宇宙パトロールホッパ

1965年にNETテレビ系列で放送された日本のテレビアニメ From Wikipedia, the free encyclopedia

宇宙パトロールホッパ』(うちゅうパトロールホッパ)は、1965年2月1日から同年11月29日までNET系列局で放送されていた東映動画製作のテレビアニメである。第32話からは『パトロール・ホッパ 宇宙っ子ジュン』(パトロール・ホッパ うちゅうっこジュン)と題して放送されていた。全44話。放送時間は毎週月曜 19:00 - 19:30 (日本標準時)。

原作深川鉄次、後藤みねお、太田欣二、福本智雄
黒田隆、保波順、倉橋こうじ(原案)
キャラクターデザイン森康二
概要 宇宙パトロールホッパ↓ パトロール・ホッパ 宇宙っ子ジュン, アニメ ...
宇宙パトロールホッパ

パトロール・ホッパ 宇宙っ子ジュン
アニメ
原作 深川鉄次、後藤みねお、太田欣二、福本智雄
黒田隆、保波順、倉橋こうじ(原案)
脚本 藪下泰次神波史男永沢詢山浦弘靖
キャラクターデザイン 森康二
音楽 菊池俊輔
アニメーション制作 東映動画
製作 東映動画
放送局 NET系列
放送期間 1965年2月1日 - 11月29日
話数 全44話
漫画
原作・原案など 東映動画
作画 井上英沖 → 後藤みねお
出版社 講談社
掲載誌 ぼくら
発表号 1964年11月号 - 1965年12月号
テンプレート - ノート
プロジェクト アニメ漫画
ポータル アニメ漫画
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概要

ピーコック劇場』から続く大丸デパート単独提供アニメで、本作から『大丸ピーコック劇場』という冠名称が付いた。月曜19:00枠で東映動画製作アニメが放送されるのは本作が初で、『魔女っ子メグちゃん』が終了するまで10年8か月間にわたって同社製作アニメが続いた(その後も中断期間を経て放送)。なお、本作は本放送の終了後も、1965年12月に同時間帯で穴埋め的に再放送されていた。東京俳優生活協同組合の声優がキャスティングを担ったのは『狼少年ケン』に続いて2作目のキャスティングとなる。以後、『海賊王子』までキャスティングを担うことになる(次作を除く)。

あらすじ

異星人とのコンタクトを目的に宇宙へ旅立った宇宙船内で、異星人の科学力を軍事利用しようとする者とそれを阻止しようとする者との争いに巻き込まれ重傷を負い、ホッパ星の宇宙パトロール隊に救出された地球人の少年・ジュンが、自らの意思でホッパ星の科学力でサイボーグとなり、宇宙パトロール隊の一員となって宇宙や地球の平和を守るために戦う話である。当初はホッパ星を舞台に話が展開していたが、後に地球が舞台の中心となり、ジュンが仲間とともにヒューラー総統率いる「ムー帝国」と戦う。

キャスト

  • ジュン(主人公) - 南谷智晴(第1話 - 第24話) → 曽我町子(第25話 - 第44話)[1]
  • ダルトン隊長(宇宙パトロール隊「ホッパード110号」隊長) - 小林清志
  • ドック博士(ダルトンの部下にして老科学者) - 島田彰
  • プー(ダルトン夫婦の息子) - 野沢雅子
  • ドンキー隊員(ダルトンの部下) - 奥原晃(第1話・第2話)→近石真介(第3話 - 第44話)[2]
  • グー隊員(ダルトンの部下) - はせさん治[3]
  • ダルトン夫人(隊長の妻。プーの母) - 杉田郁子
  • フック(ムー帝国構成員) - 大竹宏
  • ホック(ムー帝国構成員。フックとは双子) - 中島元
  • ヒューラー総統(ムー帝国首領) - 神山卓三
  • テフアニー(ムー帝国女幹部) - 浅川みゆ起
  • バット(ムー帝国幹部) - 羽佐間道夫
  • 署長 - 鈴木泰明
  • ルビー(ドックの孫娘。プーのガールフレンド) - 太田淑子
  • アイアン - 内海賢二

