夫に間違いありません
From Wikipedia, the free encyclopedia
| 夫に間違いありません | |
|---|---|
| ジャンル | 連続ドラマ |
| 脚本 | おかざきさとこ |
| 演出 |
国本雅広 安里麻里 保坂昭一 |
| 出演者 |
松下奈緒 桜井ユキ 宮沢氷魚 中村海人 松井玲奈 山崎真斗 吉本実由 白宮みずほ 大朏岳優 二井景彪 磯村アメリ 前川泰之 朝加真由美 余貴美子 安田顕 |
| 音楽 | 桶狭間ありさ |
| エンディング | tuki.「コトノハ」 |
| 国・地域 |
|
| 言語 | 日本語 |
| 製作 | |
| プロデューサー |
近藤匡 柴原祐一 |
| 制作 | ダブ(協力) |
| 製作 | 関西テレビ |
| 放送 | |
| 放送チャンネル | フジテレビ系列 |
| 映像形式 | 文字多重放送 番組連動データ放送 |
| 音声形式 | ステレオ放送 解説放送 |
| 放送国・地域 | |
| 放送期間 | 2026年1月5日 - 3月23日 |
| 放送時間 | 月曜 22:00 - 22:54 |
| 放送枠 | 月曜22時枠 |
| 放送分 | 54分 |
| 回数 | 12 |
| 公式サイト | |
特記事項: 初回は15分拡大(22:00 - 23:09)。 | |
『夫に間違いありません』(おっとにまちがいありません)は、2026年1月5日から3月23日まで関西テレビ制作・フジテレビ系列の「月曜22時枠」で放送されたテレビドラマ[1][2]。主演は松下奈緒[1]。
川で発見された遺体を、行方不明になった夫に間違いないという親族の証言で引き渡されたが、後日その男性が帰宅したことで、「遺体の取り違え」が発覚した衝撃的な事件に着想を得たオリジナルのヒューマンサスペンス[1]。
警察署に呼ばれ、遺体の所持品の確認をする朝比聖子。夫・一樹と思われる水死体の顔は直視できなかったが、夫のものである免許証と財布、特徴ある右手の甲の2個のホクロから、立ち会った刑事に「夫に間違いありません」と告げる。捜査の結果、橋から誤って河へ落ちたことによる事故死と断定され、保険金5千万円が支払われる。
それから1年が経ったある日、ボストンバックを提げた一樹がふらりと戻ってくる。当然、聖子はひどく驚く。葬儀を執り行い、夫は死んだことになっている。保険金5千万円のうちの2千万円は、銀行からの借金の一括返済や経営しているおでん屋の改装などで使ってしまっている。
事実を告げるためにとにかく警察へ行こうとする聖子。だがそんな彼女を一樹が止める。「受け取った保険金を一括で返済しろと言われたらどうするんだ。貯金は無くなっても借金さえ無ければ楽になるんだ。2千万円を用意できるまで俺は死んだままにしておこう」というのが一樹の言い分である。
聖子は、銀行に勤めている弟を呼び出す。知り合いの話に仕立てて相談すると、間違えて受け取った保険金は一括返済が原則であること、そのために銀行に融資してもらうとしても過去に滞納歴があるとまずは資産の現金化つまりは自宅を手放すことになる、とのこと。
結局、聖子と一樹は、2千万円を手に入れるまで嘘をつき通すことを決意する。聖子は自分名義で、一樹が住むアパートを借り携帯電話も契約する。一樹はインターネットで戸籍を買って、別人になる。
聖子は、以前少しだけ参加していた「茨城県行方不明者家族の会」での講演を、息子が通っている中学校の校長から頼まれる。講演会場で、一昨年のクリスマスイブから夫が行方不明であるシングルマザー、政治家の汚職疑惑を追っているゴシップ誌の記者と接触する。さらには、1年前まで一樹と暮らしていたという女性が聖子の前に現れる。果たして聖子と一樹は、嘘を貫き通せるだろうか。
キャスト
主要人物
- 朝比聖子(あさひ せいこ)
