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小学 (学問)

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小学(しょうがく、拼音: xiǎo xué)は、中国の伝統的な学問分野の一つ。経学の一分科として漢字を研究する学問[1]。「形・音・義」すなわち漢字の字形を研究する「文字学(中国語版)」と、字音を研究する「音韻学」と、字義を研究する「訓詁学」の総称にあたる[2][3]。現代でいう「中国語学」[2][4]「言語学」[5]「文献学(フィロロジー)」[6]「漢字学」[7]に近い。

解説

小学書の代表例として、字書『説文解字』、韻書『切韻』『広韻』、義書『爾雅』がある[8]。

小学の最盛期は清の考証学の時代である[8][9]。清代の小学書に、段玉裁『説文解字注(中国語版)』、顧炎武『音学五書』、王念孫『広雅疏証』などがある[3]。

「小学」という呼称は、漢代の図書目録である『漢書』芸文志(あるいはその前身の『七略』)にさかのぼる[10]。『漢書』芸文志は、初等教育機関の「小学」にちなんで漢字入門書の『史籀篇』『蒼頡篇』『急就篇』などを「小学」の書物とした[4]。「小学」を「形・音・義」の三分野とするのは、南宋の晁公武(中国語版)『郡斎読書志』が「体制・訓詁・音韻」とするのにさかのぼる[8]。

文法学にあたる分野は発達せず[2][5]、清末の馬建忠『馬氏文通』を待つことになる[2]。あるいは王引之『経伝釈詞(中国語版)』などの虚詞(中国語版)論が文法学に近い[2]。

孔子の正名思想と小学が結び付けられることもある[11][12]。

清末の章炳麟は、小学を重視するとともに、独自の言語哲学を展開した[7][13]。

四部分類では主に「経部」に「小学類」がある[14]。

脚注

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