宇佐美まこと
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幼少期 - 学生時代
愛媛県松山市生まれ[4][5][6]。松山東雲高等学校[7]、松山商科大学(現・松山大学)人文学部卒業[5][8]。
重信川と石手川に挟まれた田園地帯[7][9]、伊予豆比古命神社の近くで育った[10]。
小学生の時からホームズや、ルパンなどが好きだった[7]。5年、6年生の頃は図書委員で、読書クラブに入っていた[11]。
中学生の時『しろばんば』を読んで感動し、「私は明治時代に生まれたかった」と言って友人たちに驚かれたことがある[12]。
社会人になって
40代から書き始め、松山市の「坊ちゃん文学賞」などにも応募[7]。
2006年、「るんびにの子供」でメディアファクトリーが主催する第1回『幽』怪談文学賞〈短編部門〉大賞を受賞する[4]。子育てが一段落した50歳の時だった[7]。
作家として
2007年、同作を含む短編集『るんびにの子供』がメディアファクトリー〈幽ブックス〉より刊行、小説家としてデビューする[13]。
2017年、ミステリー小説『愚者の毒』で第70回日本推理作家協会賞〈長編および連作短編集部門〉を受賞する[14][15]。同年8月7日、母校松山大学の温山会にて「第20回温山会功績表彰式」で表彰される[8]。
2020年、『展望塔のラプンツェル』で第33回山本周五郎賞候補[16]。2021年、『ボニン浄土』で第23回大藪春彦賞候補[17]。2025年、『誰かがジョーカーをひく』で第27回大藪春彦賞候補[18]。
影響を受けた作家と作品
作品の特徴・評価
人物
作品リスト
単著
- るんびにの子供(2007年6月 メディアファクトリー〈幽ブックス〉 / 2020年8月 角川ホラー文庫)
- 収録作品:るんびにの子供 / 柘榴の家 / 手袋 / キリコ / とびだす絵本 / 狼魄(※角川ホラー文庫版のみ)
- 虹色の童話(2008年6月 MF文庫ダ・ヴィンチ / 2017年8月 角川文庫)
- 入らずの森(2009年3月 祥伝社 / 2012年3月 祥伝社文庫)
- 愚者の毒(2016年11月 祥伝社文庫)
- 角の生えた帽子(2017年9月 KADOKAWA / 2020年11月 角川ホラー文庫)
- 収録作品:悪魔の帽子 / 赤い薊(※角川ホラー文庫版のみ) / 空の旅(※角川ホラー文庫版のみ) / 城山界隈奇譚 / 夏休みのケイカク / 花うつけ / みどりの吐息 / 犬嫌い / あなたの望み通りのものを / 縁切り(※角川ホラー文庫版のみ) / 左利きの鬼 / 湿原の女神
- 死はすぐそこの影の中(2017年10月 祥伝社文庫)
- 熟れた月(2018年2月 光文社 / 2022年1月 光文社文庫)
- 骨を弔う(2018年7月 小学館 / 2020年6月 小学館文庫)
- 少女たちは夜歩く(2018年10月 実業之日本社 / 2021年8月 実業之日本社文庫)
- 聖者が街にやって来た(2018年12月 幻冬舎 / 2020年12月 幻冬舎文庫)
- いきぢごく(2019年3月 角川春樹事務所)
- 【改題】恋狂ひ(2021年5月 ハルキ文庫)
- 展望塔のラプンツェル(2019年9月 光文社 / 2022年11月 光文社文庫)
- 黒鳥の湖(2019年12月 祥伝社 / 2021年7月 祥伝社文庫)
- ボニン浄土(2020年6月 小学館 / 2023年7月 小学館文庫)
- 夜の声を聴く(2020年9月 朝日文庫)
- 羊は安らかに草を食み(2021年1月 祥伝社 / 2024年3月 祥伝社文庫)
