ロールス・ロイス トレント XWB

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トレントXWB
トレントXWB
要目一覧
種類ターボファンエンジン
製造国イギリス
製造会社ロールス・ロイスplc
製造数1400基以上販売(2014年7月時点)
最初の運転2010年6月14日[1]
主な搭載機エアバスA350 XWB
形式ターボファンエンジン
全長
直径
重量
圧縮機中圧: 8段 軸流式
高圧: 6段 軸流式
タービン高圧: 単段 空冷式
中圧: 2段 空冷式
低圧: 6段 非空冷式
推力75,000–97,000 lbf (330–430 kN)
燃料消費

トレント XWBトレント1000を原型として開発された一連のターボファンエンジンである。トレントシリーズの中で最新の型式でエアバスA350 XWBのみに使用される。[2]

2004年よりエアバスは顧客からボーイング787に対抗し得る機体の開発を求められており、2005年10月に公式にA350として新型機の設計を立ち上げた。ロールス・ロイスは当初トレント1000エンジンの静止推力を75,000 lbf (330 kN)に高めてトレント1700として対応する予定だった。トレント1000とは異なりトレント1700は従来のブリード・エアエンジン[3]で、川崎重工業と共同開発する予定だった。

A350の発表後、ロールス・ロイスは新型エンジンを「トレントXWB」という名称で独占供給[4]することに合意した。[5] これは原型は静止推力が75,000–95,000 lbf (330–420 kN)だったが、2007年9月にエアバス社は要求水準を75,000–93,000 lbf (330–410 kN)に引き下げた。[6]しかしこれは再び変更され、ボーイング777-300ERに対する競争力を高めるために、A350の最大型は最大推力97,000 lbfを前提として仕様が見直された。

2007年6月18日にロールス・ロイスはカタール航空との間で同社史上最大となる簿価56億ドルの契約を交わしたと発表した。これはトレントXWBを搭載するエアバスXWB 80機を購入するものだった。[7]さらに、2007年11月11日にはドバイ航空ショーエミレーツ航空からトレントXWBを動力とするA350-900 50機とA350-1000 20機のほかオプション50機の購入契約が発表された。これは2014年から納入予定とされ、発注額はオプション込みで最大84億ドルに上ると見込まれていた[8]が、2014年6月11日にはエアバス社はエミレーツ航空がA350XWB 70機の契約をキャンセルしたと発表した。[9] 2014年7月時点の販売数は1,400基以上に上る。[10]

最初の地上試験は2010年6月14日に実施され、[11]2012年2月18日にエアバス社はA380試験機に懸架したトレントXWBが初飛行に成功したと発表した。[12] 2013年にはエンジン型式認証を受け[13]、最初のエンジンは2014年に運行開始の見込みとされた。[14]トレントXWB搭載のA350XWBは2013年6月14日に初飛行した。[15]

2014年5月15日、ロールス・ロイスは推力84,000 lbのトレントXWBの量産初品をエアバスA350XWBのローンチ・カスタマーであるカタール航空へ出荷した。[16]この量産型エンジンの最終組み立ては2014年2月に開始された。[17]2014年7月15日にはロールス・ロイスはA350-1000用の推力97,000 lbfのトレントXWB-97の初運転を行ったと発表した。[10]

派生型

トレント XWB 派生型[18]
型式 認証取得 離陸時推力 連続最大推力
トレント XWB-75 2013年2月7日 74,200 lbf (330 kN) 66,600 lbf (296 kN)
トレント XWB-79 2013年2月7日 78,900 lbf (351 kN) 71,400 lbf (318 kN)
トレント XWB-79B 2013年2月7日 78,900 lbf (351 kN) 71,400 lbf (318 kN)
トレント XWB-84 2013年2月7日 84,200 lbf (375 kN) 71,400 lbf (318 kN)
トレント XWB-97 2017年8月31日 97,000 lbf (430 kN) 83,100 lbf (370 kN)

仕様諸元

トラブル

出典

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