岩塚製菓
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|
飯塚工場 | |
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 機関設計 | 監査等委員会設置会社[1] |
| 市場情報 | |
| 本社所在地 |
〒949-5414 新潟県長岡市飯塚2958 北緯37度22分59.7秒 東経138度44分53.4秒 / 北緯37.383250度 東経138.748167度座標: 北緯37度22分59.7秒 東経138度44分53.4秒 / 北緯37.383250度 東経138.748167度 |
| 設立 | 1954年4月27日 |
| 業種 | 食料品 |
| 法人番号 | 5110001023736 |
| 事業内容 | 菓子の製造販売 |
| 代表者 | |
| 資本金 | 16億3475万円 |
| 発行済株式総数 | 599万5000株 |
| 売上高 |
連結:249億54百万円 (2025年3月期) |
| 営業利益 |
連結:8億15百万円 (2025年3月期) |
| 経常利益 |
連結:39億64百万円 (2025年3月期) |
| 純利益 |
連結:29億09百万円 (2025年3月期) |
| 純資産 |
連結:679億52百万円 (2025年3月期) |
| 総資産 |
連結:911億04百万円 (2025年3月期) |
| 従業員数 |
単独:859名 連結:920名 |
| 決算期 | 3月31日 |
| 会計監査人 | 有限責任大有監査法人 |
| 主要株主 |
第四北越銀行 9.42% 岩塚製菓共栄会 5.86% 平石毅一[注釈 1] 4.34% CGML PB CLIENT ACCOUNT/COLLATERAL 4.16% 槇政男[注釈 2] 3.59% 日本カストディ銀行 3.30% MIZUHO SECURITIES ASIA LIMITED-CLIENT A/C 69250601 2.93% 槇キク 2.89% NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE FIDELITY FUNDS 2.22% 魚沼運輸 2.19% |
| 主要子会社 |
株式会社瑞花 株式会社新潟味のれん本舗 里山元気ファーム株式会社 株式会社田辺菓子舗 IWATSUKA USA Inc. |
| 関係する人物 |
平石金次郎(初代社長、創業者) 槇計作(2代社長、創業者) 丸山智(3代社長) 蔡衍明(中国旺旺社長) |
| 外部リンク | www.iwatsukaseika.co.jp |
| 特記事項:財務データは第68期(2021年3月期)有価証券報告書[3] および2022年3月期決算短信[4] より。主要株主は2021年度第2四半期報告書より[5]。 | |
岩塚製菓株式会社(いわつかせいか 英: IWATSUKA CONFECTIONERY CO.,LTD.[6])は、新潟県長岡市に本社を置く米菓の製造企業。創業者の言葉に「農産物の加工品は原料より良いものはできない」があり[7]、国産米100%使用にこだわっている。
中国旺旺との関係
1983年に創業者の一人である槇計作が、台湾旺旺[注釈 5]に米菓製造の技術指導をした経緯から[10][11]、中国旺旺(ワンワンチャイナ)[注釈 6]の5%の株を持つ大株主である[注釈 7]。所有する中国旺旺株の貸借対照表計上額は2020年3月末現在480億円を超え[12]、岩塚製菓自身の株式時価総額の倍以上にのぼる[3][13]。また、2022年度の中国旺旺からの受取配当金は42億8800万円と営業利益をはるかに超え、経常利益の大部分を占める[14]。純資産額は旺旺の株価および為替の影響を受けるため、年度ごとに大きく変動する[2]。1990年頃から、技能実習生として中国旺旺の従業員を受け入れている[15]。
連結経営指標と受取配当金の推移
| 決算期 | 売上高 (百万円) | 営業利益 (百万円) | 受取配当金 (百万円) | 経常利益 (百万円) | 純資産額 (百万円) |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012年3月 | 21,547 | - | - | 599 | 45,703 |
