八犬伝 (山田風太郎)
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あらすじ
→「南総里見八犬伝」も参照
登場人物
以下、人物に演者の記載がある場合は、後述の映画「八犬伝 (2024)」のキャストとする。
実の世界
主要人物
- 滝沢馬琴
- 演 - 役所広司[1]
- 本作の主人公。『南総里見八犬伝』を著した実在の人物。現地視察等は行わず、書物に囲まれた部屋の中で執筆作業を続ける。
- 葛飾北斎
- 演 - 内野聖陽[1]
- 馬琴の友人であり、実在した浮世絵師。八犬伝の初期の構想時にはその内容を絶賛し、以降も度々、馬琴の元を訪れてはこの先の構想を聞き、その内容に感嘆してその場で絵を描くが、仕上がった絵は馬琴の嘆願も虚しく処分して立ち去っていく。
滝沢家
- お百
- 演 - 寺島しのぶ[1]
- 馬琴の妻。なかなか金にならない馬琴の執筆姿勢や、北斎との交友になにかと文句をつける。
- 鎮五郎(しずごろう) / 宗伯(そうはく)
- 演 - 磯村勇斗[1]
- 馬琴の長男。滝沢家を再び士分に戻したいという馬琴の思惑から医師を目指す。八犬伝の校閲も行っているが、完結を前に妻子を残して病死。
- お路(おみち)
- 演 - 黒木華[1]
- 馬琴の息子・宗伯の妻。馬琴が八犬伝執筆中に眼病を患い、断筆を考えていた折、漢字は書けなくとも自ら代筆を申し出たことで、八犬伝完結へと導いた。
その他
- 鶴屋南北
- 演 - 立川談春[2]
- 歌舞伎『東海道四谷怪談』の作者。馬琴と北斎が観劇した際に奈落(舞台下)で遭遇する。
- 七代目市川團十郎(民谷伊右衛門)
- 演 - 中村獅童[2]
- 馬琴と北斎が観劇した際の舞台に登場。
- 三代目尾上菊五郎(お岩)
- 演 - 尾上右近[2]
- 馬琴と北斎が観劇した際の舞台に登場。
- 渡辺崋山
- 演 - 大貫勇輔
- 宗伯の友人であり、八犬伝の愛読者でもある。友人を見舞いがてら晩年の馬琴の元を訪れ、宗伯の死後はその肖像画を馬琴に送った。
虚の世界
- 里見義実
- 演 - 小木茂光[3]
- 安房里見家初代当主であり、実在の人物をモデルとする。籠城中、飼い犬・八房に敵将の首を取ったならば娘・伏姫を降嫁させると発言。八房がこの言葉通りに実行したことで、籠城による困窮は解消されるが、伏姫を連れ去られてしまう。
- 伏姫
- 演 - 土屋太鳳[1]
- 義実の娘。父・義実の発言のために、結婚と称して飼い犬・八房に山奥へと連れ去られたのち、巣穴の中で、父が受けた玉梓の呪いを鎮める儀式を執り行う。巣穴を護る八房に向けて義実が鉄砲を撃たせると、八房と共に射殺されてしまう。絶命の前に、胸元に掛けている八つの珠が光り輝き、上空へ浮遊していったのを見届けた。
- 犬塚信乃
- 演 - 渡邊圭祐[4]
- 生まれながらに珠を手に握り、痣を持つ青年。
- 犬川壮助
- 演 - 鈴木仁[4]
- 犬坂毛野
- 演 - 板垣李光人[4]
- 犬飼現八
- 演 - 水上恒司[4]
- 犬村大角
- 演 - 松岡広大[4]
- 犬田小文吾
- 演 - 佳久創[4]
- 犬衛親兵衛
- 演 - 藤岡真威人[4]
- 犬山道節
- 演 - 上杉柊平[4]
- 浜路
- 演 - 河合優実[2]
- 信乃の従妹。拾われた子。
- 玉梓
- 演 - 栗山千明[4]
- 義実の手で刑死。首を切り落とされた十数年後、浜路の養父の後妻として現れる。
- 金椀八郎
- 演 - 大河内浩
- 金碗大輔 / 丶大法師
- 演 - 丸山智己[3][5]
- 船虫
- 演 - 真飛聖[3][5]
- 網乾左母二郎
- 演 - 忍成修吾[3][5]
- 扇谷定正
- 演 - 塩野瑛久[3][5]
- 赤岩一角
- 演 - 神尾佑[3][5]
小説
書誌情報
以下、いずれも著者は山田風太郎。
- 『八犬伝 上』(朝日新聞社、1983年10月1日発売、ISBN 978-4-0225-5150-4)
- 『八犬伝 下』(朝日新聞社、1983年11月1日発売)
- 『八犬伝 上 山田風太郎傑作選 江戸篇』(河出文庫、2021年2月8日発売、ISBN 978-4-3094-1794-3)
- 『八犬伝 下 山田風太郎傑作選 江戸篇』(河出文庫、2021年2月8日発売、ISBN 978-4-3094-1795-0)
- 『八犬伝 上』(角川文庫、2022年11月22日発売、書影:せがわまさき、ISBN 978-4-0411-2343-0)
- 『八犬伝 下』(角川文庫、2022年11月22日発売、書影:せがわまさき、ISBN 978-4-0411-2344-7)