中野洋志
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高校時代はラジオ番組への投稿や芝居の脚本を執筆していたという。その後、ACクリエイトに入社[4]。
入社当時のACクリエイトは映画の字幕制作を行う会社だったが、レンタルビデオの普及に伴い吹替版の制作を始める。そこで収録現場を見学した際に演出の仕事に魅了されたことがきっかけで、演出家としての活動を開始する[4]。
当初は制作をしながらフリーの演出家につく形で演出補として活動し、後に独立。ACクリエイト内で初の吹替演出家として多くの作品に携わった[4]。また、後身の育成にも積極的にあたっていた[1]。
2021年3月12日、脳出血のため急逝[1][5]。59歳没。訃報は、多くの関係者や声優によってSNSなどで明かされた。
人物・エピソード
主にソフト版・劇場公開版の吹替演出を行っており、『アバター』や『パイレーツ・オブ・カリビアン』などの大作を多く手掛けた[6]。
若手声優の間では厳しい監督として知られた。だが「それは仕事に愛と矜持を強くお持ち故」とこぶしのぶゆきは語り[7]、岡井カツノリは「思いやりのある厳しさ」[8]、ボルケーノ太田は「仕事では『鬼?』ってぐらい厳しく、仕事が終わると『子供?』ってぐらい無邪気で魅力的な方でした」と語っている[9]。
吹替の創生期から活躍し業界への苦言が辛辣なことで知られた若山弦蔵は、ベテランの自身にも遠慮なくダメ出しをしてくれる演出家として中野を挙げ、「(演出は)そういう風に遠慮なく言ってくれなきゃダメなんですよ」と高く評価していた[10]。