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仮面ライダーガヴ お菓子の家の侵略者

2025年の日本の映画 From Wikipedia, the free encyclopedia

仮面ライダーガヴ お菓子の家の侵略者』(かめんライダーガヴ おかしのいえのしんりゃくしゃ)は、2025年7月25日に公開された日本の映画作品[1]。同時上映は『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー 復活のテガソード』と『ゴチゾウのなつやすみ』。

製作
概要 仮面ライダーガヴ お菓子の家の侵略者, 監督 ...
仮面ライダーガヴ
お菓子の家の侵略者
監督 杉原輝昭
脚本 香村純子
原作 石ノ森章太郎
製作
出演者
音楽 坂部剛
主題歌 FANTASTICS from EXILE TRIBE「Candy Blaze」
撮影 植竹篤史
編集 佐藤連
製作会社 映画「ガヴ・ゴジュウジャー」製作委員会
配給 東映
公開 2025年7月25日
上映時間 59分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
前作 仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク
次作 アギト-超能力戦争-
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概要

特撮テレビドラマ仮面ライダーシリーズ」の『仮面ライダーガヴ』の初の単独映画作品[1][2]。テレビシリーズでメイン監督を務めた杉原輝昭が監督、メインライターの1人であった香村純子が脚本を担当する[2][3]

テレビシリーズの主題歌を歌唱するFANTASTICS from EXILE TRIBEから世界澤本夏輝木村慧人中島颯太がゲスト出演する[4][2][3]。また作中には『ガヴ』の次回作『仮面ライダーゼッツ』より、万津莫 / 仮面ライダーゼッツ(フィジカムインパクト・テクノロムストリーム)がテレビシリーズの放送開始に先行して登場する[5]

あらすじ

謎の白い服の青年がショウマの前に現れ、彼を追っていた追跡者とガヴに変身して戦うが、突如として現れた謎の扉を開くことで現れた「おカシな世界」。そこは元の世界に似ているが、闇菓子が存在せず、その世界の幸果や絆斗、ラキアやストマック家の兄姉も異なる人生を歩んでいた。

ショウマはおカシな世界のはぴぱれで働くタオリンという過去の記憶が一切ない青年に出会う。そんな中、人間やグラニュートとは異なる種族・ミューターのキングを名乗るカリエスが無差別に街を襲撃し、未知のゴチゾウで仮面ライダーカリエスに変身する。

ショウマとタオリンは、巨大なお菓子の家を発見するが、タオリンはかすかにこの場所を覚えていた。

本作品オリジナルの登場キャラクター

タオリン
おカシな世界のはぴぱれで働く青年。幸果に道で倒れていたところを助けられ、はぴぱれにそのまま住み込んでいる模様[3]。名前は幸果が仮に付けたもので、拾われる前の記憶を一切持っていなかった[2]。ショウマと同様にガヴが腹部にあるが、その実態を知らない[6]
カリエス / 仮面ライダーカリエス
「すべてを蝕み、滅ぼす者」を自称し、ミューターのキングを名乗る男[3]。いくつもの世界を本能のままにこれまで蝕み滅亡させてきた[2]。ショウマ=ガヴの力を偶然目撃して興味を持ち、クラープに研究開発させ、ゴチゾウとガヴで変身することが可能となった。オリジナルとなる仮面ライダーガヴを超えたことを実感し、おカシな世界を蝕み始める[6]
  • カリエス役の世界は本作品の撮影時期に舞台に出演していたため、仮面ライダーに変身する役にすることでスケジュールの問題を解決している[7]
クラープ
カリエスに仕えるミューターの博士。カリエスの破壊活動を手助けしており、次々とカリエスが必要とするものを研究・開発し、ショウマの持つガヴの力を研究してその成果を得ている[2][3]
  • クラープ役の木村は、当初はクールなキャラクターをイメージしていたが、監督の杉原から木村自身の中のクラープ像を壊してみてというアドバイスをもらい、狂気に満ちたイメージで振り切った演技プランに変更したという[8]
培養体の青年
ショウマたちの世界にやってきた培養体の青年[2]。何者かによる追跡から逃げてきたが、なぜ逃亡してきたかなどを伝えることのないまま、力尽きて消滅する[6]
安居 みちるやすい みちる安居 未夢やすい みゆ
おカシな世界でパティスリー「ひだまり」を営む親子[6]

