ヴァスーキ

From Wikipedia, the free encyclopedia

Vasuki
生息年代: 中期始新世、47 Ma
Vasukiのホロタイプ標本の椎骨
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
: 有鱗目 Squamata
: Madtsoiidae
: Vasuki
学名
Vasuki
Datta & Bajpai, 2024
タイプ種
Vasuki indicus
Datta & Bajpai, 2024

Vasukiは、インドグジャラート州化石が発見された、約4700万年前の中期始新世にあたるインド亜大陸に生息したMadtsoiidae科の絶滅したヘビ[1]。タイプ種はVasuki Indicus[1]。属名は学名はインド神話に登場するヘビの神格ヴァースキに、タイプ種の種小名は産地のインドに由来する[1]。2024年に27個の椎骨が記載されており、不確実性があるものの全長10.9 - 15.2メートルと推定された[1]。現生のアナコンダと同様に動作の緩慢な待ち伏せ型捕食者であったと推測されている[1]

Kutch盆地の地質とVasukiの産地

Vasukiのホロタイプ標本 IITR/VPL/SB 3102-1-21 は2005年にインド西部グジャラート州カッチ県褐炭鉱山にて、当該地域に分布するNaredi層の堆積層から発見された[2]。標本は総排出腔の前側に位置する27個の椎骨から構成されており、そのうちのいくつかは関節した状態にある[3]。予察的な調査では、これらの化石はワニとの親和性が指摘された[4]

これらの化石に基づき、2024年にMadtsoiidae科の新属新種としてVasuki indicusが命名された。属名Vasukiインド神話に登場する同名のヘビの神格に、種小名indicusは化石が発見されたインドに由来する[3]

特徴

最大級のヘビの大きさ比較

Vasukiの全長の推定は複数の予測回帰方程式から算出された[3]。1つは後関節突起の幅[5]、1つは前関節突起の幅に基づくものである[6]。前者の方程式で得られた全長推定値は10.9 - 12.2メートル、後者の方程式で得られた推定値は14.5 - 15.2メートルに達した[3]。本属の椎骨の寸法はティタノボア(推定全長12.2 ± 2.2メートル)のものを下回るが、推定全長の最大値は本属が上回ることになる[3][7]

分類

古環境

脚注

Related Articles

Wikiwand AI