栃木県・那須の山奥で、長らく診療所を開業して医師を務める見川鯛山の著作『田舎医師』『本日も休診』など5編をもとに製作。主演の森繁久彌は、その見川鯛山と親交があったという[1]。主人公の並川天山の名前は見川鯛山のもじりであり[2]、海、山、郊外電車などが登場するタイトルバックの絵はおおば比呂司の作品によるものであった[2]。
並川天山は名誉や出世に関心は無く、離島や山村などの診療所を渡り歩き、ある時に那須の山奥の診療所に就いた。そんな、生活は質素ながらも大らかで悠々と生きる天山を中心に物語を描いた。