本作品オリジナルの仮面ライダー

仮面ライダーガヴ ヘクセンハイム

ショウマがヘクセンハイムゴチゾウガヴ(赤ガヴ)で変身するガヴの究極形態[6]

変身音声は「ヘクセンハイム、トリート!」。

ヘクセンブレイドが武器[3]

  • ショウマがタオリン(怪人態)の能力を受け継いでグラニュートとして覚醒した姿になるというイメージで、怪人っぽいビジュアルの全身にしつつ、お菓子の家っぽさも加えてデザインしている[9]。タオリン(怪人態)の全身にある爪や牙とケルト模様、ダークブルーのボディカラーを意識して入れつつ、怪人態の色合わせでスカイブルーの眼にしている[9]。ショウマのグラニュートとしての荒々しい部分を出すために、マスターモードとは異なる進化を遂げたガヴのイメージも入れている[9]。お菓子グラニュート界のケーキには宝石などの鉱物が刺さっていたりふんだんに不気味な色のホイップクリームが使われていたため、ボディアーマーにその雰囲気を落とし込んでいる[9]。だがお菓子の家であることから美味しそうに見せるために、ボディアーマーの紫の部分はザッハトルテのようなイメージでテカテカにし、金粉をイメージしたスパッタリングをその上に施している[9]。質感のメリハリをマットなホイップクリームで出している[9]
  • マスク・肩・胸は新規造形、アンダースーツはブリザードソルベのものを使用している[9]

仮面ライダーカリエス

カリエスがテラーゴチゾウブリードガヴで変身する仮面ライダー[6][2]

  • 当初は3段階に強化するという構想で、虫歯が第一形態の白い歯から少し見えていて、どんどんそれが広がって虫歯が進行して第二形態の銀歯となり、第三形態の虫歯になって黒くなるという流れでデザインしていたが、2段階変身に途中から変更となり、アレンジすることとなった[10]
  • 変身ポーズは、掌を開いているショウマとの対比で、「ガヴを握りつぶしてやる」というつもりで、逆に拳を握っており、カリエス役の世界が好きであったという仮面ライダーBLACKの変身ポーズのイメージも少し入っているという[11][7]
形態
C1
テラーゴチゾウとブリードガヴ C1で変身した姿[6]
変身音声は「ホラー、ズキー!!」。
武器は両腕の巨大な爪で[3]、ガヴを最初の戦いで圧倒するが、ブリードガヴ C1がとどめをさす直前で溶けたことで変身解除された[6]
  • デザインモチーフは虫歯[10]。ひびが白い歯に入って歯の神経が見えており、痛みをズキズキと感じるようなイメージでデザインしている[10]。紫の部分は虫歯が浸食し始めている様、赤い模様は神経を視覚的に落とし込んでいる[10]。仮面ライダーの特徴である複眼をあえてなくすことで、この後の進化で何かがヒビの中から出てきそうな不気味さを出すことを意識している[10]
  • マスクはビターガヴのアレンジ[10]。第一形態は亀裂が白い歯に入っていて、その亀裂が開くと黒い姿の第二形態が中から出てくるというコンセプトとなっている[10]
C3
テラーゴチゾウとブリードガヴ C3で変身した姿[6]
変身音声は「ホラー、デストロイ」。
C1よりも強力で、街に大量の菌を撒き散らして、人々を蝕んでいく[6]
  • 虫歯が進行してドロドロに歯が溶けてしまい、治療が不可能になった状態をイメージしたものとなっている[10]。C1のデザインにあった白い歯、虫歯、神経の3つが溶けて混ざり、大半を虫歯である紫の面積が占めた見た目にしている[10]。濃い赤は出血のイメージで、アシンメトリーのデザインにしてさらにドロドロ感を強調している[10]。複眼の形状は、強者感を出すために悪者らしく鋭く尖ったタイプではなく、あえてヒロイックな仮面ライダーらしい楕円の形状にしている[10]
  • 胸アーマーはビターガヴの色替え[10]
ツール
ブリードガヴ
カリエスの変身ベルト。銀色の量産型と、グラニュートと人間の遺伝子を掛け合わせて誕生した培養体の腹部に生成された黒いガヴ「ブリードガヴ C1」とタオリンが怪人の姿に変貌したことで変化した紫色のガヴ「ブリードガヴ C3」がある[6][10]
  • 量産型はモーターショーなどで展示されている未来のコンセプトカーのイメージで、C1は何層にも虫歯が重なったドロドロの仮面のイメージでベルト全体が歯に見えるようにデザインしている[10]。C3は虫歯が進行して溢れ出た血が仮面のように固まったイメージとなっている[10]。変身遊びに変化を付けるため、「DX変身ベルトガヴ」の企画時に出たギミック構造のアイデアの1つである、上あごを直接上下に動かすギミックに変えている[10]
  • 丸々上あごを変えてほしいという監督の杉原からのオーダーがあったが、商品化の際にコストがかかりすぎるという理由で、ブリザードソルベの時に検討されていたベルトの上あご部分に別のカバーパーツを付け替える仕様となった[10]
必殺技
C1
カオス・クラック
C3
カオス・デストロイ

