中村融 (SF)
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愛知県豊橋市出身。幼少時からSF好きだったが、一方で中学、高校時代は陸上部に所属し、100m走で県の3位に入ったこともあった。
中央大学法学部卒業。大学時代から、中央大学SF研究会の他、多くのSFファングループに参加し、海外SFの研究、評論、翻訳活動を行う。
1984年に評論「鏡の国の反在士」でSFファンジン大賞・評論部門を受賞。1988年、『SFマガジン』主催の「SF評論コンテスト」佳作第二席(「ネクロマンティック・ニューロマンス」)。
大日本印刷に2年間の勤務後退社し、翻訳学校に通い翻訳家に。
古典SF作品の新訳も多い。また過去のSF・ファンタジーの短編を掘り起こした、独自の視点のアンソロジーを多数、編集している。河出書房新社の奇想コレクションの企画も担当している。
2001年、山岸真と共同編集の『20世紀SF』で日本SF大賞候補。2011年、個人編集の『ワイオミング生まれの宇宙飛行士 宇宙開発SF傑作選』で、名古屋文庫大賞候補。
翻訳
- 『惑星壊滅サービス』(M・Z・ブラッドリー、東京創元社) 1987.3
- 『ストームクイーン』(M・Z・ブラッドリー、東京創元社) 1988.3
- 『闇がつむぐあまたの影』(カール・エドワード・ワグナー、東京創元社) 1991.10
- 『幻影の航海』(ティム・パワーズ、早川書房) 1991.9
- 『世界の果てまで何マイル』(テリー・ビッスン、早川書房) 1993.10
- 『第七の空母1 真珠湾突撃作戦』(ピーター・アルバーノ、徳間書店) 1993.12
- 『赤い惑星への航海』(テリー・ビッスン、早川書房) 1995.9
- 『モロー博士の島』(H.G.ウェルズ、東京創元社) 1996.9
- 『白銀の聖域』(マイケル・ムアコック、東京創元社) 1996.10
- 『水の国を見た少年』(マイケル・ドリス、新潮社) 1998.2
- 『アンドリューNDR114』(アイザック・アシモフ, ロバート・シルヴァーバーグ、東京創元社) 2000.4
- 『模造世界』(ダニエル・F・ガロイ、東京創元社) 2000.1
- 『マンモス / 反逆のシルヴァーヘア』(スティーヴン・バクスター、早川書房) 2001.7
- 『凶獣リヴァイアサン』上・下(ジェイムズ・バイロン・ハギンズ、創元SF文庫) 2003.4
- 『魔法の眼鏡』(ジェイムズ・P・ブレイロック、早川書房) 2004.3
- 『ファンタジーの歴史 空想世界』(リン・カーター、東京創元社) 2004.11
- 『宇宙戦争』(H・G・ウェルズ、東京創元社) 2005.5
- 『時と神々の物語』(ロード・ダンセイニ、中野善夫, 安野玲, 吉村満美子訳、河出文庫) 2005.9
- 『どんがらがん』(アヴラム・デイヴィッドスン、河出書房新社) 2005.10、河出文庫 2014
- 『時の眼 タイム・オデッセイ』(アーサー・C・クラーク, スティーヴン・バクスター、早川書房) 2006.12
- 『太陽の盾』(アーサー・C・クラーク, スティーヴン・バクスター、早川書房) 2008.4
- 『ブラッドベリ年代記』(サム・ウェラー、河出書房新社) 2011.3
- 『時が新しかったころ』(ロバート・F・ヤング、東京創元社) 2014.3
- 『寄港地のない船』(ブライアン・オールディス、竹書房文庫) 2015
- 『宇宙への序曲』新訳版(アーサー・C・クラーク、ハヤカワ文庫) 2015
- 『クロックワーク・ロケット』(グレッグ・イーガン、山岸真共訳、早川書房、新☆ハヤカワ・SF・シリーズ) 2015
- 『エターナル・フレイム』(グレッグ・イーガン、山岸真共訳、早川書房、新☆ハヤカワ・SF・シリーズ) 2016
- 『ゴッド・ガン』(バリントン・J・ベイリー、大森望共訳、ハヤカワ文庫) 2016
- 『天界の眼: 切れ者キューゲルの冒険』(ジャック・ヴァンス、国書刊行会、ジャック・ヴァンス・トレジャリー) 2016
- 『アロウズ・オブ・タイム』(グレッグ・イーガン、山岸真共訳、早川書房、新☆ハヤカワ・SF・シリーズ) 2017
- 『トリフィド時代 (食人植物の恐怖)』【新訳版】(ジョン・ウィンダム、創元SF文庫) 2018
- 『パラドックス・メン』(チャールズ・L・ハーネス、竹書房文庫) 2019
- 『死んだら飛べる』 (スティーヴン・キング/ベヴ・ヴィンセント 編、白石朗ほか共訳、竹書房文庫) 2019
- 『黒魚都市』(サム・J・ミラー、早川書房、新☆ハヤカワ・SF・シリーズ) 2020
- 『キャプテン・フューチャー 最初の事件』(アレン・スティール、創元SF文庫) 2020
- 『シオンズ・フィクション:イスラエルSF傑作選』(シェルドン・テイテルバウム/エマヌエル・ロテム 編、竹書房文庫) 2020
- 『大宇宙の魔女 ノースウェスト・スミス全短編』(C・L・ムーア、市田泉共訳、創元SF文庫) 2021
- 『ノヴァ・ヘラス:ギリシャSF傑作選』(フランチェスカ・T・バルビニ/フランチェスコ・ヴァルソ 編、竹書房文庫) 2023
レイ・ブラッドベリ
- 『塵よりよみがえり』 レイ・ブラッドベリ、河出書房新社 2002.10。河出文庫 2005
- 『猫のパジャマ』 レイ・ブラッドベリ、河出書房新社 2008.1。河出文庫 2014、新版2024
- 『万華鏡 ブラッドベリ自選傑作集』 創元SF文庫 2016
- 『何かが道をやってくる【新訳版】』 レイ・ブラッドベリ、創元SF文庫 2023
ロバート・シーゲル
- 『クジラの歌』(ロバート・シーゲル、東京創元社) 1995.3、改題『歌うクジラ』創元推理文庫 2000
- 『白いクジラ』(東京創元社) 1998.3
- 『世界の果ての氷』(東京創元社) 1998.6
- 『氷海のクジラ』(東京創元社) 2000.8
「コナン全集」
- 『新訂版コナン全集1 黒い海岸の女王』(ロバート・E・ハワード、宇野利泰共訳、創元推理文庫) 2006.10
- 『新訂版コナン全集2 魔女誕生』(宇野利泰共訳、創元推理文庫) 2006.12
- 『新訂版コナン全集3 黒い予言者』(宇野利泰共訳、創元推理文庫) 2007.3
- 『新訂版コナン全集4 黒河を越えて』(宇野利泰共訳、創元推理文庫) 2007.7
- 『新訂版コナン全集5 真紅の城砦』(創元推理文庫) 2009.3
- 『新訂版コナン全集6 龍の刻』(創元推理文庫) 2013.5 - 各・カバー画は後藤啓介
- 「愛蔵版 コナン全集」