偽りのフレイヤ
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| 偽りのフレイヤ | |
|---|---|
| ジャンル | ファンタジー[1] |
| 漫画 | |
| 作者 | 石原ケイコ |
| 出版社 | 白泉社 |
| 掲載誌 | LaLaDX |
| レーベル | 花とゆめコミックス |
| 発表号 | 2017年9月号 - |
| 発表期間 | 2017年8月10日[2] - |
| 巻数 | 既刊14巻(2025年12月5日現在) |
| テンプレート - ノート | |
| プロジェクト | 漫画 |
| ポータル | 漫画 |
『偽りのフレイヤ』(いつわりのフレイヤ)は、石原ケイコによる日本の漫画作品。『LaLaDX』(白泉社)にて、2017年9月号から連載されている[2]。テュール王国の王子に似ている少女・フレイヤが、王子の身代わりとして過ごしていく様を描いた物語[1]。
次にくるマンガ大賞2020コミックス部門にノミネートされたが、入賞とはならなかった[3]。2026年4月時点で、単行本の累計部数は115万部を突破している[4]。
2017年6月9日発売の『LaLaDX』7月号にて、本作の連載が開始されると告知が行われる[5]。同年8月10日発売の同誌9月号より連載を開始[2]。
本作の「壮大な世界観と予測不可能な展開・美しい描写」により、連載当初から書店員の支持を獲得し、SNSで読者から反響を得ている[6]。2018年4月5日に発売された単行本第1巻は、重版となった[1][6]。第2巻の発売を記念し、「SNS上の読者の反響を掲載」したポスターと、公式サイトにてスペシャルムービーを公開[6]。2024年10月5日、6日、7日に100万部を突破したことを記念したボイスPVが白泉社の公式YouTubeチャンネル「はくせんちゃんねる」にて公開[7]。第1弾は「テュール編」、第2弾は「ナハト編」、第3弾は「アシャ編」の内容となっている[7]。
登場人物
作風・評価
ライターの嵯峨景子によると、本作は「男装・身代わり」をキーポイントとした「『少女の成長と恋愛』を描く大河ファンタジー」である[9]。これは田村由美の『BASARA』や須賀しのぶの『流血女神伝』など、女性向け作品で人気の設定であるが、「ヒロインの鮮烈な生き様がもたらすカタルシス」や男装の「固定的なジェンダー規範を撹乱する心地よさ」が読者の心を惹きつけている[9]。本作は「血生臭く、酷薄なストーリー」が「美麗な作画」により描かれるテイストとなっている[9]。物語がシビアに導入され、ハードな展開となりつつも、「フレイヤをめぐる逆ハーレム」のような少女漫画らしい恋愛要素も描かれている[9]。
ダ・ヴィンチWebによると、「手に汗を握るようなスリリングな展開」から原泰久の『キングダム』を思い浮かべる読者もいるような作品[11]。ドラマチックな展開で[8]、「恋愛、バトル、陰謀、駆け引き」といった「凝った設定や美麗な作画」が見どころとなっている[12]。ファンタジーな設定は王道であるが、話は「衝撃的な展開の連続」となっており、それに加え登場人物たちの心情が丁寧に描かれている[8]。絵柄に定評があるため、既刊の表紙のイラストに目を引かれ、単行本を集めるようになった読者もいるという[13]。
立花ももによると、「容赦ないどんでん返しの連続が仕込まれている」作品である『銀河英雄伝説』や『ゲーム・オブ・スローンズ』だが、本作もそれらと同じで、ファンタジーが好きなら「読まないと損をする」ような作品[10]。「想定外の裏切りの連続」が上手な構成で描かれている[10]。「フレイヤが最終的に誰を愛するのか、まったく読めない」点も、本作の魅力である[10]。「1コマ1コマの密度が濃すぎて、智謀策略の気配が強すぎて、誰が味方で誰が敵か、読み手を疑心暗鬼にさせる」よう描かれており、構成も上手であると評している[14]。