反復法 (数値計算)
数値解析分野における手法のうち、反復計算を用いるものの総称
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アルゴリズム
例
不動点反復法
上記アルゴリズムでは、i +1 回目の近似解 xi+1 は直前の近似解 xi のみの関数であるが、これを一般化した不動点反復法[2][6]または l 点反復法は
という形で表される。ニュートン法は l = 1、割線法は l = 2 の場合である。反復関数 g は f (α) = 0 を満たす真の解 α に対し
を満たす。このことから α は g の不動点(英: Fixed point)と呼ばれる[2][5]。
l = 1 の場合、この反復法の収束性についての十分条件として、次の不動点定理が成り立つ:不動点反復法
は、反復関数 g が以下の条件を満たすとき唯一の不動点 α に収束する。
- g(x) は区間 I = [a, b] で連続。
- すべての x ∈ I に対して g(x) ∈ I。
- すべての x, y ∈ I, x ≠ y に対して
- を満たす、x, y に無関係な定数 L (0 ≦ L < 1) が存在する。
不動点定理の条件が成り立つならば、適当な初期値 x0 ∈ I を選んで反復計算を行うと、xi は区間 I 内に唯一つ存在する不動点 α に収束することが示せる[2][5]。