本町 (中野区)
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中野区のほぼ中央部に位置する。町域の東部と南部は神田川に接しており、東部は川を境に新宿区西新宿に接し、南部は中野区弥生町に接する。北部は青梅街道を境に中野区中央に、西部は杉並区和田に、それぞれ接している。町域内を中野通りと山手通りが縦貫している。
東京23区内には「本町」と称する町域が複数存在し、特に近接して渋谷区の本町(ほんまち)があるため、混乱を防ぐため、当地所在の店舗名などに用いられる際は「中野本町」(なかのほんちょう)と区の名前を付しているケースも見られる。町域内は主に住宅地として利用される。いわゆる木賃ベルト地帯の一角でもあり、一戸建てのほかマンションやアパートも見られ、一人暮らしをしている若年層の住民も見られる。
東中野には青梅街道沿いに丸ノ内線の中野坂上駅と新中野駅がある。中野坂上駅の交差点付近は、2000年頃の再開発により当地や隣接する中野区中央に、オフィスが入った高層ビルが立ち並ぶようになり、交差点付近は以前に比べて景観も変わった。青梅街道沿いは、中野区内でも古くから人の往来があった場所でもあり、新中野駅には鍋屋横丁と呼ばれる古くからの商店街がある。また、当地は新宿駅からも比較的近く、青梅街道沿いにはオフィスビルも見られる。
地理
この地域は武蔵野台地の中央部に位置する。
中野区の南東部では、東進してきた神田川が北上し、桃園川(現在は暗渠化)が合流している。この2つの川により舌状台地が形成され、これを中野台地と呼ぶ。
この台地は東西に平坦で、青梅街道が走っている。この街道の北側と大久保通り(桃園川沿いを並走する道)の間が「中央」、街道の南側と神田川の間が「本町」である。
「本町」は更に、「台地の上の部分」「南側斜面および神田川沿い」の2つに分けられる。前者は青梅街道沿いにオフィスビル、商業施設、マンションなどが立ち並ぶ。街道の裏手は住宅地となっている。後者も住宅地であるが、学校用地としての利用が特徴的である。
- 中野坂上駅1番出入口の標高は33.9m
地価
住宅地の地価は、2025年(令和7年)1月1日の公示地価によれば、本町2-13-13の地点で76万8000円/m2となっている[5]。
歴史
世帯数と人口
2023年(令和5年)1月1日現在(東京都発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
| 丁目 | 世帯数 | 人口 |
|---|---|---|
| 本町一丁目 | 2,368世帯 | 3,685人 |
| 本町二丁目 | 2,982世帯 | 4,492人 |
| 本町三丁目 | 3,721世帯 | 5,467人 |
| 本町四丁目 | 4,893世帯 | 7,174人 |
| 本町五丁目 | 2,589世帯 | 3,808人 |
| 本町六丁目 | 3,213世帯 | 4,851人 |
| 計 | 19,766世帯 | 29,477人 |
人口の変遷
国勢調査による人口の推移。
| 年 | 人口 |
|---|---|
| 1995年(平成7年)[6] | 26,229 |
| 2000年(平成12年)[7] | 26,835 |
| 2005年(平成17年)[8] | 27,482 |
| 2010年(平成22年)[9] | 28,136 |
| 2015年(平成27年)[10] | 29,410 |
| 2020年(令和2年)[11] | 30,885 |
世帯数の変遷
国勢調査による世帯数の推移。
| 年 | 世帯数 |
|---|---|
| 1995年(平成7年)[6] | 13,894 |
| 2000年(平成12年)[7] | 15,248 |
| 2005年(平成17年)[8] | 16,242 |
| 2010年(平成22年)[9] | 17,546 |
| 2015年(平成27年)[10] | 18,638 |
| 2020年(令和2年)[11] | 20,160 |
学区
区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2024年4月現在)[12]。
| 丁目 | 番・番地等 | 小学校 | 中学校 |
|---|---|---|---|
| 本町一丁目 | 全域 | 中野区立中野第一小学校 | 中野区立第二中学校 |
| 本町二丁目 | 全域 | ||
| 本町三丁目 | 全域 | ||
| 本町四丁目 | 全域 | 中野区立中野本郷小学校 | |
| 本町五丁目 | 全域 | ||
| 本町六丁目 | 全域 |
事業所
2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[13]。
| 丁目 | 事業所数 | 従業員数 |
|---|---|---|
| 本町一丁目 | 184事業所 | 4,903人 |
| 本町二丁目 | 262事業所 | 6,301人 |
| 本町三丁目 | 211事業所 | 2,088人 |
| 本町四丁目 | 324事業所 | 3,153人 |
| 本町五丁目 | 119事業所 | 1,301人 |
| 本町六丁目 | 180事業所 | 1,363人 |
| 計 | 1,280事業所 | 19,109人 |
事業者数の変遷
経済センサスによる事業所数の推移。
| 年 | 事業者数 |
|---|---|
| 2016年(平成28年)[14] | 1,244 |
| 2021年(令和3年)[13] | 1,280 |
従業員数の変遷
経済センサスによる従業員数の推移。
| 年 | 従業員数 |
|---|---|
| 2016年(平成28年)[14] | 18,487 |
| 2021年(令和3年)[13] | 19,109 |
主な企業
施設
公共機関等
- 日本司法支援センター - ハーモニータワー内にある法務省所管の準独立行政法人。
宗教施設

かつて存在した施設等
- TENGA - 1丁目の山手通り沿いに本社があったが、2017年に港区三田に移転した。
- 貴乃花部屋 - 1982年に中野新橋駅そばに設立。継承時に藤島部屋→二子山部屋→貴乃花部屋と改称した。2016年に江東区新砂に移転、2018年に部屋自体が消滅となった。
- さいとう・プロダクション - さいとう・たかをの漫画製作プロダクション。国分寺市での設立後、都心進出のため中野・十貫坂(本町6丁目)へ移転、更に中野1丁目の大久保通り沿いの自社ビルに移転した。
- 勁文社 - 「ケイブンシャの大百科」で知られた出版社。3丁目にあったが、2002年に倒産した。
名所・旧跡
名物
ゆかりの人物
出来事
- 光クラブ事件 - 戦後間もない頃に東大生らが関わった経済事件。クラブの本社が鍋屋横丁にあった。
