富山地方鉄道14780形電車
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構造
14770形から大きく変更されたのは前面で、非貫通2枚窓となった。1957年に製造された第2編成まではヘッドライトは1灯であったが、1958年に製造された第3編成では、中央に主灯・左右に副灯を配置するスタイルとなった。第3編成では貫通路も1.2m幅の広幅貫通路に変更されており、前面スタイルと広幅貫通路については、その後増備された10020形・14720形においても踏襲されている。
側窓は一段上昇式の大型窓が14770形に引き続き採用されたが、角を僅かに丸めることで14770形よりも近代化された印象となり、なおかつ大きな上昇窓の天袋を確保するため幕板がかなり広く取られたことで、正面二枚窓と相まって肩の張った独特の張り上げ屋根スタイルが形成された。裾部を丸めながらも全体は角張った断面となり、後続の10020形・14720形に比べると軽快さこそ欠くが、落ち着いた風格のあるスタイルとなっている。
内装は扉間が固定クロスシート、車端部はロングシートで、14770形と同様の設備であったが、車体寸法は不変ながら乗務員室が片側だけになったので、その分シートピッチが拡大され、ゆとりに乏しかった14770形よりも居住性を改善している。
足回りについては好成績を得た14770形のシステムを踏襲し、台車も同型の鋼板溶接軽量台車である日本車輌製造NA4Pを用いている。電装系は東洋電機製造系で、中空軸平行カルダン駆動方式のTDK-803-A 110kwモーター×4基をES-760A電動カム軸制御器で直並列抵抗制御、ブレーキ装置も電空併用電磁直通ブレーキである。
