料理物語
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物語として伝聞されてきた料理法などをまとめ、寛永20年(1643年)に刊行されたものが底本とされる。後書きには「武蔵国狭山に於いて書く」との記述があるが、上方言葉が使われており著者の詳細は不明[2]。大阪出身で京都に住む商人が書いた[3]、著名な料理人が後進のために書いた[2]などと推定されている。
また寛永13年2月5日(1636年3月12日)の日付が残る手書きの版もあり、これが刊本の原型になり、狭山で原稿を整理し完成させたとも考えられる[3]。このほか、『雑芸叢書』などで慶長版の存在に触れられているが、その所在は確認されていない[1]。寛永20年(1643年)の出版後は幅広く読まれ、寛文4年(1663年)までに7種の異版が出ている。料理の知識が広く一般に普及するきっかけになったとされる。