| 2013年3月 | 20,586 | - | - | 1,338 | 67,336 |
| 2014年3月 | 21,044 | - | - | 2,404 | 72,374 |
| 2015年3月 | 22,014 | 458 | 2,185 | 2,886 | 66,693 |
| 2016年3月 | 22,378 | 391 | 1,358 | 1,684 | 49,920 |
| 2017年3月 | 23,025 | 374 | 1,190 | 1,682 | 48,201 |
| 2018年3月 | 23,792 | 66 | 1,450 | 1,563 | 52,263 |
| 2019年3月 | 22,977 | 8 | 1,799 | 1,884 | 56,322 |
| 2020年3月 | 22,840 | 173 | 2,280 | 2,553 | 52,271 |
| 2021年3月 | 22,167 | 181 | 2,627 | 2,938 | 56,054 |
| 2022年3月 | 18,043 | △326 | 1,556 | 1,412 | 69,689 |
| 2023年3月 | 20,386 | △213 | 5,220 | 5,454 | 62,061 |
岩塚製菓はさらに中国旺旺の兄弟会社である神旺控股有限公司(San Want Holdings Ltd.)の株も5%保有している[2]。旺旺グループは食品加工のほか、多岐にわたる事業を中国本土及び台湾で行っているが、神旺控股有限公司は農業、不動産、外食産業、ホテル、医療、マスメディアなど、食品加工以外の事業を担当している[21][注釈 10]。こちらは未上場である[2]。
岩塚製菓と中国旺旺は合弁で旺旺・ジャパン株式会社を設立し、中国で生産された菓子の輸入販売を行っている。また、旺旺上海本部には、槇計作元社長の銅像が置かれており「旺旺の父」とされている[13]。
配当性向の推移
| 決算期 | 1株当たり配当額 (円) | 1株当たり当期純利益 (円) | 配当性向 (%) | 自己資本比率 (%) |
|---|---|---|---|---|
| 2012年3月 | 13 | 6.66 | 195.2 | 63.4 |
| 2013年3月 | 13 | 130.35 | 10.0 | 65.0 |
| 2014年3月 | 18 | 243.25 | 7.4 | 66.0 |
| 2015年3月 | 18 | 290.23 | 6.2 | 69.6 |
| 2016年3月 | 18 | 20.83 | 86.4 | 72.5 |
| 2017年3月 | 18 | 203.82 | 8.8 | 72.8 |
| 2018年3月 | 20 | 172.08 | 11.6 | 73.2 |
| 2019年3月 | 22 | 226.50 | 9.7 | 73.7 |
| 2020年3月 | 26 | 316.01 | 8.2 | 74.6 |
| 2021年3月 | 30 | 357.92 | 8.5 | 73.4 |
| 2022年3月 | 32 | 147.76 | 19.0 | 72.4 |
| 2023年3月 | 37 | 708.51 | 5.3 | 74.3 |
主な製品
- 煎餅 - 黒豆せんべい、黒豆せんべい醤油、味しらべ、新潟ぬれせんべい、 もち麦とごませんべい、小魚アーモンド、きなこ餅、バター餅、お子様せんべい
- あられ・おかき - 田舎のおかき、黄金揚げもち、大袖振豆もち[注釈 11]、新潟ぬれおかき、マカダミアナッツおかき、桜えびかきもち、バンザイ山椒[注釈 12][注釈 13]
- 揚げ米菓 - ふわっとやわらかえび味、ふわっと枝豆味、えび黒こしょう、えびカリ、しっとり揚げちゃいました、こんがり焼いちゃいました
※太字は主力製品[24]
製品の特色
煎餅というとパリっと硬いイメージがするが、岩塚製菓は比較的やわらかいソフトな食感を持つ商品に強い。公式ウェブサイトでは「スッととけるような口どけ、サクッとした食感」と表現されている[25]。原料にこだわりがあり、米菓大手の中で全商品に国産米を100%使用している企業は岩塚製菓、もち吉、丸彦製菓の3社だけである[9][26]。