- 演 - 松下奈緒(幼少期:岡本望来[3])
- 夫を事故で亡くした女性。夫がいなくなった後、「あさひおでん」をひとりで切り盛りしている。旧姓:貴島。
- 実家は裕福な家庭だったが、幼い頃に父が失踪し、母も亡くなり、弟とは別々の親戚に引き取られて育った。
- 葛原紗春(くずはら さはる)
- 演 - 桜井ユキ[2]
- 行方不明の夫を探す女性。昼はスーパー、夜はスナック「夜澄」で働きながら一人娘を育てている。
- 「夜澄」のママの厚意で「夜澄」の2階の部屋に住んでいる。
- 天童弥生(てんどう やよい)
- 演 - 宮沢氷魚[2]
- ゴシップ誌『週刊リーク』ライター。前職は大手新聞社の記者だったが解雇されている。
- 朝比一樹(あさひ かずき) / 荒河亮介(あらかわ りょうすけ)
- 演 - 安田顕[4]
- 聖子の夫。父が遺した「あさひおでん」を継いで店主をしていた。
- 2024年12月に突然失踪。2025年1月、久留川下流河川敷で水死体となって発見された。しかし、その1年後、生きて聖子の元へ現れる。
朝比家
- 朝比栄大(あさひ えいだい)
- 演 - 山﨑真斗[5](乳児期:大串龍杜[注 1])
- 聖子と一樹の息子。久留市立久留北中学2年生。将来は獣医になるのが夢。
- 朝比亜季(あさひ あき)
- 演 - 吉本実由[5]
- 聖子と一樹の娘。小学1年生。
- 絵を描くのが得意。
- 朝比いずみ(あさひ いずみ)
- 演 - 朝加真由美[5]
- 聖子と同居する一樹の母。軽度の認知症を患っており、デイサービスに通っている。
葛原家
- 葛原希美(くずはら のぞみ)〈6〉
- 演 - 磯村アメリ[5]
- 紗春と幸雄の娘。保育園児。実は幸雄の連れ子で紗春とは血のつながりはない。3歳の時に父親が紗春と再婚しているため、紗春を本当の母親だと思っている。
- 葛原幸雄(くずはら ゆきお)〈40〉
- 演 - 今里真[6](第1話[注 2]・第2話[注 2]・第4話・第6話 - 第9話[注 3][注 4]・第11話[注 2]・最終話)
- 紗春の夫。2024年12月24日に行方不明になっている。大手食品メーカー「生田フーズ」の営業社員。31歳の時に前妻と離婚し、3年前に飲み屋で知り合った紗春と再婚した。プロバスケチーム「常陸モンキーズ」の大ファン。
週刊リーク
その他
- 貴島光聖(きじま こうせい)〈30〉
- 演 - 中村海人[5](幼少期:小時田咲空[7])
- 聖子の実弟。家庭の事情で姉とは別々に育ったが、仲は良い。
- 東京の大学を卒業後、大手銀行「常浜銀行」本社に勤務し、茨城県に転勤してくる。
- 九条まゆ(くじょう まゆ)
- 演 - 松井玲奈[5](第2話 - 第6話・第10話)
- 光聖の婚約者。妊娠しており、最終話にて息子「大飛(だいと)」が生まれている。
- 藤谷瑠美子(ふじたに るみこ)〈25〉
- 演 - 白宮みずほ[5](第1話 - 第4話・第8話 - 第10話[注 3][注 5]・最終話[注 6])
- キャバクラ「Elmia」のNo.1キャバ嬢。源氏名は「瑠美」。実は一樹と不倫しており、彼のことを「ズッキー」と呼んでいる。自分の店をもつのが夢。
- 藤木快斗(ふじき かいと)
- 演 - 二井景彪[5](第2話 - 第10話)
- 久留北中学の生徒。栄大も受験する私立秀黎学園高校の推薦を狙っていて、ライバルを減らそうと彼に嫌がらせをしてくる。
- 九条ゆり(くじょう ゆり)
- 演 - 余貴美子[5](第1話 - 第6話・第10話)
- まゆの母。主婦層に人気の国会議員。バツイチシングルマザーでまゆを女手一つで育てた。
ゲスト
第1話
- 稲代
- 演 - 阪田マサノブ[8](第4話・第5話)
- 九条ゆりに裏金を流していると噂のある「稲代建設」の社長。
- 清水
