武蔵野市立自然の村

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武蔵野市立自然の村への正面アプローチ
正面アプローチと屋根岩
地図

武蔵野市立自然の村(むさしのしりつ しぜんのむら)は、長野県南佐久郡川上村にある東京都武蔵野市の野外活動施設。

1982年7月、青少年向けキャンプ事業「むさしのジャンボリー」を行うための施設として長野県南佐久郡川上村に開所した[1]。それ以前のジャンボリーは神奈川県愛甲郡清川村の施設を借りて行われていたが(第3回 - 第9回)、宮ヶ瀬ダムの建設で使えなくなったため、自前の施設を整備する方針となった[2]。当初の名称は「少年自然の村」であり、子どもたちの「体験不足」に対する問題意識から1960年代以降に各地で生まれた「少年自然の家」という位置づけだった[3]。その後、1984年に現在の名前に改称され、一般市民の利用にも供されるようになった[4]

川上村は東京西郊の自治体にとって比較的アクセスしやすいため、同じ時期に町田市三鷹市によっても同趣旨[注釈 1]の施設が建設されている[5]。また本施設がきっかけで友好都市となった川上村[6]とは、災害時の相互支援[7]金峰山の開山祭[8]、野菜の直売[9]、武蔵野市が交流しているルーマニアの音楽団の演奏会[10]などの事業を通じて、協力関係を深めている。

施設が立地するのは長野県山梨県の境界にある金峰山(2599 m)の北麓で、千曲川(信濃川)の源流も近くにある。広々とした森のなかにはキャビンやハイキングコース、天体観望棟などさまざまな施設が点在し、小川も流れている[11]

  • 武蔵野市立自然の村のキャビン地区
    村内のキャビン地区
    中央棟 - 木造2階建ての「ログハウス風」の宿泊施設。食堂、多目的ホール、浴場のほかに計8室の客室があり、最大54人の宿泊ができる[12]
  • キャビン棟 - 1棟5人から14人が宿泊できる「山小屋風」の宿泊施設。計22棟あり、最大170人宿泊可能。
  • 炊事場 - 飯ごうすいさんができるかまどや、調理台、洗い場を備えた屋根付きの施設。4か所ある。
  • 多目的広場 - サッカーコート半面ほどの屋根付きスペース。雨天時のレクリエーションに利用できる。
  • キャンプファイヤー場&広場 - 「太陽の広場」「星の広場」という2つの広場がある。
  • 武蔵野市立自然の村にある太陽の広場と天体施設
    太陽の広場と天体施設
    天体施設 - 口径50センチの大型望遠鏡がある。開閉式の屋根があり、都市光のない夜空を見ることができる[注釈 2]

プログラム

むさしのしジャンボリー

武蔵野市立自然の村を流れる沢
村内を流れる沢

野外教育を通じた青少年の健やかな育成を目的として、市内の小学4〜6年生を対象とした「むさしのジャンボリー」というキャンプ事業が夏に開催されている[13]1972年の第1回は富士山裾野の朝霧高原で行われたが[14]、1982年の第11回からは当地で実施されるようになり[15]2025年で50回目を迎えた[16][注釈 3]

野外アクティビティ

年間を通して、自然観察天体観望アウトドアスポーツキャンプ登山ハイキングなどのアクティビティの場として利用されている[17]。シンガー・ソングライターのみなみらんぼうは「行政主導の登山の会は、たくさんありそうで実際はとても少ない」[18]と言って、本施設を活用した行政の取り組みを評価している。

交通アクセス

施設周辺

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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