Wikiwand AI

池内沙織

日本共産党所属の政治家、元衆議院議員(1982 -) From Wikipedia, the free encyclopedia

池内 沙織(いけうち さおり、1982年〈昭和57年〉9月15日[2] - )は、日本の政治家。日本共産党所属の元衆議院議員(1期)。選挙運動などでは池内さおりの表記を使う。

生年月日 (1982-09-15) 1982年9月15日(44歳)
前職 日本民主青年同盟専従
日本民主青年同盟東京都委員会副委員長
概要 生年月日, 出生地 ...
池内 沙織
いけうち さおり
生年月日 (1982-09-15) 1982年9月15日(44歳)
出生地 日本の旗 日本 愛媛県松山市
出身校 中央大学法学部
前職 日本民主青年同盟専従
日本民主青年同盟東京都委員会副委員長
現職 日本共産党東京都委員会青年学生部員
日本共産党中央委員
所属政党 日本共産党
称号 学士(法学)
配偶者 有
選挙区 比例東京ブロック(東京12区)
当選回数 1回
在任期間 2014年12月19日[1] - 2017年9月28日
テンプレートを表示
閉じる

経歴

愛媛県松山市に生まれる。両親は飲食店を営んでいた[3]。小中学校ではバスケットボール部に所属[4]。2001年3月、愛媛県立松山東高等学校卒業。同年4月に中央大学法学部法律学科に入学し、法律を学びながら仲間とロックバンドを結成し、ヴォーカルとしてライブ活動をしていた[4]。

民青加盟・共産党入党

中央大学在学中に日本共産党学生党員であった友人に誘われて、日本民主青年同盟(民青同盟)に加盟した。2003年2月、21歳のときにその友人の紹介で、小林多喜二を描いた三浦綾子の小説『母』を読む。そこから小林多喜二を知り、「党員作家、小林多喜二の生きざまに感銘を受け」、日本共産党に入党した[3][4]。

民青専従時代

2006年3月に大学を卒業後、民青同盟東京都委員会所属の専従活動家となる。同年12月に東京都委員会副委員長となった[4]。

2009年の第45回衆議院議員総選挙に東京12区より出馬し落選(31,475票,得票率11.98%)[5][6]。

2012年の第46回衆議院議員総選挙に東京12区(比例東京ブロックとの重複立候補)より出馬し、小選挙区と比例区共に落選した(41,934票,得票率18.91%,惜敗率36.77%。比例区484,365票,得票率7.41%)[7][8]。

2013年の第23回参議院議員通常選挙に参議院比例区より出馬し落選した(個人票6,387。政党票5,154,055,得票率9.68%)[9]。

衆議院議員時代

2014年の第47回衆議院議員総選挙に東京12区(比例東京ブロックとの重複立候補)より出馬。同選挙区は公明党の太田昭宏、生活の党の青木愛、次世代の党の田母神俊雄らが出馬し乱戦となった。小選挙区では太田に敗れたが(44,721票,得票率21.04%,惜敗率50.53%)[10]、比例東京ブロックにて初当選した(885,927票,得票率15.37%)[11][12]。

2015年8月15日に在日本大韓民国民団の第70回光復節に出席した[13]。

落選後

2017年の第48回衆議院議員総選挙では小選挙区(東京12区・比例東京ブロックとの重複立候補)で落選し、比例復活もできず議席を失った[14]。

2020年1月、日本共産党第28回大会において、193人の党中央委員の1人に選出された[15]。

2021年の第49回衆議院議員総選挙では小選挙区(東京12区・比例東京ブロックとの重複立候補)で落選し、比例復活もできなかった[16][17]。

2023年6月、「今の私の体の状態では過酷な総選挙を候補者として走り切るのは無理がある」ため「次期総選挙に立候補しない」と自身のwebサイトで発表した[18]。

2024年2月以降は、大阪府にある日本共産党近畿ブロック事務所で活動している[19]。

政策・主張

憲法

  • 憲法第9条の改憲について、2014年のアンケートで「反対」と回答[22]。9条への自衛隊の明記について、2021年のアンケートで「反対」と回答[23]。
  • 憲法を改正し緊急事態条項を設けることについて、2021年の毎日新聞社のアンケートで「反対」と回答[24]。