- 子供は怖い夢を見る(2021年9月 KADOKAWA / 2024年9月 角川ホラー文庫)
- 月の光の届く距離(2022年1月 光文社 / 2024年11月 光文社文庫)
- 夢伝い(2022年5月 集英社 / 2025年4月 集英社文庫)
- 収録作品:夢伝い / 水族 / エアープランツ / 沈下橋渡ろ / 愛と見分けがつかない / 卵胎生 / 湖族 / 送り遍路 / 果てなき世界の果て / 満月の街 / 母の自画像
- ドラゴンズ・タン(2022年9月 新潮社)
- 逆転のバラッド(2023年2月 講談社)
- 鳥啼き魚の目は泪(2023年7月 小学館)
- 誰かがジョーカーをひく(2023年11月 徳間書店 / 2026年2月 徳間文庫)
- その時鐘は鳴り響く(2024年10月 東京創元社)
- 謎は花に埋もれて(2025年1月 講談社)
- 収録作品:ガーベラの死 / 馬酔木の家 / クレイジーキルト / ミカン山の冒険 / 弦楽死重奏 / 家族写真
- 月白(2026年1月 朝日新聞出版)
- 白と黒のソナタ(2026年4月 祥伝社〈単行本文芸フィクション〉)
アンソロジー
「」内が宇佐美まことの作品
- 怪談列島ニッポン 書き下ろし諸国奇談競作集(2009年2月 MF文庫ダ・ヴィンチ)「湿原の女神」
- 怪談実話系 書き下ろし怪談文芸競作集3(2010年2月 MF文庫ダ・ヴィンチ)「でもそこにいる」
- 怪談実話系 書き下ろし怪談文芸競作集5(2010年12月 MF文庫ダ・ヴィンチ)「花うつけ」
- 怪しき我が家 家の怪談競作集(2011年2月 MF文庫ダ・ヴィンチ)「犬嫌い」
- 怪談実話系 書き下ろし怪談文芸競作集8(2012年10月 MF文庫ダ・ヴィンチ)「城山界隈奇譚」
- 女たちの怪談百物語(2010年11月 MF文庫ダ・ヴィンチ / 2014年1月 角川ホラー文庫)「廃病院」「美容師の話」「安ホテル」「機織り」「長距離トラック」「道で拾うモノ」「裏方のおばあさん」「異界への通路」「霊の通り路」「体がずれた」
- ザ・ベストミステリーズ 2019 推理小説年鑑(2019年6月 講談社)「クレイジーキルト」
- 【改題】2019 ザ・ベストミステリーズ(2022年4月 講談社文庫)
- 蠱惑の本 異形コレクションL(2020年12月 光文社文庫)「砂漠の龍」
- あなたの後ろにいるだれか―眠れぬ夜の八つの物語―(2021年8月 新潮文庫nex)「半身」
- 恐怖 角川ホラー文庫ベストセレクション(2021年9月 角川ホラー文庫)「夏休みのケイカク」
- 現代の小説2021 短篇ベストコレクション(2021年11月 小学館文庫)「家族写真」
- ホラー・ミステリーアンソロジー 魍魎回廊(2022年3月 朝日文庫)「水族」
- あなたの涙は蜜の味 イヤミス傑作選(2022年9月 PHP文芸文庫)「福の神」
- 超怖い物件(2022年9月 講談社文庫)「氷室」
- ヴァケーション 異形コレクションLV(2023年5月 光文社文庫)「田休み」
単著未収録作品
- 「半身」 - 『小説新潮』2020年8月号
- 「氷室」 - 『小説現代』2020年9月号
- 「砂漠の龍」 - 『蠱惑の本 異形コレクションL』(光文社文庫、2020年12月)収録
- 「森の蛍」 - 『小説宝石』2022年8・9月合併号
- 「田休み」 - 『ヴァケーション 異形コレクションLV』(光文社文庫、2023年5月)収録
エッセイ
- 『小説すばる』2008年6月号 Oh! マイアイドル「男として生き、女として愛される」