弦巻
東京都世田谷区の町名
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地理
歴史
古くは吉良家の領地であり、一丁目の常在寺は吉良頼康の側室であった常盤が開いたもの、三丁目の実相院(世田谷百景)は吉良氏朝が開いた。
地名の由来
「弦巻」の由来は諸説あり、これと言った決め手に欠く。一説に武将(源義家あるいは北条氏など)が弓弦をはずした、あるいは巻いた場所であるという。他には、水流(つる)が渦巻く場所など。しかし、弦巻は世田谷区内でも、ほぼ最高地点に近い台地である。一方で土地に起伏もあり、今は多くが暗渠となったが、小さな川もある。
弦巻という名は14世紀後半に初めて見える。永和2年(1376年)、吉良治家寄進状(鎌倉鶴岡八幡宮蔵)に「絃巻」(弦でなく絃の字)という地名が出てくる。江戸時代初期に荏原郡弦巻村として成立。1966年(昭和41年)の住居表示で今の形となる。
町名の変遷
| 実施後 | 実施年月日 | 実施前(各町名ともその一部) |
|---|---|---|
| 弦巻一丁目 | 1966年10月1日 | 弦巻町1、弦巻町2、上馬町2の各一部 |
| 弦巻二丁目 | 弦巻町1、弦巻町2、上馬町3の各一部 | |
| 弦巻三丁目 | 弦巻町2、弦巻町3の各一部 | |
| 弦巻四丁目 | 弦巻町2、弦巻町3の各一部 | |
| 弦巻五丁目 | 世田谷4の全部と弦巻町2、弦巻町3、世田谷1、新町3の各一部 | |
世帯数と人口
学区
区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2024年8月時点)[11]。
| 丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
|---|---|---|---|
| 弦巻一丁目 | 1~5番 | 世田谷区立弦巻小学校 | 世田谷区立駒沢中学校 |
| 6〜52番 | 世田谷区立弦巻中学校 | ||
| 弦巻二丁目 | 全域 | ||
| 弦巻三丁目 | 全域 | 世田谷区立松丘小学校 | |
| 弦巻四丁目 | 全域 | ||
| 弦巻五丁目 | 全域 |
交通
鉄道
- エイトライナー ーーー 同地区を対象とした路線構想
バス
東急バスが域内を通る。四丁目には東急バス弦巻営業所があり、営業所から渋谷駅(渋05系統)、都立大学駅北口を経て目黒駅(黒07系統)への路線がある。また、便数は少ないが営業所発着の出入庫便も存在する(都立大学駅北口・成城学園前駅=ともに都立01系統、五反田駅=反11系統)。駒沢公園通りには等々力駅と祖師ヶ谷大蔵駅・梅ヶ丘駅を結ぶ路線(等11・13系統)が走る。
道路
- 旧大山道
- 弦巻通り
- 教育センター通り(東京都道427号瀬田貫井線の一部/補助128号線)
- 弦巻を南北に縦断する二車線道路。世田谷通りと、国道246号から桜新町を通り用賀へ向かう「玉川通り旧道」を結ぶ。世田谷区教育センター(世田谷区立中央図書館 ・郷土学習室・プラネタリウム他)と世田谷区立松丘小学校があり、世田谷区の初等公教育の中心地になっている。教育センターの向かいは東急バス弦巻営業所となる。
- 駒留通り
- 弦巻と世田谷を分ける道路である。東側は駒留陸橋で環七および弦巻通りと交差する。
- 駒沢公園通り
- 等々力から駒沢を経て世田谷駅前まで南北に続く通り。
事業所
施設
- 世田谷区立弦巻中学校
- 世田谷区立弦巻小学校
- 世田谷区立松丘小学校
- 世田谷区立松丘幼稚園
- 世田谷区立弦巻保育園
- 世田谷区立東弦巻保育園
- 世田谷区立西弦巻保育園
- 教育センター - プラネタリウム、郷土学習室、喫茶店、資料館などがある
- 世田谷区立中央図書館 - 世田谷区内最大。蔵書42万冊余は東京都内の区立図書館中、第5位。
- 弦巻郵便局
- 弦巻区民センター
- 弦巻区民集会所
- 弦巻児童館
- 向井潤吉アトリエ館(世田谷美術館分館)
- 弦巻中学校トレーニングルーム
- 弦巻どんぐり山公園など、大きくはないが、区立の公園・広場・遊び場が点在。
- 弦巻神社
- 実相院 (世田谷区)
- 常在寺 (世田谷区)
- 駒沢給水所がある。