外交・安全保障

  • 安全保障関連法の成立について、2017年のアンケートで「評価しない」と回答[20]。
  • 「他国からの攻撃が予想される場合には敵基地攻撃もためらうべきではない」との問題提起に対し、2017年、2021年のアンケートで「反対」と回答[20][21]。
  • 「北朝鮮に対しては対話よりも圧力を優先すべきだ」との問題提起に対し、2017年、2021年のアンケートで「反対」と回答[20][21]。
  • 普天間基地の辺野古移設について、2021年のアンケートで「反対」と回答[21]。

ジェンダー

  • LGBTの差別解消を公約の一つに掲げ、レインボーをイメージカラーとしている[25]。2015年3月5日、初めての国会質問で性的マイノリティーについて質疑を行った[26][27][28]。
  • 選択的夫婦別姓制度の導入について、2017年、2021年のアンケートで「賛成」と回答[20][21]。
  • 同性婚を可能とする法改正について、2017年、2021年のアンケートで「賛成」と回答[20][21]。
  • 「LGBTなど性的少数者をめぐる理解増進法案を早期に成立させるべきか」との問題提起に対し、2021年のアンケートで「賛成」と回答[21]。
  • クオータ制の導入について、2021年のアンケートで「賛成」と回答[23]。

その他

不祥事・批判

安倍晋三首相への揶揄パフォーマンス

2014年11月に開催された日本共産党のイベント「赤旗まつり」で、安倍晋三首相の顔写真にアドルフ・ヒトラー風の髭を描き加えてドラムに貼り付け、そのドラムを叩くパフォーマンスを行った[35][36]。

このパフォーマンスに対して同党の参議院議員である吉良佳子はTwitter(現・X)に「ドラムレクチャーなう」と、池内本人も「熱く盛り上がりました!これからも叩くぞー!!!」などと投稿した。これらに対してインターネットでは、やり過ぎだという批判も集まった[36]。ネットメディアのJ-CASTの取材に対して日本共産党の広報部は、「表現の自由」であるとして問題視しない方針を表明した[36]。

ISILによる日本人拘束事件への発言

2014年に発生したイスラム過激派組織ISILによる日本人拘束事件では、拘束された日本人男性2名のうち1名の殺害画像が2015年1月24日にネット上に公開された。これに対して安倍晋三首相が会見で「言語道断、許し難い暴挙」と述べたことを受け、池内は翌25日に

「こんなにも許せないと心の底から思った政権はない。『ゴンゴドウダン』などと、壊れたテープレコーダーの様に繰り返し、国の内外で命を軽んじ続ける安倍政権。安倍政権の存続こそ、言語道断。本当に悲しく、やりきれない夜。眠れない」

と、Twitterに投稿した[37]。

ISILの日本人拘束・殺害行為には触れずに安倍政権のみを批判したこの投稿に対して、読者から様々な批判コメントが寄せられ、まもなく該当メッセージは削除された。当初、池内は削除理由を明らかにしていなかったが[38][39]、1月26日に「今の時期に昨日のようなツイートは不適切だと考え削除しました。お詫びいたします。」とTwitterに投稿した。同日には、日本共産党の志位和夫委員長も池内の投稿に対して「政府が全力で取り組んでいるさなかだ。いま、あのような形で発信するのは不適切だ」と記者会見で苦言を呈していた[37]。

高市早苗首相への「現地妻」発言

2025年10月に訪日したアメリカ合衆国大統領ドナルド・トランプへの高市早苗首相の対応について、池内は10月30日にX上で

「高市氏をみながら、「現地妻」という悲しい言葉を思い出す。深刻[40]」

などと評じた。これに対して、「性暴力被害者の会」代表でジャーナリストの郡司真子などインターネット上から「女性蔑視」「度を超えている」などの指摘が相次いだ[41][42][43]。

池内は11月4日にXで「高市総理を現地妻であるなどということを意図して書いたものではありませんでしたが、誤解を招く表現であったことをお詫びいたします」と釈明したが、この「誤解」という表現に対して「誰も誤解していない」「発言の責任を受け取った側に転嫁」などの批判を再び集めた[44][45]。

人物・発言

衆院選初当選に際して

赤旗国民運動部のTwitterによれば、池内の当選後の第一声は「待ってろ安倍!」だったとし、次いで落ち着いてから「歴史と向き合う日本にしたい。レイシズムは許さない」と表明[46]。2014年12月17日、『生放送!とことん共産党』において東京12区は対立軸の鮮明な面白い選挙区だったと語った[47][48]。

出演

著作・寄稿

脚注

関連項目

外部リンク

Related Articles

Timelines

Top Qs

Fact Checks