貿易会社を経営する高村清二は、先妻亡き後、先妻の子・悠子を連れて秘書をしていた夏美と再婚。毎週土曜日には軽井沢の別荘で週末を過ごす生活をしていた。一見幸せそうに見えるような一家だが、実は一家みんな気持ちはバラバラで、夏美には二歳年下の建築デザイナー・千野優が、清二には若い秘書・中村和代というそれぞれの恋人が居り、優子は夏美に心を許していないという状態。ある日、夏美が忘れた結婚指輪を届けるために千野が外車で軽井沢を訪れ、夏美と会っているその所を悠子が目撃、そこから事態は動き出した…。そんな一家が、徐々に崩れていく様子を都会的な作風で描いた[1]。