八木山ベニーランド

日本の宮城県仙台市太白区にある遊園地 From Wikipedia, the free encyclopedia

八木山ベニーランド(やぎやまベニーランド)は、宮城県仙台市太白区八木山にある遊園地である。仙台市八木山動物公園とは道路を挟んで向かい合わせの位置にある。1968年(昭和43年)に開園した。ベニーランドの名称は、運営会社エイトリーの親会社にあたる八木山一帯を管理する不動産会社「紅久」に由来する[1][2]。シンボルマークは「ベニーマーク」と呼ばれベニーランドの「ベ」を円で囲んで図案化し濁点を眼、「へ」を口に見立て子供の笑顔をイメージしており、同マークをモチーフとしたマスコットキャラクターとして男の子の「ベニーニョ」と女の子の「ベニーニャ」が制定されている[1]。開園期間は例年3月初旬から翌年の成人の日までで、11月下旬から12月中旬及び1月初旬は土日祝日のみの開園となる。1月中旬から3月初旬及び12月下旬は土日祝日も休園となる。

座標 北緯38度14分48秒 東経140度50分55秒
住所 太白区長町字越路19番地1
公式サイト benyland.com
概要 八木山ベニーランド Benyland, 所在地 ...
八木山ベニーランド
Benyland
八木山ベニーランド概観
八木山ベニーランドの位置(仙台市内)
八木山ベニーランド
所在地 宮城県仙台市
座標 北緯38度14分48秒 東経140度50分55秒
住所 太白区長町字越路19番地1
公式サイト benyland.com
所有者 株式会社エイトリー
総支配人 八木充幸
開業 1968年昭和43年)4月14日
旧称 八木山遊園地
開園期間 3月初旬〜翌年の成人の日
面積 7.9ha
アトラクション 25(2010年現在)
ジェットコースター 4(2022年現在)
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山形県上山市にあるリナワールドと共に「南東北遊園地協議会」を結成している[3]

沿革

1968年昭和43年)4月14日に東北地方で初めての総合遊園地として開園した[1]。八木山動物公園の開園から3年後のことである。開園当時のアトラクションの数は15で、ジェットコースターゴーカートティーカップ、回転ブランコ、宇宙ロケットなどがあった。ジェットコースターやゴーカート、ティーカップは移転やリニューアルを経て今でも現役であるが、回転ブランコや宇宙ロケットなど後年に廃止されたアトラクションもいくつかあった。開園後、観覧車の新設などアトラクションの充実が図られ、1980年4月27日には2回転宙返りのコークスクリューが設置された。これは、アトラクションマシンの大型化、外国製マシンの導入という点で画期的だったという。アトラクションの拡充はその後も続けられ、現在は30近いアトラクションが利用者を楽しませている。

年表

テーマソング

1968年昭和43年)4月14日の開園を記念してベニーランドのテーマソングが作られた。東北地方各県でベニーランドのコマーシャルで使用されたことで宮城県のみならず、東北各県でなじみの歌となった。2002年4月に第一興商の「メロDAM」にて、携帯電話着信メロディ配信サービスが行われた際には、ダウンロード数は2万件を越えた(現在は終了)。

作曲者、作詞者、歌手は長い間不明とされてきたが、2006年7月にテーマソングが初めてCD化され園内で発売された際、作詞者が真崎冬彦、歌手が天地総子と判明した。さらに2007年4月25日に発売された『宮城なつかCM大全集[7]』では企画段階からラインナップの目玉とされ、担当者が奔走して作曲者を越部信義[注 1]と突き止めた。

地元での認知度の高さからメロディが流用され地元の高校野球の応援[注 2]に用いられるほか、プロ野球チームの東北楽天ゴールデンイーグルスチャンステーマとして他地域にも知られるようになった。ただし、他地域では馴染みがないためガリガリ君のCMソングと間違える人もいる[9]

この他、2007年9月22日に発売されたCD『天地総子大全〜フーコのコマソン・パラダイス』や、同年11月23日に発売された『懐かしのせんだいCM大百科』にテーマソングが収められた。同年には天地本人が初めてベニーランドに来園している[10]

歌詞は5番まで存在し、当時録音された音源は3番までしかなったが、懐かしのせんだいCM大百科の続編として制作された「決定版 懐かしのせんだいCM大百科」で全編が天地による歌唱で採録された[11]

宮城を舞台とした漫画「ハイキュー!!」のアニメ版では登場人物の一人がテーマソングを鼻歌で歌うシーンがあり、仙台を舞台としたアニメ「Wake Up, Girls!」の2014年公開の劇場版「7人のアイドル」で芸能事務所社長がテーマソングのサビの一部を歌っている。また、仙台出身の落語家春風亭与いちがこのテーマソングを出囃子にしている。

2020年1月には日清のカップヌードル「2020年!地元から沸かせ!#地元CMフェス」の宮城県向けコマーシャルにて、ベニーランドのコマーシャルをモチーフとしたパロディコマーシャルが放送された。