個包装の煎餅を販売した先駆けでもある[27]。環境省が推進するプラスチック・スマートキャンペーンに参加しており、2020年9月にはプラスチック等の包材を約3割削減した商品を発売した[28]。
沿革
- 1947年(昭和22年)- 平石金次郎、槇計作が共同で新潟県三島郡岩塚村大字飯塚十楽寺(現在の長岡市飯塚)[注釈 14] において岩塚農産加工場を創立。
- 1954年(昭和29年)4月 - 組織を株式会社化し、「株式会社岩塚農産加工場」とする。
- 1959年(昭和34年) - 最初の米菓「苑月焼」を製造販売[8]。
- 1960年(昭和35年)11月 - 商号を現在の「岩塚製菓株式会社」とする。
- 1961年(昭和36年)5月 - 東京営業所開設。
- 1963年(昭和38年)1月 - 旧岩塚中学校跡地および建物を取得し、本社工場とする。
- 1964年(昭和39年)3月 - 大阪営業所開設。
- 1966年(昭和41年)- 「お子様せんべい」発売[8]。
- 1972年(昭和47年)8月 - 中沢工場建設。
- 1976年(昭和51年)- 「味しらべ」発売[29]。
- 1980年(昭和55年)10月 - 沢下条東工場(沢下条第二工場)建設。
- 1981年(昭和56年)9月 - 沢下条西工場(沢下条第三工場)建設。
- 1983年(昭和58年)1月 - 台湾の宜蘭食品工業股份有限公司(現在の旺旺集団)と提携[8]。
- 1989年(平成元年)10月 - 日本証券業協会(現在のJASDAQ)に店頭銘柄として登録、株式公開。
- 1990年(平成2年)11月 - 北海道に千歳工場を建設。
- 1994年(平成6年)2月 - 沢下条中央棟(沢下条第一工場)建設。
- 1997年(平成9年)11月 - 沢下条第四工場建設。
- 2004年(平成16年)
- 1月 - 長岡市南陽に長岡工場取得。
- 12月 - ジャスダック証券取引所に株式を上場。
- 2005年(平成17年)
- 本社所在地を新潟県長岡市浦に移転。
- 11月 - 飯塚新工場建設。
- 2007年(平成19年)11月 - 旧飯塚工場(旧本社工場)閉鎖。
- 2018年(平成30年)
- 千歳工場を北海道工場に呼称変更。
- 11月 - 北米市場に向けた事業展開を図ることを目的に「IWATSUKA USA Inc.」を100%出資により設立。
- 2020年(令和2年)12月 - 大雪による関越自動車道通行止めの際、配送ドライバーが周囲の車両に輸送中の煎餅を配りSNSで話題となった[30]。
- 2021年(令和3年)
- 2022年(令和4年)4月4日 - ジャスダックよりスタンダード市場へ市場変更[33]。
歴代社長
事業所
本社
- 本社(新潟県長岡市飯塚2958)
工場
- 沢下条(第1、第2、第3、第4)工場(新潟県長岡市沢下条丙916-19) - 従業員:443人、臨時従業員:9人。
- BEIKA Lab(新潟県長岡市沢下条丙)[34] - 従業員:29人。R&D・Mセンターを併設し、生産しながら商品開発を行う工場。
- 飯塚工場(新潟県長岡市飯塚2958) - 従業員:54人、里山元気ファーム岩塚直売店併設[35][36]。
- 長岡工場(新潟県長岡市南陽1丁目1027-4) - 従業員:79人、臨時従業員:2人、新潟味のれん本舗が所在。
- 北海道工場(北海道千歳市泉沢1007-117) - 従業員:34人、臨時従業員:1人。
支店
北海道支店、東北支店、信越支店、東京東支店、東京西支店、広域第一支店、広域第二支店、中部支店、関西支店、中四国支店、九州支店
営業所
北海道営業所、盛岡営業所、仙台営業所、新潟営業所、松本営業所、東京東第一営業所、東京東第二営業所、千葉営業所、東京西第一営業所、東京西第二営業所、横浜営業所、名古屋第一営業所、名古屋第二営業所、金沢営業所、大阪第一営業所、大阪第二営業所、中四国第一営業所、中四国第二営業所、福岡営業所
直営店
グループ会社
広報活動
社会貢献
テレビ番組
- 日経スペシャル カンブリア宮殿 米所・新潟のせんべい集団!執念のモノづくりに迫る(2023年2月16日、テレビ東京)- 岩塚製菓 社長 槇春夫出演[41][42]。