スタッフ

  • 製作担当 - 笹谷岩男
  • 企画 - 原徹、横山賢二
  • 原案 - 深川鉄次、後藤みねお、太田欣二、福本智雄、黒田隆、保波順 、倉橋こうじ
  • 原作 - 深川鉄次(第1話 - 第10話、第13話 - 第14話、第17話、第19話 - 第21話、第23話 - 第28話、第37話 - 第44話)、後藤岑夫(第7話)、太田欣二(第8話)、福本智雄(第9話・第15話)、黒田隆(第11話・第22話)、保波順(第12話・第18話。後述)、倉橋こうじ(第29話・第36話)
  • 美術 - 福本智雄、横井三郎(第17話)
  • 音楽 - 菊池俊輔
  • 作画 - 小華和為雄生頼昭憲香西隆男永樹凡人岡崎稔小松原一男鈴木伸一今沢哲男
  • 背景 - 小林七郎
  • 撮影 - 池田重好、片山幸男、島本賀章、林昭夫、平尾三喜
  • 編集 - 稲葉郁三、井関保雄、千蔵豊
  • 録音 - 石井幸夫、宇田川誠也
  • 記録 - 水上紘子、河島利子、菅原節代、前野美代子、星田絹代、的場節代
  • 演出助手 - 三木成章、大谷恒清、高見義雄、浜崎慶嗣、大沼克之、神谷興一、新田義方、小湊洋市、伊藤誠一
  • 進行 - 豊島勝義、吉岡修、秋庭勝彦、田口矩、中島勝夫、武田嘉昭、石橋暢通、石黒輝房、小林綏次
  • キャラクターデザイン・作画監修 - 森康二
  • 制作 - 東映動画

主題歌

オープニングテーマ

「宇宙パトロールホッパ」
作詞 - 保波順 / 作曲 - 菊池俊輔 / 歌 - 上高田少年合唱団
保波順とは、横山賢二と共に本作の企画を担当した原徹のペンネームである。

エンディングテーマ

「ジュンの歌」(第1話 - 第26話)
作詞 - 保波順 / 作曲 - 菊池俊輔 / 歌 - 冬木大志、上高田少年合唱団
当初は歌詞有りバージョンだったが、22話よりインストルメンタルに変更された。
「宇宙っ子ジュン」(第27話 - 第44話)
作詞 - 浦川しのぶ / 作曲 - 菊池俊輔 / 歌 - 石川智、新東京部隊合唱団、上高田少年合唱団
浦川しのぶとは、本作の企画を担当した横山賢二のペンネームである。横山はこの後、『魔法のマコちゃん』の原作名義や『マジンガーZ』などの主題歌・挿入歌を作詞する際にこの名称を使用した[4]
「ムー帝国編」となる第30話よりも前に登場、そのため、バット・フック・ホック・ムー帝国戦闘員が本編より早く登場している。

