電撃スパイ作戦
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アレクサンドラ・バステドー
ウィリアム・ゴーント
| 電撃スパイ作戦 The Champions | |
|---|---|
| ジャンル | SFスパイドラマ |
| 脚本 | デニス・スプーナー他 |
| 監督 | シリル・フランケル他 |
| 出演者 |
スチュアート・ダモン アレクサンドラ・バステドー ウィリアム・ゴーント |
| 製作 | |
| プロデューサー | モンティ・バーマン |
| 放送 | |
| 放送国・地域 | |
| 放送期間 | 1968年9月25日 - 1969年4月30日 |
| 放送分 | 60分 |
| 回数 | 30 |
『電撃スパイ作戦』(でんげきすぱいさくせん、原題:The Champions)は、イギリスのITVで1968年から1969年まで、30話が放送されたテレビドラマ。日本では1968年にフジテレビ系列で放送された。超能力を持つスパイの活躍を描く異色ドラマ。
ジュネーヴに本部のある国際諜報機関ネメシスのエージェント、クレイグ・スターリング、シャロン・マクレディ、リチャード・バレットの3人は、中華人民共和国の細菌兵器開発阻止のため、チベットに潜入する。しかし、任務を完了して脱出する際、乗り込んだ飛行機が警備兵の銃撃を受け、ヒマラヤ山中に墜落してしまう。3人は、そこに住む未知の民族による治療を受け、超能力を持つ人間へと生まれ変わる。無事本部に帰還した3人は、上司のトレメイン部長にも秘密にした超能力を駆使しながら、さまざまな任務に挑んでいく。
小松左京のSF小説『エスパイ』のイギリス版とでもいったドラマであり、超能力を持つスパイを登場させたのは、1964年発表の『エスパイ』の方が先である。使用する超能力が、『エスパイ』の場合は先天的に備わっているが、「電撃スパイ作戦」では普通の人間が謎の民族から授けられたという違いがある。初め3人は、どんな能力が備わったのか、どうやったら使えるのかがよくわからず、試行錯誤しなければならなかった。超能力といっても、テレポーテーションやサイコキネシスは使えず、常人を超えた五感や身体能力と、テレパシーが主だった。そのテレパシーも、(視聴者に分かるよう演出したためだが)声に出して喋らないと通じないという独特なもので、精神感応というよりは遠隔会話とでもいうべき能力だった。毎回、プロローグの後、第1パートの冒頭で、3人が持つ超能力を(秘密のはずなのに)日常生活の中でさりげなく見せるシーン(例えばクレイグとリチャードがゴルフでホールインワン競争をするなど)が流された。
ストーリーは、毎回世界各国で起こる陰謀や事件に対して、命令を受けた3名が活動する様子を描く。しかし、そのスケールの割には、雪山や砂漠のシーンなどを含め、ほとんどがセット撮影で済まされている。日本では、人気の出た「スパイ大作戦」の後番組的位置づけで放送されたが、同じスパイものとはいえ、あまりの異色ぶりに視聴者がついていけず、視聴率は低迷した。このため、放送終了後、同放送枠でつなぎ番組として「夜のヒットスタジオ」をスタートさせたところ、思わぬヒットのため長寿番組になってしまったという。
キャスト
- クレイグ・スターリング : スチュアート・ダモン(声: 中田浩二)
- シャロン・マクレディ : アレクサンドラ・バステドー(声 : 池田昌子)
- リチャード・バレット : ウィリアム・ゴーント(声: 羽佐間道夫)
- W.L.トレメイン部長 : アンソニー・ニコルス(声: 久松保夫)
- 日本語版ナレーター : 矢島正明