松下久道
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研究業績
終始一貫して石炭地質学の教育と研究に尽くし、調査研究対象は、樺太・中国・インドネシアなどの諸地域の炭田に及び、国内では九州の古第三系夾炭層の層序と地質構造の究明に最も力を注いだ。1949年に西日本文化賞受賞。一方では、炭鉱の坑内水や地下水に関連する水理地質学的研究を進め、九州地方・山口県などの各地の温泉開発にも指導的役割を果たした。その功績に対して長崎県および島原市から支援の申し出があり、1962年に九州大学理学部付属として島原火山温泉研究所が創設された。1971〜72年には名称変更になった島原火山観測所の所長を勤めた。この観測所は1984年に島原地震火山観測所と改称されたが、これが1990年11月の雲仙普賢岳の噴火予知と火山地質学・災害対策研究の礎になった。