橋本麻里
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小説家の高橋源一郎[2]を父として神奈川県鎌倉市で生まれる。国際基督教大学教養学部卒業後、草月出版に入社し、現代美術会員誌の編集者として勤務したのち、フリーのライター・編集者となる。2011年の東日本大震災のさいに各種報道や専門家の見解をツイッターで整理・発信する独自の編集能力が広く注目を集め、2015年にはSNSとの連携をうたうNHKの情報番組『NEWSWEB』で1年間レギュラー出演者となった[3]。以後、新聞・雑誌への寄稿のほかNHKを中心に美術番組の解説などでも幅広く活動するようになる[4]。
明治学院大学非常勤講師(日本美術史)などを経て2016年4月より永青文庫副館長[5]をつとめた。
評論・執筆活動は日本の古美術から現代アートまで様々な分野を対象とし、『BRUTUS』などでフリー編集者として特集企画を担当することも多い[6]。高等学校美術教科書(日本文教出版)の編集・執筆も手がけている[7]。『AERA』『和樂』『芸術新潮』 など一般メディアに寄稿するほか、教科書や美術全集など学術・教育分野での執筆も行う[6]。またロンドンのジャパン・ハウスで組紐展が開催されたさいキュレーターを務めるなど、美術展キュレーションの分野でも活動を続ける[8]。
2023年4月には、現代美術家の杉本博司が収集した美術品を主に展示する「柑橘山美術館」準備室長に就任したことが発表された[9]。
著作
単著
- 日本の国宝100(2011年4月、幻冬舎〈幻冬舎新書〉)ISBN 978-4344982086
- webマガジン幻冬舎連載の書籍化。
- 変り兜: 戦国のCOOL DESIGN(2013年9月、新潮社〈とんぼの本〉)ISBN 978-4-10-602249-4
- 京都で日本美術をみる 京都国立博物館(2014年10月、集英社クリエイティブ)ISBN 978-4420310703
- 橋本麻里の美術でたどる日本の歴史(汐文社)
- 古代 縄文・弥生・古墳・飛鳥・奈良・平安(2015年8月)ISBN 978-4811321233
- 中世 鎌倉・南北朝・室町・安土桃山(2016年3月)ISBN 978-4811321257
- 近世・近代 江戸・明治・大正・昭和(2016年4月)ISBN 978-4811321257
- かざる日本(岩波書店、2021)ISBN 978-4000615105
共著
- 「家族」を探して『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』オフィシャルシネマブック(構成・文・橋本麻里、写真・長島有里枝、2007年3月、扶桑社)ISBN 978-4594053499
- Casa BRUTUS特別編集 ニッポンの老舗デザイン(マガジンハウス・編、文・橋本麻里、写真・久家靖秀、2011年2月、マガジンハウス)ISBN 978-4838786404
- 浮世絵入門 恋する春画(橋本治・早川聞多・赤間亮と共著、2011年6月、新潮社〈とんぼの本〉)ISBN 978-4106022197
- 運慶-リアルを超えた天才仏師-(山本勉・みうらじゅん・ヤノベケンジと共著、2012年7月27日、新潮社〈とんぼの本〉)ISBN 978-4-10-602233-3
- チェーザレ・ボルジアを知っていますか?(惣領冬実、原基晶、モーニング編集部と共同監修、2013年8月29日、講談社)ISBN 978-4-06-218284-3
- ShungArt(早川聞多監修、2015年9月17日、小学館)ISBN 978-4096822098
- 驚くべき日本美術(山下裕二と共著、2015年10月26日、集英社インターナショナル〈知のトレッキング叢書〉)ISBN 978-4797672879
- 図書館を建てる、図書館で暮らす : 本のための家づくり(山本貴光共著、2024年12月、新潮社)
教科用図書
日本文教出版発行。すべて著作者の1人として参加。
そのほか
- 山下裕二編『日本美術全集 第20巻:日本美術の現在・未来(1996〜現在)』小学館、2016 作品解説など
- 『BRUTUS』2020.1.11号〈刀剣乱舞〉特集号