求安録 From Wikipedia, the free encyclopedia 『求安録』(きゅうあんろく)は、無教会派の創始者内村鑑三の代表的な著作である。『基督信徒の慰』の後編のように書かれた著作である。多くの文化人に影響を与えた。 『基督信徒の慰』が書かれた直後に執筆された。1891年から1893年の大阪時代にほぼ完成し、1893年8月の熊本時代の終わり頃に出版された。 内容 内村の作品の中ではもっとも理論的な著書の一つである。上部と下部の2部構成であり、「上の部」は「罪を犯し歎じ、歎じて怖れ、怖れて失望し、失望して同じ罪を犯す。」という人間の矛盾した姿と、その矛盾から起こる苦しみより逃れために人間が発明した技術(脱罪術)が述べられている。リバイバル、学問、資源の研究、慈善活動、神学研究などである。「下の部」で神によって供えられた救いが書かれている。それは、神の独り子をそのままに信じることであると述べられている。 参考文献 関根正雄『内村鑑三』清水書院、1967年 鈴木範久『内村鑑三』岩波書店、1983年 表話編歴内村鑑三(無教会主義)人物 内村鑑三 · 静子 · ルツ子 · 祐之 · 美代子 · 南原繁 · 矢内原忠雄 · 畔上賢造 · 坂田祐 · 斎藤宗次郎 · 塚本虎二 · 中村勝己 · 高谷道男 · 藤井武 · 鈴木弼美 · 関根正雄 · 星野鉄男 · 三谷隆正 · 松田享爾 歴史 札幌バンド(1877-1881) · 不敬事件(1891) · 東京独立雑誌(1898-1900) · 夏期講談会(1900-1902) · 聖書之研究(1900-1930) · モアブ婦人会(1913-) · 角筈聖書研究会(1902-1930) · 教友会(1905-1918) · 今井館(1906-) · 柏会(1909-1916) · 白雨会(1911-1918) · 柏木兄弟団(1918-1921) · 再臨運動(1918-1919) · 洗足会(1923-) 著作 基督信徒の慰(1893) · 求安録(1893) · 余は如何にして基督信徒となりし乎(1895) その他 基督教独立学園高等学校 · キリスト教愛真高等学校 · 愛農学園農業高等学校 キリスト教 ポータル Related Articles