小林七郎

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小林 七郎(こばやし しちろう、1932年8月30日 - 2022年8月25日[1])は、北海道常呂郡置戸村(現・置戸町)出身の日本のアニメーション美術監督小林プロダクション元代表取締役。神戸芸術工科大学客員教授。

北海道の寒村の7人兄弟に生まれる。幼少期は自然よりも人間や動物や兵器のほうをよく描いていたが、中学生から自然の風景を描き始める[2]武蔵野美術大学卒業後、小学校の美術教師を経て1964年東映動画入社、1967年に現代製作集団に移籍。1968年に小林プロダクションを設立。『ど根性ガエル』、『ガンバの冒険』、 『元祖天才バカボン』、『あしたのジョー2』、『侍ジャイアンツ』、『ルパン三世 カリオストロの城』、『魔法の天使クリィミーマミ』、『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』、『天使のたまご』、『お伽草子』などの作品で美術監督を歴任した。また、指導者として男鹿和雄小倉宏昌石垣努水谷利春大野広司秋山健太郎木村真二などの美術監督を育て上げた。また、出崎統の作品に多く参加した。1986年日本アニメ大賞美術部門最優秀賞、2009年に東京国際アニメフェア功労賞、2011年には長年の功績を称えられ、文化庁映画功労賞を受賞した。手描きの背景制作に拘っていた小林プロダクションは年々人員を削減し、2011年2月28日[3]に解散。世に出した作品は数知れず、アニメーション業界において不動の地位を確立[4]。画家としても創作活動を行っていた。

2022年8月25日、うっ血性心不全により死去した[1]89歳没[5]

参加作品

著書

  • 『アニメーション美術 ー背景の基礎から応用までー』創芸社(1986年)
  • 『小林七郎画集 空気を描く美術』徳間書店(2002年)
  • 『アニメ美術から学ぶ《絵の心》』玄光社(2019年)

受賞

出典・参考文献

脚注

外部リンク

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