林浩平
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これまでに刊行した3冊の詩集において、一貫して平明な日本語で清冽な抒情を有する詩世界を描き続けており、喩が肥大したために閉塞した、いわゆる「現代詩」とは一定の距離を置いて詩作している。
文学や詩の分野以外でも旺盛に批評活動を行っている。現代アートに関心を持つ林は、俳誌「白茅〔はくぼう〕」で「アート・スパイラル・ノート」という連載エッセイを担当して、これまでにサイ・トゥオンブリー、バルテュス、ボルタンスキー、ジョセフ・クーデルカ、加納光於、若林奮、イケムラレイコ、鴻池朋子、福田尚代などを論じた。またコンテンポラリー・ダンスの舞台にもよく足を運び、「ダンスマガジン」誌にピナ・バウシュ、ローザス、勅使川原三郎などのダンス作品の舞台評を綴ることもある。舞踏系のダンサーである笠井叡や山崎広太らとは親しく交友している。さらに近年ではロック評論家として、ロックバンドを特集するムック「文藝別冊」などにキング・クリムゾン論やELP論、レッド・ツェッペリン論などを寄せるほか、大学でもロック論の講座を担当する。
過去にはNHKのディレクターだった関係から、退職後も教養系のテレビ番組の企画や演出、司会を数多く手がけてきた。吉増剛造のドキュメンタリーや俳句・舞踏の番組などの演出の仕事もした。また美術館の企画展の立案にも関わり、これまでに愛媛県の町立久万美術館での彫刻家・森堯茂展や、東京国立近代美術館での吉増剛造展に協力した。 趣味としてだが、アマチュアのロックバンドではベースとヴォーカルを受け持つほか、草サッカーチームでもプレーする。
出演番組
文学活動
詩集
- 天使(書肆山田、1988)
- 光の揺れる庭で(書肆山田、1998)
- 心のどこにもうたが消えたときの哀歌(書肆山田、2010)