園内施設

エントランス付近
アトラクション
  • 八木山サイクロン
    • 1988年導入[12]。アロー製、全長600m、最高部25m、最大斜度55度、6人乗り5両編成、最高時速70km、最大過重力3.7G[13]
  • 観覧車(2代)
  • コークスクリュー
    • 1980年導入[1]。アロー製、全長430m、最高部22m、最大斜度42.5度、4人乗り6両編成。
    • 2021年3月には車両をとしまえんから譲渡された編成に変更[5]。旧編成は再塗装の上で2023年よりルスツリゾートにて使用[19]
  • キッズトレイン東西線[20]
    • 2018年導入、4人乗り車両×4台、路線長166m。仙台市交通局監修のもと地下鉄東西線2000系電車を模した車両を走行させるミニ列車。
  • メガダンス
  • エアロ5
    • 2015年導入[12]。ザンペーラ製、2人乗り5両編成、全長109m[23]、最高時速14.8km[1]
    • 2020年11月12日に放送されたバラエティ番組「最高の最下位」の検証によれば、日本一遅いジェットコースターとされる[24]
  • ミニサイクロン
    • 2023年3月導入[25]。ミゼッティ工業製、4人乗り4両編成、全長270m[26]。2022年廃止のジェットコースターの後継として整備され[1][27]、としまえんから車両を譲受[28]
  • パイレーツ
    • 2026年3月導入。ザンペーラ製、35人乗り。2024年に終了した海賊船パイラットの後継機種として導入された。
  • スカイジェット
  • ゴーカート(1968年導入、2006年コース移設[12]
  • テレコンバット(1985年導入[12]
  • バルーンレース(1990年導入[12]
  • パラトルーパー(1987年導入[12]
  • メリーゴーラウンド
  • 弁慶号(1989年導入[12]
  • コーヒーカップ(1981年導入[12]
  • ダックス(1969年「クレージーカー」として導入[29]、2005年リニューアル[12]
  • ロッキンタグ(2008年導入[12]
  • フアフア
  • トランポリン
  • トリッピングカー(1996年導入[12]
  • マイカート
  • アクアブラスター
  • キッズ乗り物
  • アーケードゲーム
  • ちびっこパワーショベル
  • 洋弓(1968年導入[12]
  • ミステリーハウス(1971年導入[12]
サービス施設
  • サービスセンター
  • フードショップ
    • 噴水前食堂
    • ファストフードショップ(コーヒーカップ前店・キッズトレイン前店・メガダンス前店)
  • 野外ステージ
  • ふれあいホール
  • レストハウス
  • 芋煮会施設
  • 越路神社(ベニー神社) - 八木山の開発を行った5代目八木久兵衛が1926年に開設した「越路山神社」の神体を1996年に遷座し開設[30]
過去の施設
  • ベニータワー
    • 高さ30mの回転式展望塔。1968年導入、1978年の宮城県沖地震により塔体にずれが生じ廃止、敷地はコークスクリューに転用[31]
  • 宇宙ロケット(1968年導入[12]
  • チェーンタワー(1968年導入[12]
  • おとぎの馬車(1968年導入[12]
  • 子供の国(1968年導入[12]
  • 回転ブランコ(1968年導入[12]
  • ささやきの小径(1968年導入[12]
  • 荒野の野砲(1968年[12]-2011年[32]
    • 圧縮空気式の砲台で軟式野球ボールを撃ち出し、谷の向こうの怪獣などを描いたテント生地製の的に当てる射撃アトラクション。東日本大震災によるネット付近の崩落などにより廃止。
  • 初代観覧車(1971年導入)[5]
  • アストロライナー[33]
  • トップスピン2(1995年-2017年)[12]
  • 幽霊屋敷(1997年-2017年)[12]
  • 3D立体時空館(1997年-2013年)[34]
  • ジェットコースター(1968年-2022年)
    • 全長300m(チャンネル型レール)、最高部8m、最大斜度35度、4両編成定員14名(先頭車2人+4人乗り×3両)、最高時速50km[35]
    • 初代・2代目は特急列車をイメージした車両を使用[35][36]、2代目は3両編成の車両に更新の後[36]、1982年に導入した「銀河鉄道999」をイメージし蒸気機関車を模した3代目車両を40年間使用[35]。保護者同伴であれば3歳からでも乗車可能である[37]。東北最古のジェットコースターとして多くの人に親しまれたが[37]、安全性に問題はないものの老朽化は避けられないとし[36]、今後の維持は困難として2022年11月14日をもって引退[37]。走行開始以降延べ800万人が乗車し[36]、無事故を貫いていた[37]
  • 海賊船パイラット
    • 1982年導入[12]。西ドイツ製、最大傾斜75度、54席。
    • 2024年4月12日に帆柱付近のアルミパイプが破断し人形などの装飾が脱落し客席に落下[38]。その後点検で老朽化による支障があるとして営業を終了、2026年を目標に後継機種の導入を検討する。

所在地・アクセス

所在地

周囲の住所は八木山本町だが、ベニーランドや動物公園後背地があるこの地区は住居表示が実施されていないため、飛地状態で「長町」の地名となっている(動物公園自体は、八木山本町一丁目43番1号となっており、住居表示実施済)。

アクセス

脚注

関連項目

外部リンク

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