改造は陸軍技術本部による。九七式軽装甲車の砲塔を撤去し、九八式高射機関砲を搭載したところ、脚を改造する必要があったが搭載は可能と判断された。しかしながら余積が狭く、機関銃に防楯を付けることも難しかった。付けた場合には操縦手が乗りこみにくくなり、付けなければ吹きさらしの車上で機関砲のまわりに砲手と装填手が寄り固まることとなった。また補強のため、誘導輪のサスペンションを内外二重としたものの安定の効果は薄かった。搭載にも、レールを用いて後方から車体の上へと機関砲を運びあげる手間がかかった。このときに車輪を用い、この車輪は装甲車の後部に取り付けられた。
画期的ではあったが、防弾、走行、操砲からみて全体的に車が小さすぎ、採用は断念された。