため、更新世の氷期に海面が低下した時期にも陸橋が形成されず、バリ島側のアジア系動物相とロンボク島以東のオーストラリア系動物相とが隔離されたと考えている[5][6]。