- 演 - 兒玉宣勝[9](第3話・第8話)
- 久留北中学の栄大の担任教師。
- 三島
- 演 - 滝裕二郎(第2話)
- スナック「夜澄」の常連客。
- 校長
- 演 - しゅはまはるみ[10]
- 久留北中学の校長。
- スタッフ
- 演 - 千賀由紀子[11]
- 「茨城県行方不明者家族の会」スタッフ。
- 常連客
- 演 - 世志男[12](第5話・第11話)、片桐伸直[13](第5話・第11話)
- 「あさひおでん」の常連客。
- 上司
- 演 - 瓜生和成[14](第8話・第11話)[注 6]
- 天童の大手新聞社時代の上司。
- 責任者
- 演 - 福吉寿雄[15]
- 一樹が「荒河亮介」の偽名で働く町工場の上司。
- キャバ嬢
- 演 - 金野美穂[16](第4話)、高梨瑞樹[17](第4話)、草野綾[18]、勝田彩月
- キャバクラ「Elmia」のキャバ嬢。
第2話
- 加藤
- 演 - オラキオ[19](第6話・第8話・第9話)
- いずみが利用しているデイサービス「ゆらめき」のスタッフ。
- 澄子
- 演 - クノ真季子[20](第8話・第9話・第11話)
- スナック「夜澄」のママ。
- 友人
- 演 - 椎名遼[21](第8話・第10話)、本多陽登[22](第8話)
- 栄大の学校の友人生徒。
- 常連客
- 演 - 酒井謙輔[23]
- スナック「夜澄」の常連客。
第3話
- 貴島正芳
- 演 - 岩田和浩[24](第1話・第6話[注 6]・第9話[注 6])
- 聖子と光聖の父。「貴島貿易」を営み田園調布の豪邸に住んでいたが、バブル崩壊後に多額の負債をおい、失踪している。
- 貴島美和
- 演 - 花澄[25](第1話・第4話[注 2]・第6話[注 6]・第9話[注 6])
- 聖子と光聖の母。正芳が失踪して半年後に病死している。
- 刑事
- 演 - 橋野純平[26]
- 紗春に夫の捜索はどうなっているのか、と詰問される常浜警察署の刑事。
- 親戚
- 演 - 越山深喜(第6話[注 6]・第9話[注 6])
- 貴島美和が亡くなった後、幼い光聖を引き取った親戚の女性。
- 館内放送
- 声 - 見寺剛[27]
- 常浜警察署内の館内放送。
第4話
- 店長
- 演 - 白石タダシ
- 紗春が勤めているスーパーの店長。
- アナウンサー
- 声 - 金本美紀[28](最終話)
- 瑠美子が殺害された事件をテレビで報じる「KTK NEWS」のアナウンサー。
- クレーマー、息子
- 演 - 萩原康雄[29]、安藤馳隼
- スーパーのレジで大声で紗春を怒鳴りつける男性客とその息子。有名なクレーマーで一度出禁になっているが、店長が替わってからまた来店するようになった。
- ホスト
- 演 - 城石竜季[30](第3話・第10話[注 2])
- 瑠美子が入れあげているホスト。聖子から脅し取った金で瑠美子と店を出そうとしている。
- 第一発見者
- 演 - 栗巻凌
- 藤谷瑠美子の遺体を発見した男性。
第5話
第6話
- 大家
- 演 - 松本じゅん[32]
- 一樹が荒河亮介名義で住んでいたアパート「コーポ鷲ノ台」の大家。
- 刑事
- 演 - 岩永ひひお[33]
- 貴島光聖を「稲代建設」への不正融資で逮捕する刑事。
- 作業員
- 演 - 中野マサアキ[34](第7話)、中村公隆[35](第7話)
- 光聖が逮捕されたニュースの話をする、一樹が働いている「徳沙工業」の現場作業員。
- アナウンサー
- 演 - 堀丞[36](第9話・第10話)
- 藤谷瑠美子が亡くなった事件の続報や、九条ゆりの汚職疑惑を報じるアナウンサー。
- 葛西学
- 演 - 眼鏡太郎[37](第9話)
- 関東国際情報大学 専任講師。テレビ番組「情報ワイド フレッシュ」のコメンテーター。
- 店員
- 演 - 金子雅[38]
