商魂一代 天下の暴れん坊
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キャスト
スタッフ
製作
東宝の田中友幸プロデューサーが、大阪万博の三菱未来館の総合プロデュースを担当したのが縁で[3]、当時で従業員30数万人、関連会社を合わせればその倍といわれ、"組織の三菱"と結束のかたさで鳴る大三菱にタイアップを働きかけ[3]、三菱の創始者・岩崎弥太郎の一代記を描く『土佐の暴れん坊』の製作を決めた[2][3][4]。タイトルはこの後『商魂一代 天下の暴れん坊』に改められた[2][4]。三菱サイドとしても当時は一般には全くの無名で[3]、三菱社員でも昭和生まれはほとんど知らない創始者を知ってもらい[2][3]、消費者に親近感を持たせたいという利害が一致した[3]。製作費1億2000万円のうち、三菱が7000万円を出資したと書かれた文献と[2]、製作費7000万円は三菱が全額負担と書かれた文献がある[4]。前売り券の窓口を田実渉三菱銀行頭取に依頼し、万全の体制を敷いた[3]。
1970年6月25日午後、無事完成を祈願するため田実三菱銀行頭取と三菱グループ首脳、中村錦之助、仲代達矢、佐久間良子、中村玉緒が東京駒込にある岩崎弥太郎の墓を訪れ、墓前祭が行われた[4]。弥太郎の墓の隣には夫人の墓も並ぶが、佐久間の役は本妻ではなく弥太郎が憧れる女性の役[4]。