クーゲルパンツァー

From Wikipedia, the free encyclopedia

種類 偵察車?
原開発国 ナチス・ドイツの旗 ドイツ国
全長 1.7m
全高 1.5m
クーゲルパンツァー
クビンカ戦車博物館のクーゲルパンツァー
種類 偵察車?
原開発国 ナチス・ドイツの旗 ドイツ国
諸元
全長 1.7m
全高 1.5m
要員数 1名

装甲 5mm
速度 8 km/h
テンプレートを表示

クーゲルパンツァー: Kugelpanzer)は、第二次世界大戦中の装甲戦闘車輌らしき動力車両である。「クーゲル (Kugel)」はドイツ語の「ボール」で、直接和訳は戦車となる[1]

詳細は不明点が多いが、ナチス・ドイツで開発されて日本に輸出された、とする説がある。

ロシアクビンカ戦車博物館のドイツ車両コーナーに、比較的保存状態の良い個体が1両だけ収蔵され、性能や来歴は以下が記される[2][3]

車輌の両側に、側面装甲と一体化した車輪が谷型の傾斜で装備され、車体背後に搭乗口と小型補助輪付きアームを備える。車体保持と旋回は補助輪付きアームで行う三輪自動車の一種である。第一次世界大戦中にドイツで試作されたトレファスワーゲンと同様の形態である。車体前面覗き窓下部に塞がれたと見られる空隙は、機銃などによる射撃が可能とするピストルポート、通信ケーブルを引き出す、など諸説あり用途不明である。

クルップ製とする説もあるが開発国のドイツに資料は見られず、日本輸出の目的や経緯など詳細不明である。日本も運用、戦闘、満州配備、など記録は見られず、鹵獲された時点で戦闘による損傷の類もなかった、とされる。超重戦車マウスとともにクンマースドルフの試験場で捕獲された、とする説もある。

装甲厚の薄さから小銃弾も耐えないと推察され、戦闘用ではなく偵察車、通信ケーブル敷設工作車両、実験用試作車両、などの説もある。

鹵獲後に駆動装置を外して再塗装されたが、2000年にオリジナルの塗装へ戻された。

2016年に開館したパトリオットパーク英語版の新たな展示スペース「パトリオット博物館」の第10ホールに移されたが[1]、2021年にクビンカ戦車博物館へ戻されてハンガー6で展示されている。

トレファスワーゲン

トレファスワーゲン(: Treffas Wagen)は、1916年にドイツ陸軍省がマーク I 戦車に対抗するために開発を始めた車両である。

受注したブレーメンのハンザ=ロイド社は、「ビッグ・ホイール」方式の車両を設計して製造し、1917年2月に試作車が完成した。

前輪直径は3.35メートル、重量18トン、乗員4名、武装は対戦車ライフル2丁、もしくはベルギー製57ミリメートル ノルデンフェルト砲1門、とされる。

種々の試験結果は軍首脳部を満足させず、A7Vが量産となる。

  • - トレファスワーゲン前方
  • - トレファスワーゲン後方

脚注

関連項目

リンク

Related Articles

Wikiwand AI