- 聖子がオリーブの苗木を買う花屋の店員。
第7話
- 結城圭介、結城花穂
- 演 - 守山龍之介[39]、畦田ひとみ[40]
- 葛原幸雄の働いていた「生田フーズ」での部下とその妻。社宅でも隣室だったため、何かと面倒を見てもらっていた。
- 男性
- 演 - 木田佳介、宮田拓[41]
- 飲食店から慌てて出て来た一樹と体がぶつかり、因縁をつけ金を巻き上げる男。
- 客
- 演 - 金森規郎
- おでん定食に頼んだロールサーモンが入っていない、と文句を言う「あさひおでん」の客。
- アナウンサー
- 演 - 竹内義貴
- 藤谷瑠美子殺害の容疑者の似顔絵が公開されたことを報じる「KTK NEWS」のアナウンサー。
- カップル
- 演 - 河口晃大[42]、永山愛[42]
- 2024年のクリスマスイブに立ち飲み屋で一樹とトラブルになるカップル。
- 刑事
- 演 - 富永研司[43]、寺本翔悟[43]
- 一樹の夢で、彼が荒河名義で働いている「徳沙工業」に任意同行を求め訪ねてくる刑事。
- 実況
- 声 - 岡安譲(カンテレアナウンサー)
- バスケ中継の実況「2024年クリスマスゲーム BBリーグ LIVE配信」の実況アナウンサー。
- 職員
- 演 - 西谷名央
- 久留川で上がった遺体が夫ではないか、と駆け込んできた紗春に対応する久留警察署 職員。
第8話
- 那須
- 演 - 安井順平[44](第10話)
- 天童の大手新聞社時代の先輩。
- 職員
- 演 - 平岡亮
- デイサービス「ゆらめき」の発表会の受付職員。
- 男子生徒
- 演 - 新城政宗[45]、吉田奏佑[46]
- 栄大の学校の生徒。
- 客
- 演 - 永石匠[47]、日向ほの[47]
- 「あさひおでん」の客。
第9話
- 宮島、蒔本
- 演 - 戸田昌宏[48](第10話・第11話)、畑優子[49](第10話・第11話)
- 久留児童相談所の職員。通報を受けて紗春を訪ねてくる。
- 阿久津、刑事
- 演 - 画大[50](第10話)、古米翔大[51](第10話)
- 久留警察署の刑事。藤谷瑠美子殺害事件の件で朝比家を訪ねてくる。
- 皆川
- 演 - 白川朝海[52]
- 紗春が働き始めたファミレスの社員。
- 店員
- 演 - 久具巨林[53]
- ゲームセンターの店員。
- 少年
- 演 - 小林空叶[54]、黒木康正[55]
- ゲームセンターで栄大に因縁をつける不良少年。
第10話
- 八百屋
- 演 - 島丈明
- 「あさひおでん」に野菜を配達する八百屋。
- 看護師
- 演 - 市原茉莉[56]
- 店で倒れた聖子が運び込まれた病院の看護師。
- 医師
- 演 - 鮎川桃果[57](第11話[注 6])
- 聖子が運び込まれた病院の医師。聖子が妊娠3カ月であることを告げる。
- 社員
- 演 - 米村拓彰[58]、有岡紗香[59]
- 「週刊リーク」の社員。
第11話
- 理央
- 演 - 佐藤恋和[60]
- 朝比亜季の小学校の友だち。
最終話
- 刑事
- 演 - 長島慎治
- 茨城県久留警察署刑事。夫の運転免許証を所持した溺死体の身元確認に訪れた紗春に、事件性はないと告げる。
- アナウンサー
- 演 - 寺島啓太[61]
- 18年後、保険金の不正受給を自ら告白した女性のニュースをテレビで報じるアナウンサー。
- 野口
- 演 - 岡村まきすけ[62]
- 保険金不正受給についてアナウンサーに意見を求められるコメンテーター。
- 職員[注 7]
- 演 - 星野奈緒
- 葬儀場の職員。
- フロント
- 演 - 太田正一[63]
- 一樹が栄大への手紙に使う封筒と切手を求めた「ホテル銀河」のフロントスタッフ。
- パーソナリティ[注 7]
- 声 - 山田成吾
- 聖子と一樹が乗る車のカーラジオから流れている声。