天暦9年(955年)7月17日、4歳で伊勢斎宮に卜定された。天徳元年(957年)9月、伊勢に向けて群行。旅立つ幼い娘に向けて、父村上天皇が詠んだ歌が2首伝わっている.
- 思ふ事なるといふなる鈴鹿山 越えてうれしき境とぞきく[1]
- 君が世を長月とだに思はずば いかに別のかなしからまし[2]
また長奉送使として群行に付き添った大叔父の藤原朝忠[3]は、帰京に際し次の1首を詠んだ。
- よろづ世の始とけふをいのりおきて 今行末は神ぞしるらむ[4]
康保4年(967年)5月25日、村上天皇崩御により退下。在任12年。長徳4年(998年)9月16日薨去。47歳。