各話リスト

さらに見る 話数, 放送日 ...
話数放送日サブタイトル 原作脚本演出作画監督
宇宙パトロールホッパ
11965年
2月1日
宇宙少年ジュン 深川鉄次藪下泰次熊川正雄
22月8日羽ばたけピーポット津平小平藪下泰次
32月15日プー星人よ幸せに神波史男山本寛己
42月22日プラス君とマイナス君竹内一夫小山礼司
53月1日電気食人アンポタ上野登史郎藪下泰次
63月8日戦争ロボットの最後衣笠真史田中亮三
73月15日気泡人バブル 後藤岑夫一樺知可高見義雄
83月22日流星塵ストーム 太田欣二保波順小山礼司
93月29日怪昆虫パピレオン 福本智雄田中亮三
104月5日盗まれたドンキー 深川鉄次銀河歩茂野一清
114月12日チビデカ作戦 黒田隆永田守弘藪下泰次
124月19日燃える星 保波順新古仲世山本寛己
134月26日泣き虫宇宙人 深川鉄次高橋二三山口康男
145月3日チビッコ政府誕生黒田昌郎
155月10日謎のマイクロ電波 福本智雄大山当田中亮三
165月17日宇宙船ヨシャーク号 深川鉄次銀河歩茂野一清
175月24日大あばれ金属人間高橋二三藪下泰次菊池貞雄
185月31日死の900万キロ 保波順新古仲世山本寛己竹内留吉
196月7日謎の星雲M42 深川鉄次保波順小山礼司熊川正雄
206月14日ペタンペタン作戦深町秀照設楽博
216月21日太陽の子ライマン衣笠真史山口康男森康二
226月28日泥棒星人の挑戦 黒田隆永田守弘田中亮三菊池貞雄
237月5日大竜巻 深川鉄次銀河歩茂野一清竹内留吉
247月12日宇宙の誘拐魔中瀬ルネ山本寛己小華和為雄
257月19日宇宙怪人モグラー芝井太代小山礼司菊池貞雄
267月26日00ゼロの秘密黒木一人黒田昌郎熊川正雄
278月2日母さんは地球星柳下長太郎明比正行竹内留吉[5]
288月9日怪盗ゴパン中瀬ルネ藪下泰次
298月16日宇宙動物アンドロ 倉橋こうじ永沢詢設楽博菊池貞雄
308月23日急げ地球はSOS 深川鉄次衣笠真史山口康男小華和為雄
318月30日ムー帝国の影銀河歩田中亮三竹内留吉
パトロール・ホッパ 宇宙っ子ジュン
329月6日二つの星の物語 深川鉄次太田欣二山本寛己菊池貞雄
339月13日マリンランドの秘密銀河歩茂野一清竹内留吉
349月20日邪魔者はジュン柳下長太郎黒田昌郎小華和為雄
359月27日太陽をとりもどせ中瀬ルネ新田義方熊川正雄
3610月4日底抜けギャング フックとホック 倉橋こうじ永沢詢設楽博菊池貞雄
3710月11日叫べアイアン 深川鉄次久岡敬史香西隆男
3810月18日小学10年生柳下長太郎田中亮三松原明徳
3910月25日生きかえった恐竜小沢洋竹田満熊川正雄[6]
4011月1日エラン水を狙え山浦弘靖山口康男
4111月8日ぽんこつ列車作戦銀河歩茂野一清菊池貞雄
田島実
4211月15日お化け騒動山本寛己我妻宏
4311月22日砂漠の大叛乱山浦弘靖高見義雄小華和為雄
4411月29日ムー帝国の崩壊田中亮三羽根章悦
12月6日宇宙少年ジュン[7](再)
12月13日はばたけピーポット[7](再)
12月20日プー星人よ幸せに[7](再)
12月27日プラス君マイナス君[7](再)
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放送局

劇場版

1965年7月24日東映系の『まんが大行進』で第17話「大あばれ金属人間」ブローアップ版が上映された[20]。同時上映は、『狼少年ケン』・『少年忍者風のフジ丸』・『スーパージェッター』・『宇宙少年ソラン』・『噫(ああ)!吉展ちゃん』(ドキュメンタリー)の5本。

コミカライズ

本作のコミカライズ版が講談社の月刊誌『ぼくら』に1964年11月号から1965年12月号まで連載されていた。

当初のタイトルは『宇宙パトロールホッパー』で、井上英沖が作画を担当していたが、アニメ開始と同時にタイトルをアニメと同じ『宇宙パトロールホッパ』に改め、作画担当も後藤みねおに交代。さらにジュンのキャラクターも一新された(ホッパ星人はアニメ同様)。

映像ソフト

  • 1986年3月21日に東映ビデオから発売&レンタルされたビデオソフト『TVヒーロー主題歌全集 4 アニメ編』(ベータマックスVHS)と、1998年に同じく東映ビデオから発売&レンタルされたリニューアル版『東映アニメ主題歌大全集 1』(VHS・LDDVD)に、『宇宙パトロールホッパ』時代と『宇宙っ子ジュン』時代のオープニングとエンディングが収録されている。映像自体はいずれもオリジナル由来であるが、『TVヒーロー主題歌全集』版では『ホッパ』時代のOPに歌詞テロップが存在(実際は『ジュン』時代だけ)、またスタッフなどのテロップがニュープリントに差し替わっている。なおLD・DVDは、ボーナストラックに「ジュンの歌」のインストルメンタルバージョンが特別収録されている。
  • 2005年4月20日にウォルト・ディズニー・ジャパンから発売されたDVD-BOX『東映アニメモノクロ傑作選 Vol.2』には、代表回4話(第1・14・21・27話)が収録されている。
  • 2015年6月26日に、TCエンタテインメントから全話収録のDVD-BOX『想い出のアニメライブラリー 第38集 宇宙パトロールホッパ』が発売された[21]

その他

本放送当時に朝日ソノラマから発売されたソノシートのジャケット裏には、中央のジュン&パトロール隊員を囲むようにスポンサーの大丸デパートの支店が描かれている。当時ジャケット裏にスポンサーの商品が描かれていたのは、明治製菓提供の『鉄腕アトム』、江崎グリコ提供の『鉄人28号』のような製菓会社提供の作品が主流だったため、珍しいケースとなっている。

脚注

外部リンク

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