吉野 (ゲイバー)
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吉野を訪れた著名人
吉野寿雄の略歴
小学校の頃、男らしさを求められることに違和感を覚える[1]。高等科を卒業する(今の中学2年生)直前、東京大空襲に遭う。何度も焼け出され、転々としたが、幸い家族は無事で練馬の江古田で終戦を迎えた[1]。
17歳で銀座のダンスホール「美松」でボーイとして働き出すが[1]、"おしまママ”こと島田正雄にスカウトされ、島田が新橋の烏森神社境内で始めた日本初のゲイバー「やなぎ」に移る[1]。やなぎには江戸川乱歩、ミヤコ蝶々、アラン・ドロン、ピエール・カルダン、イヴ・サン=ローランなどの著名人も訪れた。
美松で働く合間に出入りしていた数寄屋通りの喫茶店兼倶楽部「ブランシック」で三島由紀夫と知り合う[1]。三島の小説『禁色』の中で、自分ほどの美少年はいないと思っている“オアシスの君ちゃん”のモデルは吉野である[1]。ブランシックではボーイとして働く美輪明宏とも出会った[3]。
31歳で独立し、銀座に「ボンヌール」を開店。1964年の東京オリンピック開幕間際、六本木に「吉野」を開店するが[1]、六本木ヒルズの開発に伴う立ち退きを機に、2002年閉店した[1]。
2020年(令和2年) 7月に公開のはるな愛による映画初監督作品『mama』では、主演を務めた[4]。