松平近正
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逸話
- 『新著聞集』に近正が、従兄弟の葬儀に参加した際に、遺骸を奪おうと現れた火車の腕を切り落とした話が記されている。火車の腕を切った藤嶋友重の刀(火車切)と火車の爪は、近正の孫娘(長男一生の娘)が、諏訪頼雄に嫁ぐ際の婚礼の引出物となり、諏訪図書家の家宝となる。
- 家康が会津征伐に出る際、鳥居元忠に「わしは手勢不足のため、伏見に残す人数は3000ばかり。そなたには苦労をかける」と言ったところ「そうは思いませぬ。天下の無事のためならば自分と松平近正両人で事足ります。将来殿が天下を取るには一人でも多くの家臣が必要でございます。もし変事があって大坂方の大軍が包囲した時は城に火をかけ討死するほかないから、人数を多くこの城に残すことは無駄であるため、一人でも多くの家臣を城からお連れ下さい」と答えたと伝わり、元忠から頼りにされていたという。[1]