夏侯蘭
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正史『三国志』の本文には記述がない。蜀書「趙雲伝」において、裴松之が注釈で引用した『趙雲別伝』にのみ記述がある人物である。
それによると、夏侯惇が荊州の劉表を頼っていた劉備を攻撃することになると、夏侯蘭もこれに従軍した。しかし夏侯惇軍が劉備軍に博望で敗北したため、夏侯蘭は趙雲に生け捕りにされた(博望坡の戦い)[1][2]。
しかし夏侯蘭は趙雲と同郷で、二人は若い頃からの知り合いであった。そのため趙雲は劉備に助命を願い出て、夏侯蘭が法律に明るいことを活かして用いるよう進言した。以後、夏侯蘭は軍正(軍法の官[3])として任用されることになった。しかし趙雲は夏侯蘭が降将であるということを考え、その後、自分から夏侯蘭に近づこうとはしなかったという[1][2]。
三国志演義
関連作品
- 『三国志 武神・趙雲伝』 (原題:武神趙子龍)中国、2023年(日本公開:2024年)。
若き頃の趙雲を主題にした映画作品。趙雲と共に山賊退治を行うなど、村の治安を守っていたが、ある日、村人が皆殺しに遭う。復讐を誓った二人は、主犯の王太守のもとに乗り込む[5]。