本作品オリジナルの怪人

タオリン(怪人)
タオリンがブリードガヴ C1にヘクセンハイムゴチゾウを装填したことで変貌した姿。怪人の姿に変貌したことに伴い、ブリードガヴもC3に変化した[6]
ヴァッシマム
クラープの怪人態。ストマック兄弟たちと戦闘する[6]
ヴァッシム兵
ミューターの戦闘兵。クラープの指示で人間やグラニュートを襲撃し、大量に最終決戦にも投入された[6]

本作品オリジナルの用語・世界観

テラーゴチゾウ[6]
培養体が「恐怖」の感情から生成したゴチゾウ。
ヘクセンハイムゴチゾウ
タオリンが、ショウマや幸果とともに作ったお菓子の家を食べたことで生成されたゴチゾウ。
  • 劇中に登場するお菓子の家をイメージしている[9]。ゴシック調でダークな雰囲気になることから、家自体を異様な形にして怪しげな館の雰囲気を出しているが、お菓子の家であることから、お菓子やホイップクリームで出来ているイメージの装飾にしている[9]。親和性を持たせるためにヒーローで使用されているケルト模様を入れている[9]。扉が開くと、お菓子の家の主が姿を現すギミックとなっており、ナイフとフォークを持って食事会をしているイメージとなっている[9]。展開前ではホイップクリームが髭であったのに対し、展開後は中のゴチゾウのジャボに変化している[9]
ウエハウスゴチゾウ[6]
ショウマが、幸果やタオリンとともに作ったお菓子の家を食べたことで生成されたゴチゾウ。バトル場に仮面ライダーガヴの装備を出現させて、仮面ライダーヴァレンと仮面ライダーヴラムに共有することが可能。
  • デザインモチーフはお菓子の家[9]。ウエハースを基に、お菓子の家の作例でよく使用されているホイップクリームやカラフルシュガーを多く乗せている[9]。ケーキングゴチゾウの形状を基にデザインしているが、展開時はケーキングでは眼であった部分を上にずらすことで面長に見えるようにしている[9]
ミューター
グラニュートや人間とも異なる種族[6]

キャスト

声の出演

  • ウエハウスゴチゾウ、フラッぺいず - 下和田ヒロキ
  • ヘクセンハイムゴチゾウ、プリンテ - 円くるみ
  • ゴチゾウ、エージェント - 櫻井皓基、東海林亜祐

スーツアクター

スタッフ

音楽

主題歌「Candy Blaze」[1]
作詞 - YVES&ADAMS / 作曲 - YVES&ADAMS,SLAY / 編曲 - SLAY / 歌 - FANTASTICS from EXILE TRIBE

制作

テレビシリーズ初期からテレビシリーズの主題歌を担当するFANTATICSにゲストとして出演してほしいという話はあり、ライダーのファン層の年代とFANTATICSのファンの年代が割と近いということから、メンバー4人の出演がとんとん拍子に決まり、どうやって物語に嵌めていこうか、というところから考えていったという[9]。特撮が好きな世界自身も変身したいというのも聞いており、FANTATICSのファンも世界が変身した方がうれしいということでライダーにすることとなり、3人も味方にライダーがいるため、敵ライダーということが決まった[9]。FANTATICSのメンバーからスケジュールを10日以上貰い、そのおかげで登場時間も長くなり、従来のように顔出しで要所要所に出てライダーに最後に変身するメインゲストではなく、深く物語に絡んだキャラクターにすることができたという[9]

お菓子と言えば虫歯ということから、虫歯の敵と戦う異世界を舞台にした話となった[9]

プロモーション

前売券

特典付きムビチケ前売券
2025年4月25日10時からムビチケにて発売。第1弾の特典として「スペシャルキーホルダー[注釈 1]、5月30日より発売の第2弾の特典としてスーパー戦隊50周年記念ビジュアルの「ミニポスター」が付いてくる[注釈 2]

入場者プレゼント

劇場限定!ステッカー付ゴチゾウBOOK
入場者プレゼント第1弾。公開初日の2025年7月25日より配布開始。全国合計30万冊で配布される[17]
センタイリング(ゴジュウジャー&ガヴ 夏映画ver.)
入場者プレゼント第2弾。2025年8月8日より配布開始。全国合計15万個限定で配布される[18]
劇場限定!ベストシーンカードセット
入場者プレゼント第3弾。2025年8月22日より配布開始。全4種類(2枚1セット)で全国合計7万セットで配布される[19]

イベント・キャンペーン

映画公開記念 クイズラリー
2025年6月27日7時から8月31日23時までの期間、一部を除く全国の映画館で本作品の公開を記念したクイズラリーを開催。映画館や近隣施設に掲示されたポスターに記載のQRコードを読み取り、特設サイトをスタッフに提示すると映画オリジナルステッカーが先着で貰えるほか、映画館周辺に掲示されたクイズポスターの問題を解き特設サイトから応募すると抽選で総計17名に豪華賞品が当たる[20]

おまけムービー

『ゴチゾウのなつやすみ』
『ゴジュウジャー』と本作品との幕間に上映される、ゴチゾウがメインの短編おまけムービー。
『ゴチゾウのなつやすみ~しおあじ~』
2025年8月8日より上映のおまけムービー第2弾。

映像ソフト化

2025年11月28日発売。Blu-ray / DVDでリリース。また、東映ビデオオンラインショップでBlu-rayスペシャルエディション、またはスペシャルコレクターズエディションを予約すると、オーディオコメンタリーアフタートークCD(知念英和×中島颯太×世界 / 進行:オジンオズボーン・篠宮暁)が特典として同梱される。

  • 仮面ライダーガヴ お菓子の家の侵略者 通常版(DVD1枚組)
    • 音声特典
      • バリアフリー日本語音声ガイド
    • 映像特典
      • TRAILER
  • 仮面ライダーガヴ お菓子の家の侵略者 スペシャルエディション(Blu-ray1枚組)
    • 音声特典
    • 映像特典
      • ゴチゾウのなつやすみ
      • メイキング
      • 「Wヒーロー夏映画」親子で先行上映会
      • 初日舞台挨拶
      • 公開記念舞台挨拶
      • 映画大ヒット記念! 仮面ライダーガヴ&仮面ライダーゼッツ バトンタッチイベント
      • TRAILER
      • PR集
      • POSTER GALLERY
  • 【初回生産限定】仮面ライダーガヴ お菓子の家の侵略者 スペシャルコレクターズエディション(Blu-ray1枚組)
    • 音声特典
      • バリアフリー日本語音声ガイド
      • オーディオコメンタリー(知念英和×中島颯太×世界 / 進行:オジンオズボーン・篠宮暁)
    • 映像特典
      • ゴチゾウのなつやすみ
      • メイキング
      • 「Wヒーロー夏映画」親子で先行上映会
      • 初日舞台挨拶
      • 公開記念舞台挨拶
      • 映画大ヒット記念! 仮面ライダーガヴ&仮面ライダーゼッツ バトンタッチイベント
      • TRAILER
      • PR集
      • POSTER GALLERY
    • 封入特典
      • フォトブック
      • クリアカードセット(8枚)
    • 外装特典
      • 特製スリーブケース

脚注

参考文献

外部リンク

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