塩化レニウム(V)

From Wikipedia, the free encyclopedia

塩化レニウム(V)
識別情報
ECHA InfoCard 100.033.660 ウィキデータを編集
特性
化学式 ReCl5
モル質量 363.471 g/mol
外観 赤褐色
密度 4.9 g/cm3, 固体
融点

220 °C

沸点

N/A

への溶解度 水と反応して HCl を発生
構造
結晶構造 単斜晶系, mP48
空間群 P21/c, No. 14
分子の形 八面体形
危険性
労働安全衛生 (OHS/OSH):
主な危険性
加水分解によりHClを放出する
GHS表示:[1]
急性毒性(低毒性)
warning
H315, H319, H335
P261, P264, P271, P280, P302+352, P304+340, P305+351+338, P312, P321, P332+313, P337+313, P362, P403+233, P405
NFPA 704(ファイア・ダイアモンド)
NFPA 704 four-colored diamondHealth 1: Exposure would cause irritation but only minor residual injury. E.g. turpentineFlammability (red): no hazard codeInstability 0: Normally stable, even under fire exposure conditions, and is not reactive with water. E.g. liquid nitrogenSpecial hazard W: Reacts with water in an unusual or dangerous manner. E.g. sodium, sulfuric acid
1
0
安全データシート (SDS) MSDS
関連する物質
関連するハロゲン化レニウム 塩化レニウム(III)
塩化レニウム(IV)
六フッ化レニウム
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

塩化レニウム(V)(えんかレニウム ご、: rhenium(V) chloride)は、化学式が Re2Cl10 と表されるレニウム塩化物である。赤褐色の固体で、レニウムの塩化物で最高酸化数にあるものである。

塩化レニウム(V)は双八面体形構造をとり、Cl4Re(μ-Cl)2ReCl4 と表すことができる。Re-Re 結合長は3.74 Åである[2]。類似の構造が塩化タンタル(V)にも見られる。

この化合物はレニウム発見の数年後、1933年[3]に初めて合成された。900 °C以上でレニウムを塩素化することで得られ[4]昇華によって精製することができる。

Re2Cl10 はレニウムの塩化物で最高酸化数にあるものである。しかし d2 配置をとるため、さらに塩素化することができる可能性がある。塩化レニウム(VI)は不確かだが、フッ化レニウム(VI)フッ化レニウム(VII)が知られている[5]

利用と反応

出典

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI