大竹正博

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大竹 正博(おおたけ まさひろ、旧姓:大崎(おおさき)。1969年12月30日 - )は、日本中央競馬会 (JRA) 所属の調教師美浦トレーニングセンター)、元調教助手、元厩務員麻布大学獣医学部卒業。東京都出身。

国籍 日本の旗 日本
出身地 東京都
生年月日 (1969-12-30) 1969年12月30日(56歳)
所属団体 JRA
概要 大竹正博 (大崎正博), 基本情報 ...
大竹正博
(大崎正博)
3歳以上1勝クラス 口取りにて
(2025年9月15日)
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 東京都
生年月日 (1969-12-30) 1969年12月30日(56歳)
所属団体 JRA
初免許年 2008年(2009年開業)
経歴
所属 鈴木清/厩務員→調教厩務員
(1997.7 - 1998.2)
高橋祥泰/調教厩務員
(1998.3 - 1998.5)
鈴木伸尋/調教厩務員
(1998.5)
萩原清/調教助手
(1998.6 - 開業)
美浦T.C.(開業 - )
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経歴

大竹の父は中央競馬の元騎手大崎昭一である。1985年に大崎は八百長を行ったという疑いをかけられ、無期限の騎乗停止処分を受けた。最終的に八百長行為は認められないという結論が下され騎乗停止処分は解除されたものの、騒動の影響で栗東の一部の厩舎をのぞきほとんどの厩舎から騎乗依頼が来なくなるなど大崎の騎手生活は大きく狂わされることとなった(新潟事件)。事件の影響から大竹は競馬によい印象を抱いておらず、当初は獣医師を志していたが、1992年に大崎がレッツゴーターキンに騎乗して天皇賞(秋)を優勝したことをきっかけに中央競馬で働くことを考えるようになった[1]

麻布大学獣医学部を卒業後、北海道の白井牧場で勤務して短期集中で馬乗りを教えてもらい、そののちに競馬学校の厩務員課程に合格[2]1997年に中央競馬の調教助手となった。大竹は中央競馬の調教師になることが父の敵をとることになると考えており、当初から調教師になることを志していた[3]2008年に調教師免許を取得し、2009年美浦トレーニングセンターに厩舎を開業した。

なお、調教師試験受験時に父・昭一が予想会社の看板役として勤務していたことや昭一の過去の経緯もあり、昭一と話し合いの末にお互い疎遠にすることにしたという。姓は結婚を機に夫人方の姓を名乗ることになった。昭一が予想会社を退職した後は再び連絡を取るようになった[4]

2009年4月4日、中山競馬第8Rでアンヴェイルが1着となり、開業以来14戦目でJRA初勝利[5]

2013年7月6日、函館競馬第9競走でピクシーホロウが1着となり、現役163人目となるJRA通算100勝を達成した[6]

2018年3月4日、中山競馬第12競走でカルヴァリオが1着となり、現役103人目となるJRA通算200勝を達成した[7]

2018年12月23日、有馬記念ブラストワンピースレイデオロを首差しのいで勝利し、開業10年目でG1初制覇を果たした[8]

2020年11月11日、同7日の東京競馬第4競走に出走した管理馬ソーヴァリアントから禁止薬物のカフェインが検出されたと発表された。ソーヴァリアントは同レースで1着となっていたが失格処分となった[9]。この件でJRAは裁定委員会を設置。大竹の弁明書などの提出を経て、2021年6月23日の委員会にて翌24日から8月23日まで2ヶ月間の調教停止処分を行うと発表[10]、その間の管理馬は全て手塚貴久厩舎へ転厩することになった[11]

2022年2月19日、東京競馬第5競走でストキャスティークが1着となり、現役72人目となるJRA通算300勝を3087戦目で達成した[12]

2026年1月25日、京都競馬第10競走・山城ステークスでララマセラシオンが1着となり、現役41人目となるJRA通算400勝を4115戦目で達成した[13]

同年5月20日、調教助手時代に所属していた萩原清調教師が死去した事に伴い、翌21日付で22馬房の臨時貸付を受けて、旧萩原厩舎が預託していたドリームコアなど44頭が大竹厩舎に転厩することとなった[14]。同年7月20日に臨時貸付期間が満了し、この時点での旧萩原厩舎からの預託馬28頭中27頭が、同月21日付で新規開業する古賀大生厩舎、残りの1頭が栗東所属の新谷功一厩舎へそれぞれ転厩となる[15]。なお、ドリームコアについては臨時貸付期間満了以前に田中博康厩舎に転厩している[16]

エピソード

  • 大竹に初勝利をもたらした競走馬アンヴェイルは橋口弘次郎厩舎からの移籍馬である。橋口は新潟事件後大崎を積極的に起用した調教師として知られ、その縁でアンヴェイルの移籍が実現した[3]
  • 萩原清厩舎で調教助手をしていたときにのちにダービー馬となるロジユニヴァースの調教などに携わっている。ロジユニヴァースが栗東留学をする際には大竹がロジユニヴァースに同行をした。また、ロジユニヴァースの馬主である久米田正明は長い競馬歴の中でも印象に残っている馬に、大竹の父である大崎昭一が初のG1勝利を手にした馬で、「新聞の読める馬」として知られているカブトシローを挙げている。その縁もあり開業間もない大竹厩舎に久米田の期待馬が預けられている。
  • 萩原調教師が亡くなった際、「いい部分は継承して、新しいものを取り入れる方。調教師になったときには〝自分でやっていくように〟と教わりました。馬に対する姿勢がとにかくすごかった。真摯に向き合う方でした。この状態でも満足いかないのか…と思うほど。馬を見る目は確かでしたし、教わったことは今の(自分の)スタイルの土台になって、生かされています。」と語り、自らの師匠との日々を思い返し、目に涙を浮かべていたという[17]
  • 高校時代はバンドを組み、キーボードドラムスを担当し、大学時代にはクラブでプレイするDJをしていた[18]

調教師成績

さらに見る 日付, 競馬場・開催 ...
日付競馬場・開催競走名馬名頭数人気着順
初出走2009年3月8日2回中山4日8R4歳上500万下アンヴェイル16頭52着
初勝利2009年4月4日3回中山3日8R4歳上500万下アンヴェイル11頭11着
重賞初出走2010年1月11日1回中山4日11RフェアリーSロジフェローズ16頭56着
重賞初勝利2011年3月21日1回阪神5日11Rフィリーズレビューフレンチカクタス16頭31着
GI初出走2011年4月10日2回阪神6日11R桜花賞フレンチカクタス18頭79着
GI初勝利2018年12月23日5回中山8日11R有馬記念ブラストワンピース16頭31着
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主な管理馬

※括弧内は当該馬の優勝重賞競走、太字はGI級競走。

厩舎所属者

脚注

参考文献

外部リンク

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