字音仮字用格
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| 『字音仮字用格』 | ||
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| 著者 | 本居宣長 | |
| 発行日 | 安永5年(1776年) | |
| ジャンル | 語学書 | |
| 国 |
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| 言語 | 日本語 | |
| 形態 | 和装本 | |
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『字音仮字用格』(じおんかなづかひ/もじごゑのかなづかひ)は、江戸時代中期に本居宣長が著した語学書。いわゆる字音仮名遣の問題について本格的に取り扱った。

草稿は宝暦11年(1761年)5月頃にできたが[4]、宣長は補正を続け、安永5年(1776年)1月に刊行。1巻。冒頭および巻末広告に『漢字三音考』の書名が見られる[5][6]。
本書は漢字音を仮名で書く場合の同音の書き分けを、古代の用法に則して定めたものである[7]。その動機は、宣長によれば「漢字音は鳥のさえずりのような彼の国の発音を真似たものであり、皇国の雅な発音とは似ても似つかないものなので、古代では詠うにも詠むにも汚くて卑しく、交えて使われることがなかったが、次第に日常会話をはじめ文芸作品にも紛れ込み、汚いとも外国由来の音とも感じなくなって、最近では半分以上の言葉が漢語になっており、遂にはその仮名用法を知らないと書記生活が成立しなくなってきたが、それについて解明した書物は存在していない」からであるという[8]。
内容
受容
影印・翻刻
- 『本居宣長全集』第5巻、筑摩書房、1970年9月。ISBN 4-480-74005-8
- 『玉あられ・字音仮字用格』勉誠社〈勉誠社文庫10〉、1976年11月。